マイクロジギングの仕掛けと釣り方ポイント

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一口サイズのマイクロジグは万能タイプ

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マイクロジグ各種

マイクロジグ各種など

 近年耳にされる釣り方として、マイクロジギングというのが出てきました。
私も、昨年から始めてみましたが、なかなか面白く好調で、今シーズンもハマチを釣っているのは、釣りログにも記しています。

ここで、明石沖のマイクロジギングについて解説をしてまいります。

 マイクロジグとは何か。

  • 沖でのいわゆるオフショアジギングで使用されるジグは、大別して80gから200g以上のサイズを使用します。
  • マイクロジグは10gから60gの小型軽量のジグです。オフショアでは、30g-60gを使用します。
  • 素材が鉛製と、さらに比重の高いタングステン製です。
  • 60gジグの場合は、タングステン製がシルエットが圧倒的に小さいのでお勧めです。
  • 軽いジグというより、シルエットが小さい「一口サイズ」が必要な特徴です。
  • 小さいジグを使用するので、ロッドはある程度柔らかく、ラインも細くなります。
  • ジギングアクションは、いわゆるただ巻きのリトリーブが基本で、若干のジャークを加えることもあります。
  • アタリは、かなり明確で、飲み込んで走るか、ガツンとひったくることが多くなります。
  • リトリーブアクションはタイラバと同様ですが、アタリには、シャープにアワセを入れます。

この様な特徴を持ったものがマイクロジギングで、ハマチなどの青物やタイの実績は高く、それ以外にも私が釣っただけでも、サワラ、アジ、サバ、イサキ、ホウボウ、ガシラ、と多彩なのが、マイクロジグの特徴です。
これは、シルエットが小さい「一口サイズ」というのが大きなポイントです。この小さいサイズというのが、普通のジグと違う要点です。

ジグの素材は、タングステン製が多いのが特徴で、金属比重が、鉛の11.3からタングステンは19.3と重く、同じ30gならば、はるかに小さくできます。プラチナの21.4はかなりの比重ですが、貴金属でレアメタルですからプラチナを使用するわけにはいきません。タングステンもレアメタルで、ある程度は価格が抑えられるとは言うものの、硬く加工も鉛のようなわけにはいかないので、鉛製に比較すると、どうしても製品価格は高くなるのがデメリットです。しかし、写真のよう30gジグで鉛製よりシルエットは小さく、「一口サイズ」の効果大です。
マイクロジグは、鹿児島県の錦江湾が発祥の漁具だと言われていて、その歴史は古く、大ダイの釣り場として有名です。昔の人の知恵はすごいものです。

グロータイプのマイクロジグ

グロータイプのマイクロジグ

 

写真で、マイクロジグの重量に対しての大きさの違いをご覧ください。
しかしながら、だからと言って鉛製がダメなわけではなく、「一口サイズ」は相手の口の大きさに比例するのでして、当然いろいろです。フォールでのアピールは重要な要素でして、鉛製のスロージグは、大きさ故、抵抗感あるフォールでのヒラヒラ感のアピールは強く、フォールで食わすのが好きな私の場合は、大事なアイテムです。

素材の違いで大きさの変化 鉛30g:TG60g

素材の違いで大きさの変化 鉛30g:TG60g

 

 タックル、リグ

  • ジギングなので、複雑な仕掛けは無く、PEラインとリーダーだけです。
  • PEラインは、0.8号から1.2号を選択。中型タイだけならば、0.6号を使用する向きもありますが、私は、0.8-1.2号で選択します。秋は、間違いなくメジロクラスの青物も来ますので注意が必要です。先日、ラインブレイクをして、悔しかったです。
  • リーダーは、16LB-20LB(4号-5号)フロロカーボン製。メジロクラスにはかなり厳しいので、20LB以上も選択肢にしています。
  • メジロクラスが回って来て、悔しい思いをしたら、ロッドリールごと交換して太仕掛け(PE1.5+24LB以上)で再チャレンジ。常に用意をしておくことです。
  • リールは、シマノだとスピニングリールで3000番クラスを使用。太仕掛け用で、4000-5000番を用意します。
  • ベイトリールの場合、100番から150番クラスを使用。これも太仕掛け用ならば、300番クラスで用意します。
  • ロッドは、専用ロッドもあり、様々で迷いますが、ジギングロッドのライトジギング用から選択します。やわらかめを使用しますが、バッドパワーがないといざというときにコントロールできません。やわらかくてもバッドパワーがあるロッドならば、太仕掛け対応ができます。
  • マイクロジグとの接続は、スプリットリング+シームレスリングの小型を使用しますが、ジグ交換が簡単なようにスナップを使用しています。
  • マイクロジグは、フックが標準装備で市販されているものが多いです。標準のものを使用しています。
  • テールフックを装着するかどうかは、根がかりを考慮です。確実にフッキング率は上がりますが、磯回りですと根がかりも多くなります。高価なタングステン製ほど根がかりして回収できません。不思議です。

ハマチにツバスは好敵手

ハマチにツバスは好敵手

 釣り方のチェックポイント

  • 単純なただ巻き、リトリーブが基本。リーリングスピードは、いろいろ試します。
  • 水深の1/3までの巻取りを基本で繰り返し、3回に1回は水面まで巻取りラインの潮によるたるみを修正します。
  • リトリーブで、何回かに1回のストップアクションも可。
  • 軽く小さいワンピッチジャークも「ただ巻き」にまったく反応が出ない場合にチャレンジです。
  • ロッドを大きく一振り分上げて、リーリング1回、フォールアクションを加えたパターン、これも効果あります。
  • アタリはかなり明確に出ます。大きなジグやタイラバネクタイとは違い、「一口サイズ」だからいきなり食います。食っていきなり走るアタリや、ひったくるようにガツンと来るアタリが出ます。フォールでもいきなり走ります。これが、すごく面白く、シャープにアワセを入れます。
  • ドラグは、アタリの出方が派手目のため、最初のひとのし対応で緩めにしておきます。
  • ジギングもタイラバも一緒で、必ず来ると信じれば、必ず食ってきます。

 潮の具合

  • 鹿ノ瀬周辺のエリアは、基本的に上げ潮の時の方が食いが良く、ポイントも多いです。
  • 青物のポイントも狙いですが、タイラバポイントも攻めていきます。
  • 下げのポイント、高倉瀬や横瀬で、マイクロジグで釣れています。
  • いずれも、潮の速い日なのか、緩い日なのか、潮の動き始めに来るか、潮速のピークで来るか、潮速がピーク過ぎて少し緩むと来るか、これはそれぞれが違います。開発とノウハウ集積が、功を奏します。

歴史がまだ浅い釣り方ですので、何が正解なのかはわかりませんが、小さくて軽いジグに反応を確実に示してくる魚種は多彩です。この多彩さが面白さを大きくしています。

晩ご飯前のキッチンで、ひと口何かをつまんで「ぽいっ」と口に放り込むように、通りがかりに「一口サイズ」のマイクロジグにパクッと食って来る、ノーマルなジグやタイラバとはまた違った面白さと、ワクワク感のある釣りです。

秋は、家島諸島のタイポイントで五目釣りが気楽にできるのも、マイクロジギングの楽しさです。

難しいことが少ない、ボート釣りの絶好の釣り方ですので、明石沖のマイクロジギングを一度お試しください。面白いです。

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