ジギングの消耗品 釣るために交換するタックル リグ

タックル リグ、寿命の長いものと短い消耗品がある

 meikeimaruの推論と失敗から生まれたハウツー

消耗の激しいリグパーツ

消耗の激しいリグパーツ

meikeimaruの推論と失敗から生まれた実戦ハウツー。テーマは、「ジギングの消耗品」

沖釣り、meikeimaru のボート釣りというシーン。ジギングのタックルやリグは寿命の長いものから、短い消耗品があります。ロッドから先のラインシステムは、すべてが常に消耗している消耗品です。コストを考えながら、喰わした魚を逃がす悔しい思いをしない交換を考えます。

ここでいうリグは、直訳的に仕掛け全体を表現しています。

〇 タックル、ロッドとリール

〇 ライン、リーダー

〇 アシストライン、フック、リング

〇 ジグ

〇 あとがき

ジグを魚に喰わして取り込むためのメンテナンス

ジグを魚に喰わして取り込むためのメンテナンス

 タックル、ロッドとリール

確実に寿命があり消耗をしていますが、極めて長い寿命です。しかし、ともに高価なものですから、少しでも長く使えるようにしたいです。

ロッドとリールは長い寿命の消耗品

ロッドとリールは長い寿命の消耗品

 ロッド

ロッドもライフスパンの長いタックルですが、リール以上に日進月歩があると思います。

ジグを動かす、魚とのやり取り、ロッド性能は間違いなく進化していて、今やあの細さ軽さであのパワーです。素材と技術力で、大きな進化をしています。ジギングロッド、やわらかくしなること、やり取りのパワー、私でもわかるくらい違いますね。

また、カーボンやグラスの素材の疲労があると聞きます。経年変化で繊維にダメージが出るのは考えられますが、そんな大物と出会える回数が問題です。

これも、新しい製品が出ると欲しくなるというのが、寿命の正解でしょう。でも、新製品は確かに性能が良く、いくつか欲しいです。

 リール

決して消耗品ではないです。機械としての寿命はありますが、使用後の水洗などの手入れをすれば、使用頻度が高くても10年びくともするものではなく、それ以上の年数まったく問題ないでしょう。現代のテクノロジーで作られたリールは壊れず、ベアリングなどにガタが出るのがわずかにありますが、メーカー修理やパーツ交換などのメンテナンスで、寿命は伸ばせます。

交換の一番の理由は、寿命消耗の前に「新しい製品」への目移りで、メーカーの戦略ですね。

タックルで、極めて長いライフスパンを持つのがリールですが、新しい魅力ある製品が欲しくなり、所有数は確実に増えていきます。

 ライン、リーダー

プロでないので、毎回新品とはいかず、常にコストと相談というものですが、間違いなく消耗品です。特にリーダーは短期間での消耗品で、先端部分は、1日の釣りでも必ず消耗しています。

リーダーとラインのメンテナンスは必須項目

リーダーとラインのメンテナンスは必須項目

 ライン

全体の交換は、現代のPEラインの性能を、年間の釣行回数とそのラインの使用頻度を考えれば、寿命は長く、即フル交換の必要はなく、素材のポリエチレンは耐候性や耐薬品性に強く、通常の使い方でラインは劣化しません。

ただし、耐摩耗性が弱く、スレによる劣化があり、先端20mは確実に消耗します。先端カットや裏返し、半分交換などにより、ローコストに消耗品の寿命を延ばせます。

しかし、消耗品ですから、不安があれば交換です。

 リーダー

一番ライフスパンの短い消耗品です。1日の釣りにおいても、常にキズのチェックが必要で、僅かでもキズがあれば、その部分のカットが必要です。

サワラとの接触があれば、先端カットと釣行後に交換です。ブリクラスとやり合うならば、常に新品のリーダーで釣ります。通常は、3ヒロリーダー取って、これが先端カットで2ヒロになったら交換のペースです。

コストと相談で、私は高級品は使わず、中級品の交換頻度でクリアさせ、リーダーは要です。

ラインシステムの要のひとつ、リーダーの結束

ラインシステムの要のひとつ、リーダーの結束

 PEラインの知識と使い方 のページ

 ショックリーダーの知識と使い方 のページ

 秋のシーズンに向けての準備 のページ

 アシストライン、フック、リング

ダイレクトに魚の力と大きな衝撃を受ける部分で、青物の首振りの衝撃力は想像以上で、魚の力で消耗するリグで、交換頻度が高いです。

アシストラインとフック これは自作

アシストラインとフック これは自作

 アシストライン、フック

私の場合、多くが自作です。自作理由は、「作りたい」と「コストダウン」です。

フックは鈍くなりますが、アシストラインの方が先に消耗します。サワラによる傷や切断以外に、アシストラインの「張り」が無くなったら寿命です。

「張り」がなくなれば、フックとフックやジグに絡みやすくなります。また、魚へのフッキングも悪くなるでしょう。アシストラインがヘナヘナが目安で交換する、消耗品です。

 リング

リングには、脱着用のスプリットリングと固定輪のソリッドリングがあり、ソリッドリングは、簡単に消耗しないでしょう。

しかし、ステンレス線を輪っかにして作られたスプリットリングは、消耗品です。二重線になって輪っかを作っていますが、そこに隙間ができたら交換です。

スプリットリングに隙間ができれば、即交換

スプリットリングに隙間ができれば、即交換

原因は、脱着の回数や、ジグを魚が振り回す衝撃でリングに負担をかけます。じわりじわりと隙間が生じます。

過去にスプリットリングが外れ、悔しいバラシがあります。点検をして、隙間があれば即交換する、消耗品です。

 ジグ

サワラにリーダーを切られて失う、または根がかりで失う、こんなトラブルでの消耗が大部分です。

サワラに切られるは、被害要素が高いですが、根がかりは私の未熟です。

ジグという金属の塊をベイトに見せ、喰わす楽しみ

ジグという金属の塊をベイトに見せ、喰わす楽しみ

失うことが無ければ、経年変化でこすれたり、キズが付き、輝きが悪くなれば、これは寿命となり交換です。失うことが無ければ、寿命の長い消耗品で、釣れる間は、「釣れるジグ」ですから傷だらけでも使い続けます。

古いルアーは様々な思い出が残っているもので、簡単に処分ができない大事なタックルです。

 あとがき

全て新品ならば気楽ですが、そうはいかないのがアマチュアです。サイフの中身と相談は、ごく普通で、メンテンナスをして、短命な消耗品にしないようにするのは、釣り人の工夫だと思います。同時に、消耗品交換は悔しい思いを防ぐ大事な作業です。

天候悪化で釣行できない日は、メンテナンスの日にしています。

さあ、メンテナンス十分なタックルとリグで、野心を胸に海に出て、ジギングで狙いましょう。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
meikeimaru のボートノウハウとメンテナンス ボートの操船や維持のノウハウや、艇体や船外機エンジンのオイル交換、グリスアップ、定期交換部品などのメンテナンス方法や作業手順をわかりやすくまとめています。