釣りの重要アイテム、道糸 PEラインの知識と使い方

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PEラインは、大物を手中にするための大事なアイテム。

 meikeimaru の推論と実戦ノウハウ

ジギング ベイトリール

ジギングのベイトリールにPE1.5 2 3号を巻く

meikeimaruの推論と実戦ノウハウ。テーマは、「PEラインは、大物を手中にする大事なアイテム」

沖釣りの道糸は、ほぼPEラインを使用します。PEラインは、耐摩耗性という難点があるものの、素晴らしい素材で、大物との出会いを作ってくれるリグとなります。特性や使い方を理解して、ワクワクするような釣りをしてみましょう。

沖釣りにおける、PEラインの知識と使い方を meikeimaru のボート釣りというシーンで説明をします。

 目次

○ PEラインの特性

○ PEラインの選び方

○ リールへの糸巻き量

○ ラインメンテナンスと寿命

○ あとがき

 PEラインの特性

極細のポリエチレン素材の原糸を複数編み込んで作ったPEラインは、強度、感度に優れていますが、耐摩耗性が弱く、根ずれや魚の歯のスレには弱く、結束強度も弱いという難点があります。しかし、これらはショックリーダーを使用することにより、チャームポイントを見えにくくすることができます。

 PEラインのメリット

  • 強度が高い。一般的にはナイロンラインの3倍から4倍の強度が備わっています。
  • 強度ある故、細いラインが使用できる。PEラインの4倍の号数をリーダーは使用します。2号:8号この差がPEラインの強みです。
  • 最近の製品は、4倍以上の差を持つ強度。
  • 感度が良い。伸びが極めて少ないので、ダイレクトな感度が得られます。

 PEラインのデメリット

  • 耐摩耗性が小さい。いわゆる擦れに弱く、根ずれは非常に危険です。
  • 直結びは、伸びが少ないことから結束力が弱い。
  • これらのデメリットは、リーダーの使用で大きくカバーすることができます。
  • 素材のポリエチレンは、耐候性や耐薬品性に強いので、直射日光の下で長期保管をしなければ、経年変化が少ないでしょう。
根ずれで切れたPEライン

根ずれで切れたPEライン2号

 PEラインの選び方

PEラインを選ぶときに気になるのが、4本編みか8本編みかです。
それぞれの特性がありますが、簡単にまとめるとこんな感じです。

 8本編み

  • しなやかで、ラインがガイドに滑らかでラインノイズも小さい。
  • 直線強力は、4本編みより相対的に大きい。
  • 価格は、4本編みより高価。

 4本編み

  • 耐摩耗性が、8本編みより強いとされる。
    8本編みに比較すると、ラインノイズが気になる。
  • 直線強力が8本編みより小さいが、近年強度は高くなってきている。
  • 価格は、8本編みより低価格。
ドンペペライン

ドンペペ8、リーズナブルなライン

私の場合。

写真の製品で、リーズナブルな製品(ドンペペやタナトルなど)の8本編みを使用しています。問題は感じず、信頼して引っ張り合いをしています。

各メーカーそんなに多くの繊維はないでしょうから、価格差はコーティングなどの味付けでしょう。

シマノのタナトル4がかなりの低価格で、直線強力も8本編みに準じ、少々興味ありで、キーは、音などの巻き心地感だろうと思います。今シーズンのテストです。わけのわからない安物は敬遠しますが、メーカーものならば十分に力を発揮してくれるはずです。

タナトル4

強力は十分、しなやかさのテスト開始

MIDノット

MIDノット

 リールの糸巻き量

例えば、シマノ4000番で、PE1.5号=320m 2号=210mの糸巻き量です。下巻き不要ならば、規定通り巻きます。

下巻きの有無にかかわらず、必ずラインはスプールいっぱいに巻きます。でも、なんとなくもったいない気がします。

私の場合。

メインフィールドの明石沖ポイントで最深80mくらいまでを狙います。通常は60m以下です。100mあればラインは十分ですが、高切れがあるので、150m巻いています。後は下巻きで調整します。

最近のリールは下巻きのガイドラインがあるので、比較的に簡単です。

ラインの購入も300mを購入すると、2台分で単価がコストダウンができます。1.5号や2号は使用頻度が高いので、お得です。

ラインはスプールいっぱいに巻く

ラインはスプールいっぱいに巻く

 ラインメンテナンスと寿命

PEラインは、ナイロンラインやフロロカーボンラインに比較すると劣化は少ないとされています。

素材のポリエチレンは耐候性や耐薬品性に強く、通常の使い方ではラインそのものが劣化しません。しかし、耐摩耗性で、リールやガイドと擦れることで、毛羽立つ経年変化が出ます。

ラインメンテナンスは、ラインの状態を観察して、カットや裏返しに交換を見極めるもので、千載一遇のチャンスを棒に振らない手入れが必要です。

メーカー推奨は、1-2年で交換となっていますが、いかがしますか。

ラインツイスター

便利なラインツイスター

私の場合。

  • 釣行後は、リールともども水洗い。
  • 適時、コーティング剤吹付。効果のほどは未だ不明だが、なんとなくよさそう。
  • リーダーとのノット部分周辺を目視チェック。
  • リーダー交換時に10-20mくらいのPEラインの毛羽立ちやキズをチェック。
  • 毛羽立ちやキズなど問題があれば5-10mはカットする。
  • 1-2年で交換の前に、20m以上カットした時は、PEラインの裏返しをします。150mある糸巻き量ならば、半分以上は新品同様です。頭とおしりを入れ替える裏返しで、新品同様ですが、カットした分の下巻き量は調整します。
  • そして、それまた20m以上カットした時が寿命です。耐候性があるので、3年は使えることもあります。
  • ブリ勝負に使う、「2号タックル」や「3号タックル」は、もう少し早いインターバルで交換です。

 あとがき

PEラインの進化は、その強度から細いラインを使用することが可能になりました。明石海峡周辺のような潮の流れが速いポイントでは、大きなアドバンテージとなり、潮の流れに負けない2号ラインでブリを釣り上げられるのですから、力強いアイテムです。

シマノの鈴木斉さんが2017年夏にジギングで45kgのキハダマグロを釣りましたが、PE3号にリーダー14号です。水深240mから引きずり上げていますが、水深のある所も急潮同様細いラインが使えるのはアドバンテージです。

これは、決して細いラインで釣るというのではなく、急潮や水深の抵抗に負けない号数を選択できる嬉しさです。

ラインシステムのメンテナンスは重要です。根ずれなどのキズの有無、毛羽立ち等の疲労度のチェックは必要です。また、リグを作る時の丁寧なノットもラインシステムに大きなポイントです。

そして、実釣時のドラグ調整を確実にして、数釣りに大物釣りにと楽しみましょう

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