Daily Happening 過去ログ 11

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 2023/0/10 高水温の影響?

相変わらずテレビでは熱中症の連呼が続くが、8月下旬には虫の声が変わり、明け方の気温が最近では随分下がった。日差しはきつくても、吹く風に秋を感じるようになったが、播磨灘は高水温が続いている。

(兵庫県水産技術センターサイト)明石沖で27℃を超えていた水温が26℃台に、同様に家島でも28℃の半ばが27℃台にと、下がり始めた。前年から比較すると1℃以上も高い。播磨灘の明石沖カンタマや高倉瀬で快適にハマチが釣れた8月初旬は、25℃前後だったが、その後、水温は上昇して8月下旬から9月上旬には27℃に達した。カンタマからハマチが姿を消した後も、まだ明石海峡は順調で、ジギングの魚英さんは快釣(信頼できる魚英サイトから)であった。ところが、下旬にハマチの群れが消え居つきの大物揃いになった。

ハマチの適水温は18℃~28℃と言われるので許容範囲内だが、エサのカタクチイワシの適水温は15℃~25℃とハマチより低く、高水温の播磨灘から外海の水が入る大阪湾側に逃げ出し、それを追いかけてハマチが消えたとなるのではないか……。と、勝手な推測だが考えた。学術的な根拠があるわけでないが、当たらずしも遠からずで、水温が下降傾向になり始めたので、イワシが避暑を終えて戻れば、またハマチがやって来ると素人は思っている。水温の1℃の変化は、私たちの感じる気温の5℃に魚は相当するそうで、気温28℃はなんとかなっても、密度が濃い水中では、さぞイワシも暑かったのだろう。

カタクッツァン、イワシさん、早く戻っておいで。

 2023/08/26 氷

釣りに氷はセットだ。獲物の鮮度を保つクーラーボックスに必需品。夏は獲物用だけでなく自身の食料飲料に欠かせない。25Lのクーラーに氷と食料飲料を満タンに詰め込む。クーラーは、大小ペットボトルのサイズを基準に設計されているので、ペットボトルをクーラーの高さに切ったもので氷を作ると、余分な空間を一番少なくできる形状になる。釣具店の氷は異様に高価で、ばからしくアコギだ。

果物は嵩張るが真夏には欠かせない。最高はスイカだが柑橘系でもよく、冷やしておいたのにかぶりつくと、涼しさが全身を駆け巡る。ひとり気ままなボートだから魚用の50Lと併せて持って行くが、乗合船だとクーラーの選択も夏の対策で、氷は譲れない。解けた水は冷たく、タオルに浸し頭に乗せると炎天下のジギングも頑張れる。

缶飲料は、冷えるのが速いので常温で予備にしておいて補充用に使える。ノンアルビール等だ。魚の体温は水温並みで、鮮度を保つために冷やし込むが、おデブな青物は氷を消費して、どんどん解ける。帰港後、三枚おろしの切り身、寿司だねを鮮度よく持ち帰りたいので、捕らぬ狸の皮算用で多めの氷だが、ボーズや貧果だと氷は解けず、重たいだけになる。

冷凍庫で氷をたくさん作ると文句が出るが、この文句は釣果に反比例をする。釣れると文句は少なく、釣れないと氷の居場所がなくなる。氷づくりのためにも今日の釣果は大事だ。

 2023/08/08 暑い

夜明けの気温が、26℃以下ならば涼しさを感じれるが、27℃以上だと不快感が出る。それでも、9時まではしのげる。キャスティングのためにトップシェードのない小艇は、9時を超え一段と強くなる日差しには、尋常でいられない。だから、この時期は、9時に沖上がりだ。ここまでが勝負どころで、残業などとんでもない。海上の空気は涼しさを感じれるので、航行中はそれなりに気楽になれる。しかし、係留地に戻り地上に降り立つと、すでに護岸のコンクリートはフライパンになっていて、船の片付やら、嵩高い青物を3枚おろしをしていると気温はどんどん上がっていく。すべてを終わらして、車のエアコンに潜り込むのを午前中に済ませ、体温調整のクールダウンをしないと熱中症だ。

明石沖から帰港は、足の遅い小艇は1時間かかり、太陽が一番高いところに来る昼までにすべてを終わらせるのは容易でなく、じいさんは命に係わるはオーバーでも、釣りに行ってみっともないことにはなりたくない。スポーツ飲料と果物と梅干しは欠かせない。釣っている最中も帰港時も口にすることで、ミネラルのおかげで適度に汗をかき、風でクールダウンができ、青物の強引に負けずに主導権を握れる。が、暑い。

それでも釣りをしたい。寿司だねと酢飯を冷たくして寿司を作り、冷たいビールとともにモリモリ食べると、昼の暑さを忘れることができるし、また行きたくなる。

 2023/08/04 カモメが飛んできた

海での鳥の捕食はいろいろなスタイルがあり、猛禽類のように急降下して足で魚を捕まえる勇猛果敢なのから、着水してついばむようなものまで、様々だ。鳥山が立つと、ベイトがあふれていて狙う魚の群れがいるので、漁も釣りもマーキングする。

外海のような鳥山が播磨灘に立つことはなくても、カモメは飛んで来る。すると、ポチャンと着水して海面の魚をついばみ、再び飛び上がる。こういう場合の多くは、海面下でイワシの群れを青物連中が襲っている。ダメージを受けたイワシが海面に浮いて来るのを、空中からカモメは見ている。海面上で円を描くようにクルクルと泳ぐ瀕死の重傷の「目擦れイワシ」と言われる好物だ。群れが青物の突進を食らって、目がやられ浮き上がってしまうそうだが、カモメだけではなく、ジギングやキャスティングにも絶好の狙い場となる。

海面を泳ぐクルクルイワシは、カモメだけでなく海中からも狙ってボイルやライズが出始め、型物になるとなかなかの迫力だ。フローティングミノーを投げ、海面をヨタヨタさせるとボイルするように喰って来るし、ジギングでフォールのひらひらを見せつけると、ダメージで沈下するイワシを喰うように襲う。

カタクチイワシの群れが多い秋まで、ちょっとエキサイティングなハマチやメジロとの出会いが訪れ、私は、カモメが来ないかと期待している。

 2023/07/25 久しぶりのジギング

ジギングでハマチやブリを狙うのが好きだ。常に動かし攻めていないと喰わない釣り方で、その積極さが好きだ。ボケーッと待っているチョクリとは大違いで、魚にどうやって喰わすかが問われる。昨秋、ジギングでまったく喰わないので、何回かチョクリで釣ってお茶を濁したことがあったが、後にその情けなさを反省した。釣れればいい、数釣ったらいい、既に卒業したはずなのに馬鹿さ加減を露呈した気分だ。チョクリもするが、ジギングがだめだからチョクリという姑息さはいけない。

7月新月の大潮でハマチの新しい群れが入り、高倉東で迎え撃った。80gの小さいジグで1号タックルだ。14ステラ3000は小さいがパワフルで小気味良いドラグを持っていて、ライトタックルには向きだ。何回目かの流しで、突っつかれた。次は、尾っぽではたかれた。興味を持ったが、喰う気にならない動きだったのだろう。ジャークとフォールを大きくとってのんびりモードにした途端、喰って来た。3本連続で獲った。おはようハマチ君、君の負けだ!私の勝ちがはっきりしたので、そのおデブのしっかりと血抜きをしたのを持って沖上がりをした。高倉東とヒアガリの潮を見て続ければ、かなり釣れたろうけれど、パターンをつかんで釣ったので十分。3本あれば、寿司がどれだけ食べれることだろう。

コキコキ若いもんの動きはできないが、ジイは、喰わすゆっくりとした動きをさせられるのかもしれない。楽しいジギングが始まった。もうすぐmidからlate60だけど、ジギング現役続ける。おもしろいからね。

 2023/07/10 梅雨明け十日

「梅雨明け十日」という言葉があり、梅雨が明けた後の10日間は安定した晴天が続くことで、インチキな年もあるが、通常 勢力を増した太平洋高気圧に覆われ、夏の太陽をまともに受ける真夏の到来だ。青い空に力いっぱいの太陽と僅かな白い雲の夏空は、とんでもない暑さを作り出すが、夏がなんだかんだと言いながら好きな私は、ビールが1年で一番おいしい季節が待ち遠しい。

高気圧圏だから、ボート釣りに厄介な風波も少なく、安定した出航ができる。7/10の週間(10日)天気予報でも、降水確率は30%ながらも雨マークは一切なく、降っても大したことなさそうだ。気象庁の「梅雨明けしたとみられる」というような他人事を聞くことなく梅雨明けを感じる。どうしてあういう言い方をするかいな「日和見」屋さん、歯切れ良く言って欲しい。

新聞のコラムに、梅雨ではあるが、それにしてもよく降ると書いてあった。兵庫県、しっかりと続けて降った雨の記憶はない。何日かは集中した日もあったが、どちらかというと踏ん切りの悪い雨がパラパラという印象だ。どうも梅雨が明けたとみられると曖昧に言われる明けも、梅雨明け十日の夏空が程遠いような気もするが……はずれて欲しい。

中旬から潮が新しくなり新月の大潮に向かう。この潮の動きに乗って、ツバスなど若魚が播磨灘に回遊してくるはずであり、釣りものが増え、おいしい肴で好物の冷たいビールを飲みたい。

7月は、大潮と言っても朝の干満は鈍く狙いものの選択が難しいが、天候が良くなるというアドバンテージの恩恵にあやかりたい。