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 2023/12/31 夏のシロギス釣りを思い出して

初夏から係留地の目の前のサーフエリアでシロギスを釣るのを覚えました。潮がわずかでも動けばサイズは小さいながらも果敢に喰ってきて、朝の涼しいうちに晩ご飯が釣れるんです。釣りながらふと思ったことがありました。ボートで近場のポイントで、晩ご飯を釣って朝のうちに帰る釣りができる幸せかと。

明石沖まで小艇を鞭打って1時間近く走らせての釣りは、型物が釣れる楽しみがあっても常に力いっぱいな肩張りな感じです。僅かな沖のポイントにゆっくりと近づきアンカーリングをして晩ご飯を釣るのは、ひとつの理想でした。思わぬシロギス釣りから理想像が出てきていまして、シーズン終了の真冬になって改めて感慨深いものです。

渦中の季節になると、型物が目の前にちらつき、桃源郷から欲深くさまようので、なかなか思うようにならないです。新年は、mid60からlate60になるので、釣り方を考える年齢だとつくづくに思います。もう少しシロギス釣りにいそしむようにすれば良かったと思う程ですが、来シーズンは、係留地の海面で石ゴカイ常備してと想い描いています。イワシが周ると落とし込み釣りになる漁礁も、それより早々に豆アジがつきます。これも同様で、肩の力を落とした小物釣りですし、南蛮漬けは大好物です。そして、彼らは素晴らしい活きエサです。

このシロギスのエリア、同じ場所でヒラメも狙えます。こうなると、またまた俗っぽくなりそうですが、ヒラメとなると修行のようで、そう容易く釣れるものでないので、ちょうど良いかもしれません。

 2023/12/01 エサ釣りとルアー釣り

魚を絶対に釣りたいならばエサ釣りだ。しかし、面白み出して工夫の末の1匹にこだわりたいならば、ルアーだろう。私もその結論に近づいてきた。例えば青物。大漁のジギングもあるが、ムラが出る。エサと思わし釣り、かたや、食の本能で喰わす本来のエサ。

釣って面白いのは、ジグでもミノーでもルアーだ。エサ釣りもそれなりに面白いのだが、ルアーでの駆け引きは堪えられないおもしろさだ。ジグの周りにまとわりつく連中、突っついたり尾っぽではたいたりと様子を見るのが伝わるものおもしろさで、それを動きを変えて反射的に喰わしてしまう頭脳戦がおもしろい。

ジギングが好きで、ジギングで釣るのが楽しいので、ジギング釣行が多くなる。魚との一本勝負のような感覚だから、どうしてもジギング釣行になる。自分でわかっていなくても、おもしろい釣り方で目標数を釣りたいと思っているのだろう。ルアーの面白みや奥深さは魅力あり、その得難い釣り方を楽しみたい。

釣るのが難しいヒラメ。そのメーカービデオを見て、船長に連れて行ってもらえるエサ釣りならば、数枚何なしに釣る。でも、サーフキャスティングでは、堀田光也さんでもボーズのロケがあり、それに違和感がない。ボート釣りも狙い場から自分で探し、ルアーを使って海の中から1匹の青物を喰わすのは、このところ1匹だけの釣果で凹んでいるが、これも、ボートジギングの奥深さかもしれない。

どうやら、素人のジギングの終末が訪れたようで、来初夏のジギングまでお預けだ。

 2023/11/23 のませ釣りのハリ

のませ釣りのハリは大きい。狙いものが大きいので、青物用は特に大きく、ハマチメジロでもヒラマサ14号で、活きエサが小アジだとここまでだが、ブリを狙いのイカエサだと16号を使うときもある。ジギングフックと比較すると小さいが、太軸だからワクワクするほどの大きさを感じる。それを8-14号の太いハリスを太軸のハリスにきれいに結ぶと、なかなかの偉丈夫に見えるし、事実そう簡単に切れるものではないので、凄みのある仕掛けができあがる。

魚が喰い、その引きでさらに締まっていく結び方をしておけば万全で、ハリがカンヌキにかかれば、もうこれは鬼に金棒の強さを発揮する。仕掛けは、サビキやチョクリ等以外は、ジギングフックも含めて自作している。もう仕掛けを作るとことから釣りが始まる気分で、ひとりニヤニヤしている。大きいハリの太仕掛けほど、魅力がある。ジギングフックならば5/0や6/0のシングルフックを根巻きで作っていくのや、のませ釣りの仕掛けは、相手が大物をであることのワクワク感は例えようがない。繊細なシロギス用もハリスやモトスの太さや素材で絡み防止を考えたりで、市販の仕掛けとは違うものを作っている。

しかし、なかなか太く大きな仕掛けに相応の獲物が食って来ないのが、唯一の悩み事だが、それでもおもしろいのは間違いない。

 2023/11/07 ヒラメ その2

ハマチならば群れがいれば必ず釣ります。釣り場に通ってもボーズを避けられないこともありますが、次に何とかする気概はあります。しかし、ヒラメ狙いはままならない。釣り場はまったく違い、潮を読むことが未だ難しく苦戦中。どんな潮でもというわけだはなく、活性が出る潮があるはずですが、いやはや難しい。明石沖は明確に潮の流れが判断できるが、なかなかどうして潮汐の干満でいつ動くのかがわかりにくく、修行というボーズが続きました。

仕切り直しでルアーからのませ釣りにしました。活きエサは、小アジならば簡単に手に入りますが、少々サイズが大きく難あるので、シロギスにしました。心静かにピンギスを釣って、これでのませ釣りで、中山手さんの世界のようです。

干潮を過ぎ、上げの潮が入っている。すると、ヒラメはピンサイズだと躊躇なく一気喰いでした。前アタリもヒラメ40もあったものではなく一飲みにした。前日はアジのませでメジロ、今日はシロギスのませでヒラメ、やはり生きエサの威力は大きく、夏以来のヒラメを見れました。

ヒラメが僅かな近場で狙えるのが感慨深く、必死に明石沖に走らなくてもいいんです。これからも続け、ノウハウづくりを蓄積させます。しかし、泣き尺ならず泣き四十の39cm、このサイズが課題で、尺半超を釣りたいと欲張りは思います。

 2023/10/21 ビギナーズラック

始めて釣りをしたようなビギナーが、周囲が苦戦するのに大ものや数釣りをしてしまうことを釣りでのビギナーズラックと言われます。現実にあるんですよね。無心に欲もなく釣るから、魚も喰って来るのかわかりませんが、そんなことがあります。

私もこの夏にビギナーズラックがありました。あほか!なんで、ヒラメ狙いをしたら40cm弱のソゲサイズですが、2枚釣りました。過去にヒラメは釣っても、たまたま他の釣りをしている時にヒラメが釣れたというだけで、いわゆる外道です。

憧れながらも難しい釣りなんで手を出さずでしたが、勉強だとばかりにサーフゲームのような場所でヒラメ用のワームで底層を誘っていると、釣れたのです。1枚だとまぐれかもしれないと思っていると2枚目が喰ってきて、ヒラメビギナーは、ソゲサイズでも手は舞い足は踊るの大喜びでした。釣れるよ!ですが……。

係留地から僅かな近場な釣り場なので、何回か通うのですが、すでに運は使ってしまったようで釣れません。喰いが出る潮は何かと、まずは、通うと潮の動きが見えてきたような……、アタリが出るもののハリがかりしません。ついには、ボート際までワームを回収すると、なんと後ろをひらひらヒラメ泳ぎでついて来よりました。完全になめられていますが、やっていることに間違いがあっても、方向は良さそう……、釣れません。ボーズ街道まっしぐらです。

ジギングでハマチが釣れるようになるまで時間がかかりましたが、通っているとヒラメも釣れるようになるかもしれません。サーフゲームのプロでも苦戦するのですから、奥が深く、手強い相手です。

 2023/10/09 無線

小艇には、アマチュア無線機を設置している。用途は、僚船との通信や非常時の対応だ。しかし、アマチュア無線では海上保安庁との通信ができないので、一般船舶のすべてと通信ができる国際VHF無線も取り付けた。播磨灘沖合に5海里も走れば携帯電話の圏外である。携帯キャリアの通信エリアマップでは、播磨灘すべてが通信可能となっているが、圏外は広い。いい加減なものだ。これは、保安庁も承知している。だから、沖で何らかのトラブルが発生したら、携帯電話だけで受付するBANに連絡は不能になる。よって、いざというときのために役に立つ国際VHF無線機を設置した。もちろん、アマチュア無線も海上特殊無線ともに免許を取得しているし、無線局の届出もしている。

海上保安庁は、臨検の際にアマチュア無線の取締りを徹底して行った。当然無免許は法違反だが、どうやら根絶やしにしたようだ。播磨灘でのアマチュア無線の交信は、平日も休日も極端に減った。それまでは、53MHz台の周波数でのにぎやかな釣りの交信が、ボート間で絶え間なくあったが、今はもう聞こえない。いかなごやにマダコ並みに減った。根絶やしだ。それだけ、無免許が多かったのであろうが、携帯電話の圏外が広い播磨灘で無線が使えないのは、海上安全対策でどのように考えるかだ。取締りは法順守だから致し方なしであるが、その後の免許取得のためのフォローがあっても良かったと考える。根絶やしだ。北海道の大きな海難事故で、無線の重要性は証明されているが、取締りだけでなく免許取得への育成指導も海上安全対策として、海上保安庁はお考え頂きたい。

アマチュア無線のボート間交信は、極めて少なく、ほんの僅かしか聞こえない。

 2023/9/30 苦手を狙って釣る

スズキの画像があったかなと思い探しました。よく考えてみるとスズキは60cm以上をいう出世魚ですが、釣ったことがないんです。情けないことですが、確かにスズキを狙って釣ることはなく、ハネはマダイ釣りでオマケで喰ったようなものばかりです。デイゲームよりナイトゲームだと先入観があったようです。シーバス用のミノーはありますが、それを使うシーンは、青物やサワラ狙いで、シーバスは、対象外でした。おいしい白身魚ですから食いしん坊の対象になるのは間違いなくも疎遠です。

同様にヒラメも、釣るのが難しいので敬遠をしていましたが、この夏に狙って釣って、40cm未満ながら2枚釣れてうれしい思いをしました。オマケでなく狙って釣る、これいいですよね。私にしてみればシーバスよりもハマチの方が、僅かなノウハウがある分、確率高く、ヒラメも雲泥の差です。フラッターもシーバスも、この界隈にそれなりに生息していて、特にシーバスはショアキャスティングで随分釣れているようですから、良い狙いものです。素人に釣れるかどうかは別物ですが、これらの苦手をオマケでなく「狙って釣る」をこれからシーズンインの秋に生意気にしてみようかと。だって、夏にヒラメ狙いで釣れたんですから……。
明石沖の青物狙いが不調で、あっちウロウロと探し回ると燃料もバカになりません。高砂沖界隈の3倍は使ってハマチがいなければ、ガックリです。となれば、明石沖の3倍釣行してもコストは一緒、50回投げて1回アタリがあるかの難しさでしょうが、涼風が吹いてきたのでできそうです。
飛ぶ鳥の献立ではないですが、すでに食いしん坊は、どうやって食べようかと考えてしまいました。

 2023/0/10 高水温の影響?

相変わらずテレビでは熱中症の連呼が続くが、8月下旬には虫の声が変わり、明け方の気温が最近では随分下がった。日差しはきつくても、吹く風に秋を感じるようになったが、播磨灘は高水温が続いている。

(兵庫県水産技術センターサイト)明石沖で27℃を超えていた水温が26℃台に、同様に家島でも28℃の半ばが27℃台にと、下がり始めた。前年から比較すると1℃以上も高い。播磨灘の明石沖カンタマや高倉瀬で快適にハマチが釣れた8月初旬は、25℃前後だったが、その後、水温は上昇して8月下旬から9月上旬には27℃に達した。カンタマからハマチが姿を消した後も、まだ明石海峡は順調で、ジギングの魚英さんは快釣(信頼できる魚英サイトから)であった。ところが、下旬にハマチの群れが消え居つきの大物揃いになった。

ハマチの適水温は18℃~28℃と言われるので許容範囲内だが、エサのカタクチイワシの適水温は15℃~25℃とハマチより低く、高水温の播磨灘から外海の水が入る大阪湾側に逃げ出し、それを追いかけてハマチが消えたとなるのではないか……。と、勝手な推測だが考えた。学術的な根拠があるわけでないが、当たらずしも遠からずで、水温が下降傾向になり始めたので、イワシが避暑を終えて戻れば、またハマチがやって来ると素人は思っている。水温の1℃の変化は、私たちの感じる気温の5℃に魚は相当するそうで、気温28℃はなんとかなっても、密度が濃い水中では、さぞイワシも暑かったのだろう。

カタクッツァン、イワシさん、早く戻っておいで。

 2023/08/26 氷

釣りに氷はセットだ。獲物の鮮度を保つクーラーボックスに必需品。夏は獲物用だけでなく自身の食料飲料に欠かせない。25Lのクーラーに氷と食料飲料を満タンに詰め込む。クーラーは、大小ペットボトルのサイズを基準に設計されているので、ペットボトルをクーラーの高さに切ったもので氷を作ると、余分な空間を一番少なくできる形状になる。釣具店の氷は異様に高価で、ばからしくアコギだ。

果物は嵩張るが真夏には欠かせない。最高はスイカだが柑橘系でもよく、冷やしておいたのにかぶりつくと、涼しさが全身を駆け巡る。ひとり気ままなボートだから魚用の50Lと併せて持って行くが、乗合船だとクーラーの選択も夏の対策で、氷は譲れない。解けた水は冷たく、タオルに浸し頭に乗せると炎天下のジギングも頑張れる。

缶飲料は、冷えるのが速いので常温で予備にしておいて補充用に使える。ノンアルビール等だ。魚の体温は水温並みで、鮮度を保つために冷やし込むが、おデブな青物は氷を消費して、どんどん解ける。帰港後、三枚おろしの切り身、寿司だねを鮮度よく持ち帰りたいので、捕らぬ狸の皮算用で多めの氷だが、ボーズや貧果だと氷は解けず、重たいだけになる。

冷凍庫で氷をたくさん作ると文句が出るが、この文句は釣果に反比例をする。釣れると文句は少なく、釣れないと氷の居場所がなくなる。氷づくりのためにも今日の釣果は大事だ。

 2023/08/08 暑い

夜明けの気温が、26℃以下ならば涼しさを感じれるが、27℃以上だと不快感が出る。それでも、9時まではしのげる。キャスティングのためにトップシェードのない小艇は、9時を超え一段と強くなる日差しには、尋常でいられない。だから、この時期は、9時に沖上がりだ。ここまでが勝負どころで、残業などとんでもない。海上の空気は涼しさを感じれるので、航行中はそれなりに気楽になれる。しかし、係留地に戻り地上に降り立つと、すでに護岸のコンクリートはフライパンになっていて、船の片付やら、嵩高い青物を3枚おろしをしていると気温はどんどん上がっていく。すべてを終わらして、車のエアコンに潜り込むのを午前中に済ませ、体温調整のクールダウンをしないと熱中症だ。

明石沖から帰港は、足の遅い小艇は1時間かかり、太陽が一番高いところに来る昼までにすべてを終わらせるのは容易でなく、じいさんは命に係わるはオーバーでも、釣りに行ってみっともないことにはなりたくない。スポーツ飲料と果物と梅干しは欠かせない。釣っている最中も帰港時も口にすることで、ミネラルのおかげで適度に汗をかき、風でクールダウンができ、青物の強引に負けずに主導権を握れる。が、暑い。

それでも釣りをしたい。寿司だねと酢飯を冷たくして寿司を作り、冷たいビールとともにモリモリ食べると、昼の暑さを忘れることができるし、また行きたくなる。

 2023/08/04 カモメが飛んできた

海での鳥の捕食はいろいろなスタイルがあり、猛禽類のように急降下して足で魚を捕まえる勇猛果敢なのから、着水してついばむようなものまで、様々だ。鳥山が立つと、ベイトがあふれていて狙う魚の群れがいるので、漁も釣りもマーキングする。

外海のような鳥山が播磨灘に立つことはなくても、カモメは飛んで来る。すると、ポチャンと着水して海面の魚をついばみ、再び飛び上がる。こういう場合の多くは、海面下でイワシの群れを青物連中が襲っている。ダメージを受けたイワシが海面に浮いて来るのを、空中からカモメは見ている。海面上で円を描くようにクルクルと泳ぐ瀕死の重傷の「目擦れイワシ」と言われる好物だ。群れが青物の突進を食らって、目がやられ浮き上がってしまうそうだが、カモメだけではなく、ジギングやキャスティングにも絶好の狙い場となる。

海面を泳ぐクルクルイワシは、カモメだけでなく海中からも狙ってボイルやライズが出始め、型物になるとなかなかの迫力だ。フローティングミノーを投げ、海面をヨタヨタさせるとボイルするように喰って来るし、ジギングでフォールのひらひらを見せつけると、ダメージで沈下するイワシを喰うように襲う。

カタクチイワシの群れが多い秋まで、ちょっとエキサイティングなハマチやメジロとの出会いが訪れ、私は、カモメが来ないかと期待している。

 2023/07/25 久しぶりのジギング

ジギングでハマチやブリを狙うのが好きだ。常に動かし攻めていないと喰わない釣り方で、その積極さが好きだ。ボケーッと待っているチョクリとは大違いで、魚にどうやって喰わすかが問われる。昨秋、ジギングでまったく喰わないので、何回かチョクリで釣ってお茶を濁したことがあったが、後にその情けなさを反省した。釣れればいい、数釣ったらいい、既に卒業したはずなのに馬鹿さ加減を露呈した気分だ。チョクリもするが、ジギングがだめだからチョクリという姑息さはいけない。

7月新月の大潮でハマチの新しい群れが入り、高倉東で迎え撃った。80gの小さいジグで1号タックルだ。14ステラ3000は小さいがパワフルで小気味良いドラグを持っていて、ライトタックルには向きだ。何回目かの流しで、突っつかれた。次は、尾っぽではたかれた。興味を持ったが、喰う気にならない動きだったのだろう。ジャークとフォールを大きくとってのんびりモードにした途端、喰って来た。3本連続で獲った。おはようハマチ君、君の負けだ!私の勝ちがはっきりしたので、そのおデブのしっかりと血抜きをしたのを持って沖上がりをした。高倉東とヒアガリの潮を見て続ければ、かなり釣れたろうけれど、パターンをつかんで釣ったので十分。3本あれば、寿司がどれだけ食べれることだろう。

コキコキ若いもんの動きはできないが、ジイは、喰わすゆっくりとした動きをさせられるのかもしれない。楽しいジギングが始まった。もうすぐmidからlate60だけど、ジギング現役続ける。おもしろいからね。

 2023/07/10 梅雨明け十日

「梅雨明け十日」という言葉があり、梅雨が明けた後の10日間は安定した晴天が続くことで、インチキな年もあるが、通常 勢力を増した太平洋高気圧に覆われ、夏の太陽をまともに受ける真夏の到来だ。青い空に力いっぱいの太陽と僅かな白い雲の夏空は、とんでもない暑さを作り出すが、夏がなんだかんだと言いながら好きな私は、ビールが1年で一番おいしい季節が待ち遠しい。

高気圧圏だから、ボート釣りに厄介な風波も少なく、安定した出航ができる。7/10の週間(10日)天気予報でも、降水確率は30%ながらも雨マークは一切なく、降っても大したことなさそうだ。気象庁の「梅雨明けしたとみられる」というような他人事を聞くことなく梅雨明けを感じる。どうしてあういう言い方をするかいな「日和見」屋さん、歯切れ良く言って欲しい。

新聞のコラムに、梅雨ではあるが、それにしてもよく降ると書いてあった。兵庫県、しっかりと続けて降った雨の記憶はない。何日かは集中した日もあったが、どちらかというと踏ん切りの悪い雨がパラパラという印象だ。どうも梅雨が明けたとみられると曖昧に言われる明けも、梅雨明け十日の夏空が程遠いような気もするが……はずれて欲しい。

中旬から潮が新しくなり新月の大潮に向かう。この潮の動きに乗って、ツバスなど若魚が播磨灘に回遊してくるはずであり、釣りものが増え、おいしい肴で好物の冷たいビールを飲みたい。

7月は、大潮と言っても朝の干満は鈍く狙いものの選択が難しいが、天候が良くなるというアドバンテージの恩恵にあやかりたい。