meikeimaruのボート釣り 狙いは、「ジギングで青物」
播磨灘のボート釣り最新情報をお届けします。
11月は、のませ釣りでブリを狙うのですが、エサのアジが極端に少なく断念。ジギングでブリを狙う今シーズンの終盤戦です。今日明日の2日間、海況も良いので明石沖カンタマを主体に朝の上げ三分でブリを狙います。10月からハマチが好調な釣果でしたが、メジロが姿を見せてくれませんでした。長い時間を釣る数狙いより、潮の時合いをはっきりと狙うブリ狙いでの2日間です。さて、その1日目は、小さいながらもメジロが姿を見せました。しかし、あとはおいしいハマチばかりになり、再度明朝の潮をターゲットにしてチャレンジです。
概況
2019年11月29日(金)中潮 満潮 13:39 干潮 4:59 (高砂)
明石海峡転流 5:54 最速 西流 9:29 6.9kt
海況:波穏やか 水温 18.2℃
釣果 メジロ65cm ハマチ 7匹 43-45cm
ロッド ジギングハードタイプ ラインPE2号 リーダー10号
ポイント カンタマ
状況 釣り時間(fishing time) 7:20-10:00
ダイレクトに魚のアタリや引きをやり取りするジギングの面白さは、なかなか痛快です。ジグの動かし方ひとつで、金属の塊をエサと思って飛びつかせるのですから、ジギングゲームは奥深いです。
夜明け前の6時過ぎに出航で、ポイントの明石沖カンタマへ暗い海を向かいます。
すっかりと朝日が昇った7時過ぎに釣り開始です。水深50m超から30mまでのカケアガリを狙います。潮に乗りながら崖を駆け上るように進み、ジグを魚にアピールしますが、潮の流れによるジグの選択と動かし方が肝です。なかなか手中にできなく、難しいです。
まだ潮の流れは緩く、派手な動きを避けてゆったりと動かし、それに合う幅広のジグを使っています。
水深40m付近から大きな磯があるので、根がかりに注意が必要、ジグ着底後引きずらさないようにして素早く動かします。リスクの高い磯の上ですが、ベイトも多く、それを狙う青物も多いということで、私のブリの本筋です。
何回目からか、ジグにまとわりつくような反応が出てきて、アタリのようでアタリにならないジャレているようにジグを触ります。ジャークを大きくゆっくりとフォール重視にした途端、フッキングできました。おはようハマチ君のレギュラーサイズが、私をからかったようです。
まず、第1号をやってやったったです。サイズはともかく第1号は、とにかくうれしいです。
磯のカケアガリで、さらに続きます。ジグを触りに来るのですから活性はあるのでしょう。この先が楽しみです。3匹釣って、潮が効いてきて流れが3ノットを超えると反応が悪くなり、ジグをシャープに動くタイプに交換。
シャープに動くといっても、私のジグアクションのすべてがゆっくりです。ジグを飛ばすような動きをしないで、フォールを多用して見せつけて食わす釣り方が主体です。
ジグ交換後ハマチが食ってきました。水深30m半ばでどれも食ってきます。そして次、フォールさせてジャークしたときにガツンときました。ラインは出ないものの魚は耐えています。ちょっと歯ごたえがあるのが来たようですが、ロッドをあおると動かせます。重たいですが、動かせますのでこりゃメジロサイズです。ラインメンテもしっかりとしましたので、安心な気持ちでやり取りします。なかなかの引きをしてくれ、ファイトを楽しめました。玉網に入ったのは、65cmのメジロでした。それでもハマチではなくメジロは傾向が良くなったと合点しますが、ハマチが続いてきます。
まとわりつくのか、ジャレているのかのようなアタリは最後まで続きました。いきなり食うのではないですが、ジグを見に来ていることが確実ですので、明朝の時合いがまたまた楽しみです。
そろそろ10時が近くなった時点で、8匹を釣りましたので、食べるには十分な釣果です。これで2時間半楽しい釣りができました。沖上がりして、帰港します。
今晩も美味しい刺身やソテーが食べれます。塩焼きのカマを翌日にこれでおじやを作ると、うまいです。塩焼きのカマが味を出します。
さあ、明日も好天予想で、ブリ狙いです。このポイントで、時合いに集中。どんなジグで、どんな動きに反応が出るかが楽しみです。
ところで、今回の釣りの最中ずっとボートでは、山口百恵全集が流れていました。以前、演歌をかけると魚が釣れると聞いて、いろいろやった結果、山口百恵が一番効果があり釣れたんです。その後、忘れていて、ふと思い出し本日、またしてみました。お笑いなさるな、好調です。明日も朝から「いい日旅立ち」をかけて、ブリに旅立ってもらいます。