meikeimaruのボート釣り 狙いは、「ジギングで青物」
播磨灘のボート釣り最新情報をお届けします。
ブリ狙いで、11月はのませ(泳がせ)釣りが楽しみです。しかし、エサの小アジが11月に入った途端に少なくなりました。ごくわずかな群れの小アジを探すのに、朝の時間消費はもったいなく、それならばと、ジギングゲームでブリを狙います。11/15にブリを食わせ、やったと思いながらのラインブレイクに泣きました。大物釣りには、ラインブレイクはつきものですが、事前の準備でのリスク回避は重要です。そして、敵討ちに11/17明石沖カンタマに再度挑戦です。
概況
2019年11月17日(日)中潮 満潮 14:42 干潮 6:32 (高砂)
明石海峡転流 7:30 最速 西流 10:59 6.0kt
海況:波穏やか 水温 20.2℃
釣果 ハマチ 42-48cm 5匹
ロッド ジギングハードタイプ ラインPE2号 リーダー12号
ポイント カンタマ
状況 釣行(出港帰港)時間 6:00-10:00
ロッドとリールを使いジグを生きているように操り、魚に思わず食わしてしまうジギング。ラインの先にジグがついているだけの単純なリグ。その釣り味は、ダイレクトな感覚で、いきなり「ドンッ」と来るアタリから、その引き味は面白さを倍増させます。しかし、体力勝負のところも大きく、1日中しゃくれる釣り人の体力には、脱帽感心してしまいます。
先日11/15のラインブレイクでの失敗の原因は、ラインがPE2号でしたがロッドの溜めもドラグも問題なく機能していましたし、切れた部分が一番弱いリーダーとの結節点でもなかったので、ラインそのものに傷があったか、磯場の岩に擦れたと考えています。ラインには擦り傷があったので、たぶん後者でしょう。
このポイントは、水深60m~20mへのカケアガリで40m~30m付近に岩場があり、複雑な海底形状です。それだけにベイトも多く、カンタマの一級ポイントと思います。狙って釣れるブリの実績場で、大事なポイントです。岩場承知でリーダー太目にしていましたが、水深40mで食わせたラインが、出過ぎていて、PEラインが30m付近の岩場に擦れたという腕の問題だと、私の結論です。「へたくそ」でした。
大物釣りの場合のラインメンテナンスは重要で、17日の再挑戦を前に、PEラインは裏返しにして未使用部分を前に出し、リーダーやアシストフックの結節点もメンテして、さあ、敵討ちです。
夜明け前の6時過ぎに出航、明石沖カンタマ迄は足の遅い我が艇は約50分。ちょうど転流し始めるちょうどよい時間帯です。まずは、まだ潮の動きが遅いポイントを魚探反応を見ます。
所々にベイトの反応がありますので、それなりの活性が期待できそうです。
7時過ぎに釣り開始です。前回、最後に根がかりを連発させたトラウマがあるので、フックはテールを外しヘッドの2本にしました。まだ潮が遅いので、ジグも軽めの120グラムで第一投です。
何回かジグに触っているような感覚があるのですが、かからないです。潮が効き始めれば食ってくるだろうと思いながらボートを潮上に戻して、3流し目。フォールしてしゃくった瞬間にズンと食ってきました。最初の1匹は、アベレージサイズの43cmほどの目がやられた顔のモーニングハマチ。
そろそろ上げ三分の潮が効いてくる時合いが近いのでしょう。アベレージサイズが続きます。
その次は、少し引き味が強くなりましたが、狙いのブリには程遠いです。この日一番になった48cmのハマチ。このサイズになると体高もあり大きく見えます。ブリよ来い、食って来いとジグを動かしますが、ハマチが続きます。メジロサイズも来ない。どうやらハマチの群れの数が多く、時合いになると育ち盛りのハマチが我先に食ってしまうのでしょう。
混在している海では大物のチャンスは、そう高くはないです。そんなことを記したページがこれです。
どうも敵討ちができなかったようです。昼過ぎまで続けるかと考えながらも、ハマチ5匹の釣果になりましたので、予定通りに釣ったハマチの下処理をして、クーラーに詰めなおし、10時前に沖上がりで帰路につきました。
ブリを釣り上げることはかないませんでしたが、おいしいハマチを連日釣ることができているので、もうお腹いっぱいです。今回、ハマチのフライを作りましたが、これまた旨い。アジフライのボリューム版というところです。
秋にハマチ、イワシ、タコで、寿司を作るのを覚えたのが問題で、太りました。食べ過ぎで、今頃のハマチのようになりそうですが、寿司にすると際限なく食べれてしまいます。100円屋さんの寿司型をお試しください。
明石沖のポイントは、船も多く流れも速く油断がならない、ある種の緊張感がある釣り場です。明石海峡の一級ポイントは、その混雑と潮流に波にて meikeimaruではリスクがあり、滅多に行きませんが、播磨灘の鹿ノ瀬周辺もなかなかの一級ポイントです。今シーズンのあと僅かなチャンスを狙いたいですね。