ボート釣り 明石沖でシラスを食うハマチをチョクリ釣り 2019/12/14

 meikeimaruのボート釣り 狙いは、「シラスを食うハマチ」

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11月末に良い思いをしたので、柳の下の泥鰌の釣行で昨日のジギングでは、4匹釣るのにずいぶん時間がかかり苦戦でした。12月に入りシラス漁が盛んになるということは、ハマチもシラスを食っているのが多くなってきているはずで、昨日のジギングの仕返しに、今日は大物ではなく、シラスを食っているおいしいハマチをチョクリ釣りで狙ってみます。見てろっ!! 魚も肉もエサで味が変化しますが、シラスハマチは、脂がのって臭みが少なく極上です。あの透き通るようなきれいなシラスをたっぷりと食べている上物です。

さて、土曜にかかわらず、チョクリ釣りで狙うポイントは先行船1隻で、ポイントは空いています。これならば間違いなさそうで、結果は大当たりで、年内の食糧を確保しました。

チョクリ釣り1匹目のおはようシラスハマチ君

チョクリ釣り1匹目のおはようシラスハマチ君

 概況

2019年12月14日(土) 中潮 満潮 12:29 干潮 4:40 (高砂)

 明石海峡転流 5:40 最速 西流 9:11 7.0kt

 海況:波穏やか 水温 16.6℃

  釣果 ハマチ(シラス食った太いの)43-50cm 16匹

 ロッド フルソリッドHタイプ200cm ラインPE1.5号 リーダー8号

 チョクリ仕掛け 全長15m10本ハリを10m8本ハリにカット ハリス8号

 オモリ 50号

ポイント ヒヤガリ

ハマチ、本日の釣果。すべて三枚おろしにして、冷蔵庫行き。

本日の釣果。すべて三枚おろしにして、冷蔵庫行き

 状況 釣り時間(fishing time) 7:20-9:15

12月中旬の大潮で青物狙いは、レギュラーシーズンの最終戦ですので、良い釣果を出したいです。12月14日夜明け前の6時過ぎ出航で、月明りの海をポイントの明石沖ヒヤガリへ向かいます。昨日ジギングで苦戦でしたので、チョクリ釣りです。「シャクリ」をからかわれましたので、「チョクリ」でおちょくってやり、釣果を出します。

7時過ぎに釣り開始で、水深40m超から20mまでのカケアガリの実績ある潮筋を狙います。潮は上げに向けて動き始めて3ノット台の流れです。途中に磯があるので注意が必要です。

市販のチョクリ仕掛けは、15mと長いですが、10mにカットして使います。水深20mまで行くと、いくらなんでも15mは長いです。リールの水深表示「0」でもその下に10m仕掛けがあります。

チョクリ仕掛け

市販のチョクリ仕掛け、全長14.5mを半分か10mにカットして使う

長い仕掛けを投入して、まず底を取ります。そして、常に根がかりを気を付けながらサオを大きくゆっくりと動かします。チョクリ仕掛けは、ハリスがサビキ仕掛けより短く、よりダイレクトな動きになるはずです。

チョクリ仕掛けはサビキよりハリスが短い

チョクリ仕掛けはサビキよりハリスが短い

ボートは、朝の風に押されて少し斜めに動きますが、もう少し潮が効いてきて、陸上の気温が上がると風も止まり潮筋をきれいに流れ、その頃に時合いが来るはずです。

潮上に上がり再度投入。ジギングから比較するとアクションも穏やかでゆっくりとしていますので、ずいぶんと楽ちんです。

そして、3回目の流しでグワングワンとアタリが出ます。来た来た食って来た。レギュラーサイズ45cmなれど太ったおはようハマチ君です。チョクリで食ってきます。周囲にシラス漁の網漁船が出てきますが、筋は離れているので問題なしで、ということはシラスがたくさんいるということで、それをハマチが食いに来るということです。上げ三分の時刻は8時がらみです。このところ好調な上げ三分に、水深40-30mが青物食堂のシラス定食になる兆しが出てきました。次は、1匹目がアタリが出て、追い食いで周囲から飛びついて3匹です。ハマチでも3匹だと結構な引きが楽しめ、400番程度の電動リールでは重たい相手に唸っています。

体高があり、太って、脂がのっているシラスを食うハマチ

体高があり、太って、脂がのっているシラスハマチ

時合い到来です。

ここから、1匹ずつ太ったシラスハマチが連続で来て、釣果は7匹になりました。10匹になったら今日は沖上がりと決め、潮上から釣り始めたところ、1匹目のアタリのあと、追い食いが続き動かなくなりました。ブリを上げるように引っ張り合いをしながら上げてくると、海の中は鯉のぼりのようにハマチがつながっています。やったー!4匹。

青物口は大きい

青物口は大きい

これで、10匹を超えて11匹。しかし、時刻は8時45分と9時前です。もう一回やってみるかと、潮上に上りシラス食堂の上を流すと、グングン、グングンとアタリが出て追い食いをして、そのうちに動かなくなりました。PE1.5号がキンキンしている引っ張り合いでドラグを効かせて巻き上げます。さっきの4匹以上です。こうなると取り込みはハリス8号ですので、ハリがかりを見て引き抜きで上げていきます。1,2,3,4,…5匹数珠繋ぎです。釣り上げて、引っ張り上げ、取り込んで、ハリを外して、イケスに放り込み、ひとりですると天手古舞の楽しい忙しさです。あー幸せ。

イケスの中はラッシュアワーです。

これで、16匹。まだ時合いは続いているので、まだ10匹くらいは釣れるかもしれませんが、もう十分で、なんと9時15分終了です。この後、血抜き処理をして45リットルのクーラーに極上のシラスハマチをたっぷり入れて、沖上がりの帰港の途です。

ハマチ大漁で45Lクーラーもいっぱい

45Lクーラーも結構いっぱいになります。

大当たりです。シラスパターンに合わせてチョクリ釣りで、脂がのってよく太り、臭みの少ない、その身は白みがかった健康的な極上のハマチがたっぷりと釣れました。チョクリ釣りは、パターンにはまれば漁のような要素がある釣りですが、この爆発力は違った面白さと満足を得ることができます。

スーパーで売っていない天然物のシラスハマチは、嬉しい釣りものです。知り合いにもお裾分けをしながらも、しっかりと年内の肴であり、食料いや食糧ですので、一生懸命に食べます。それにしても、うまい魚です。

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