ボート釣り 明石沖で青物(ブリ)狙いのイカエサ釣り 2019/12/16

 meikeimaruのボート釣り 狙いは、「イカエサで青物」

播磨灘のボート釣り最新情報をお届けします。

青物狙いののませ(泳がせ)釣りのエサになるアジの確保が11月から容易でなくなり、一部に生息する小アジを狙うボート釣りの方々もいましたが、例年にない厳しい状況でした。乗合船も早々に見切りをつけたところもあるくらいでしたから、ちょいとたいへんでした。

11月からは再びジギングで狙い、11月末にやっとブリを釣ることができました。しかし、のませ釣りの魅力も忘れられない日々で、ブリを狙う釣り船がイカエサで釣っている情報を得ました。知っていたものの、活きたイカを使用すると思っていたところ、スーパーで売っているパックものの「甲イカ」や「ヒイカ」で釣れるらしく、まずはテストです。

ブリもメジロも来ませんが、ハマチは御覧の通りダイレクトに食ってきました。何か得をした気分です。ボート釣りの僚船は、メーターオーバーを釣っていますので、これは間違いないようです。

ハマチがイカエサを食って来た

しっかりとイカを食いました。

  概況

2019年12月16日(月) 中潮 満潮 14:49 干潮 6:15 (高砂)

 明石海峡転流 7:23 最速 西流 10:44 6.5kt

 海況:波穏やか 水温 16.3℃

 釣果 45-50cmクラス ハマチ 6匹

 ロッド ライトゲーム モデラートH255 + 電動リール800番

 仕掛け PE3号 リーダー12号 ハリス10号 ハリ ヒラマサ12号

 エサ 生のヒイカ

ポイント カンタマ

ハマチレギュラーサイズが釣果

ハマチレギュラーサイズが釣果

 状況 釣り時間(fishing time) 7:40-11:00

私がわかっていないだけで一般的なエサなのでしょうが、一部の釣り船が生きているイカを取り寄せて釣っている以外は、予備知識がなく、まずは調査釣行です。

播磨灘兵庫県下では、船からマキエを使用した釣りは禁じられているので、和歌山や関東では一般的なコマセ釣りがありません。だから、エサ釣り=のませ釣りのアジがエサというのが、固定観念です。

テストながらもブリが狙えるならばと、少々ハードなタックルとリグでメーター級に対応して釣りましたが、ハマチ狙いならば、もっとライトなタックルで釣ると、これは気楽な楽しい釣りが楽しめそうです。

潮の動き始めが7時半前なので、少しゆっくり目で出航。ポイントの明石沖カンタマで7:40釣り開始。

ヒイカをエサにする

スーパーで売っている普通のパックです

いきなり大きな甲イカはハードルが高く、ひと口ひと飲みサイズのヒイカを選択。イトーヨーカドーでヒイカを2パック購入しましたが、500円でおつりがくる安価です。エサ付けは、イカの先端にハリをチョン掛けでOKです。あとはそのまま投入です。

ヒイカ頭にチョン掛け

イカの先端にチョン掛けです。なんとなく光っています。

水深50-20mのカケアガリラインを潮に乗せて流して行きますが、まずは50mで底を取り、5m底を切って待ち受けます。カケアガリで浅くなるのを注意しながら巻き上げてきます。

3回目の流しの水深30mで引き込むようなグインとアタリが出ます。のませ釣りのようにアジを加え飲み込む間が必要なく、いきなりのアタリと引き味に変化します。ハマチサイズですね。ハマチの引きは楽しいですね。

活アジならば泳いでいますが、生きていないイカだからサオをゆっくりとしゃくりながら誘いをしますが、潮の流れは速いので、それなりにイカは泳いでいるように動いているはずですので、むしろ、捕食帯のタナ取りを気を付けて釣ります。

魚探反応、ブリ発見

カケアガリには良い反応が出てきます。

潮が効いてきて、コンスタンスに釣れ、ハマチが続きます。欲張り虫は、ブリを思い描いているのですが、ハマチです。

5匹釣って、最後にもう一度と狙っても、やはりハマチの6匹目が追加になりました。おいしいハマチのお土産ができて、11時に沖上がりをして帰港の途につきました。

ハマチで賑やかなイケス

ハマチで賑やかなイケス

テスト釣行は、うまくいきました。ヒイカでコンスタンスに青物が狙え、6匹と十分な釣果を得ました。すべてハマチでしたが、僚船はブリもメジロも釣っているので、まぐれでもなく、狙って使えるエサですし、毎日ブリを上げている乗合船もありますから、これは面白いです。

ブリには、甲イカの方が確率が高いようです。しかし、甲イカは入手がヒイカより難しくなりそうです。いずれも、効果の高いエサだと確認ができました。

良く太ったハマチがイカを食う

良く太ったハマチがイカを食う

仕掛けは、のませ釣りの流用ですから三つ又のスイベルを使用していますが、イカエサならばテンビン仕掛けにした方がさばきやすい感じです。その方が、通常ハリスを1.5ヒロですが、少し長くして自然な動きを作れるかもしれません。

アジが簡単に手にれられるならば、効果が大きいエサで重宝しますが、突然いなくなり、朝の貴重な時間帯をアジ釣りに翻弄されることなく、安価なエサを使えるのは朗報で、ある意味で目から鱗の今更ながらの大発見です。

こうなると、明石でも一部釣具店で販売をし始めた、海上釣り堀で使われる養殖ウグイ「銀平」も出番が出てくるかもしれません。特に甲イカの場合は、代替えとしてでなく本命のブリ狙いのエサとして使用ができますので、どうやら、来シーズンはまたまた面白くなりそうです。

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