ボート釣り明石沖の秋タコ釣り、産卵期も終わり大きく育った秋タコを狙う 2019/11/07

 meikeimaruのボート釣り 狙いは、「秋タコ」

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明石二見沖の秋タコを狙います。9-10月の産卵期も終わり、自主規制期間も終了。11月からは大きく育った秋タコを狙います。どういうわけか、今秋はタチウオが不調ですが、どうやら秋タコは順調な様子です。水温も21度以上あるので、元気よくタコエギを追いそうです。11月6日に少し様子を見て、再度11月7日の朝の潮で狙ってみました。

夏の数釣りというわけにはいきませんが、おいしい晩ご飯になる中型が良い調子で釣果になります。

タコが釣れた。うまそうなタコ

タコが釣れた。うまそうなタコ

 概況

2019年11月6日(水)長潮 満潮 4:37 干潮 10:44(二見)

 明石海峡転流 6:32 最速 東流 9:31 2.2kt

 海況:波穏やか 水温 21.8℃

 釣果 タコ5ハイ(3kgクラスの大ダコは釣ったものの脱走された写真あり)

 仕掛け タコエギ オモリ40号

ポイント 明石二見沖

動き回り絶対におとなしくならないタコ

動き回り絶対におとなしくならないタコ

 概況2日目

2019年11月7日(木)若潮 満潮 6:20 干潮 11:54(二見)

 明石海峡転流 7:56 最速 東流 10:39 2.5kt

 海況:波穏やか 水温 21.7℃

 釣果 タコ6ハイ 1kgクラスから300gまで

 仕掛け タコエギ オモリ40号

ポイント 明石二見沖

活きているタコは、撮影が難しい

活きているタコは、撮影が難しい

 状況 釣行(出港帰港)時間 6:00-10:30

毎年いくつかの老舗乗合船が、この時期に秋タコを狙っていました。しかし、今年は秋のタチウオが調子よくないのもあり、明石界隈の乗合船がタコを狙っています。産卵期も終わり、自主規制の期間も終了した11月、おいしい秋タコが釣れるならばと、食いしん坊釣りが始まりました。

タコエギをしっかりとつかむタコ

タコエギをしっかりとつかむタコ

二見沖のノリ棚の周囲にあまり近づかないようにして、水深8mの比較的浅いポイントを狙います。2か月ほどのご無沙汰のタコゲームですが、誘っていくと乗りの重みを感じ、慌てないでひと呼吸ふた呼吸待ち、思い切り合わせると「ズン」と来るたまらない面白さの重みを感じることができました。秋タコ1匹目は、600gのおいしい中型です。

食べごろ中型のタコ

食べごろ中型のタコ

同じところを流すように再度狙うと、またまたヌンと乗りを感じ、アワセに重みの快感です。

そして、そのあとに来たのは、根がかりかと思うような・・・動かない重みが少しずつサオが上がります。やった、大ダコだ。ゆっくりとリールを巻き、上がってきたタコの頭は、初めて見る大きさです。タモ入れも決まり、3kgクラスの大ダコ!自己最高記録です。写真を撮り、エギを外すのですが、タコの首というか胴体というか、とにかく太いし、おっかないしで必死で押さえ込み、スカリに放り込みました。ここまでは良かったのです。

タコ!脱走犯!バケツに比較してのこの大きさ

脱走したタコ、3kgクラスの大ダコ、バケツに比較してのこの大きさ

その後、おでんで煮込んだらさぞかし食いごたえがあるだろうと想像しながら、ふとスカリを見るといません。あのでかいのが。「やられたーっ!」と悔やんでも後の祭りで、脱走の名人であることは承知なのですが、この全長140cmくらいのスカリをよじ登り逃げるとは、いやはや想像できませんでした。がっかりで、あー食いごたえのあるやつだったろうなと思うこと思うこと。

これで、この日は完全にスカタンです。あと2ハイを追加しましたが、意気消沈で9時半に沖上がりしました。

タコエギの黄色紫が活躍

タコエギの黄色紫が活躍

悔しいもので、何とか敵討ちとばかりに翌朝6時出航。

何とか大物をと気合ばかりで、釣れてくるのは600g以下ばかり。失敗を引きずっていますね。
やっと1kgサイズが来ました。ホッとする気持ちです。まあ、改めての仕切り直しが必要ですね。考えれば笑ってしまいます。

300gのようなちびっこもいましたが、朝の時間帯でサクッと6ハイも釣れれば十分で、これで晩ご飯は、当分タコが食べられます。

失敗を引きずらなければ、10ハイくらいが平均値でしょう。狙ってみてください。

秋タコのシーズンになると、二見沖等タコのポイント周辺には、びっしりと兵庫県特産の海苔養殖のノリ棚が設置されています。乗合船は、ノリ棚の通路に入りタコを狙っていますが、君子危うきに近寄らずです。ノリ棚周囲の展開されているロープの方向を見て、あくまでも周囲を釣るようにします。素人のボートが近づくのは危険です。
夏のポイントとは若干違うようで、潮止まり前後の緩い潮の中で、丹念に探っていくのが良いです。

タコエギにケミホタルミニの4連装

タコエギにケミホタルミニの4連装、これは11/7用

仕掛けのタコエギは、黄色と黄+紫のエギを基本に使用しました。夏に調子の良かった組み合わせですが、秋も良いようです。また、面白がってケミホタルを使っていますが、大タコの時は50mmの黄緑と赤を2個使用していました。効果あるのかどうかわかりませんが、期待感十分です。

青物狙いにならない緩い潮周りは、タコ釣りには絶好ですので、裏表で釣りものに事欠かない様子になってきました。また、気ままなボート釣りならば、青物を狙いの潮止まり前後を二見沖でタコを狙い、潮が動き始めたら青物ポイントに全力ダッシュという、贅沢もできそうです。

タコは、冷凍保存ができます。12月の釣果は正月用にもできますので、ここしばらくは狙いものです。久しぶりのタコ、おいしい明石のタコを腹いっぱいに食べられました。このおいしさで、また釣りたくなります。

そして、皆さん、タコは脱走の名人ですから、お気を付けください。悔しいです。

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