ボート釣り シーズン初期のハマチを狙う 

meikeimaruのボート釣り 狙いは「ジギング青物」

 釣りログ 2018-06-24

海況:穏やか 水温22.5℃ 若潮 満潮7:51 干潮14:19 家島

明石海峡転流 8:05 下げ潮最大 11:20 4.2kt

初物ハマチ!ジギングスタート!。

大きいタコと太ったハマチの釣果

大きいタコと太ったハマチの釣果

ジギングシーズンが始まりました。

初物のメジロをばらした後、太ったハマチを確保、meikeimaru のジギングが始まり、ワクワクです。

朝一番に二見沖で、なかなか良型のタコを釣ったものの、後が続かない。今年の6月は二見沖が本当に良くなく、乗合船含めてヒヤガリ付近から淡路島富島沖に行っています。富島沖に行くと、何とかなるようですが、遠いですね。6月後半になれば、二見沖ももっと良くなるはずですが、少々遅れているようです。

二見で追加を狙うものの、潮が速くなって釣りづらくなってきましたので、もう少しの気持ちを残しながらタコ釣り終了して、青物を狙いに行きます。

まだ、シーズン初期ですので、自信はありませんが、ジギングでのハマチ釣りに高倉瀬のポイントに向かいます。

無線情報では、明石海峡の「小磯」はサビキでハマチが釣れているようです。タイの仕掛けに青物が食ってきて、切られるとかの景気の良い情報も聞こえました。しかし、土日の明石海峡の「小磯」のポイントやその周辺のポイントは、一級ポイントですので、遊漁船とボートでたいへんな混雑が予測できます。とても、そのような混雑ぶりでは寄り付けませんので、喧騒を避けてたった1隻高倉瀬で、ハマチを狙います。

この高倉瀬のポイントは、高倉瀬ブイの南側で、下げ潮の時のポイントで、潮に乗せて西から東へ流して行きます。例年何かと釣っているところなのですが、今シーズンは初めてで、釣れるだろうかというプレッシャーがあります。

東流の下げ潮に替わったばかりですから、どこかで時合いが訪れるはずだと信じて、釣り続けます。なんと周辺の海面がバシャバシャとナブラが立ち始めました。それ目がけて、ボートを全力で走らせ、ナブラの付近から、ジグを投げたり、落としたりしますが、アタリが出ません。魚探を見るとベイトらしい反応が少なく、ボワーッとした反応が出ています。それでも、狂ったように青物のナブラが出ているので、追いかけているのは多分シラスで、せいぜい小さいイワシでしょう。小イワシやシラスの群れを食っていますので、80gのジグでは大きいので、食ってこないのでしょう。

そこで、マイクロジグタングステン30gに変更。マイクロを扱いやすいようにロッドも柔らかいボートシーバスロッドのMLタイプに交換。この柔らかいロッドを選択したのが失敗でした。なめていました。コツンと1回アタリがあり、フッキングしない。海底から10m 普通のリトリーブで巻き取り、また落とす。最初のアタリから2回目の巻取りで重量感あるアタリが出ました。グン。

一気にラインが出ます。リールのドラグ音とともに魚はラインを引っ張り逃げていきます。ロッドに対して、食った魚が大きいので、コントロールが効かない力強さで走られます。ハマチクラスならこの柔らかいロッドでも獲れるのですが、相手がデカく、多分メジロでしょう。

ラインは、PE0.8号、リーダー5号で、メジロクラスにはロッドのバッドパワーが無さ過ぎますので、コントロールが効かず翻弄されます。

それでも、魚が走る方向に船を操船しながら間を詰め、何とか上げて来たものの最後の抵抗で一気にラインが出て、船体にラインが擦れブレイク、残念無念です。

奮い立つというのは、こういうのでしょう。よーしっと意気込み、ロッドをジギングロッドMLタイプに変更。ラインもPE1.2号。このロッドならば、マイクロジグを操れて、メジロも取れると、再開です。

潮の速さは2.5knot、ちょうど良いくらいになってきたところで、食ってきました。今度は大丈夫。ロッドは柔らかいながらもバッドに力があるので、余裕があります。さっきの奴より引きは弱いので、ハマチでしょうが、パワーがある、なかなかのファイターです。初物丸々太ったハマチをゲットです。うれしい。

タコの釣果 キロサイズに近い

タコの釣果 キロサイズに近い

風も出てきて昼前11時に沖上がり。メジロには逃げられハマチ1匹なれど、ポイントと潮時を狙って釣った満足の初物です。

シーズン初期のジギング

  • シーズン初期は、食べているベイト(小魚)もシラスや小さいイワシだから、ジグは小さめ80gまでを使用しましたが、マイクロジグが、良い結果を出しました。
  • シラスだけを食べている時は、サビキ仕掛けしか食ってこない。当日、明石海峡小磯のポイントは、タイサビキ仕掛けに青物の群れが食ってきて、ハリス切れ多々だった模様です。
  • 高倉瀬のポイントは、水深20m前後までなので、捕食帯は5mと見て、フォールも考え、10m巻き上げまでが勝負とします。
  • フォールで食うことが多いので、落とす時もラインの動きには注意をします。
  • 浅い水深ながら潮速はあるので、巻き上げ3-4回に1回は海面まで巻き上げて、ラインを立てることをしないと、軽いルアーを使っているだけに正しい動きをしません。
  • 30g程度のマイクロジグも大きな効果あり。本日がその結果。私は、そのためのスピニングタックル。しかし、シーバスロッドのMLは、失敗でした。
  • 高倉瀬は下げ潮のポイント、潮が効いて2.0ktを超えて、ボートが真東に流れ始めたら食ってきます。
  • ナブラが立つ時がありますので、そのチャンスをものにするため、安全確保して全力航行で接近。トップを攻めるスピニングタックルとルアーは用意しておく。

ハマチは、55cmの丸々太ったグッドサイズです。下ごしらえをしますと、お腹には、シラスと小イワシがたくさん、見込通りでした。この場合、マイクロジグかサビキ仕掛けですね。いよいよ面白くなってきました。

今日は、デカいタコもいますので、晩ご飯の肴は、たらふく食べられる幸せ気分の休日です。

近年人気の出てきたマイクロジギングでの仕掛けや釣り方を解説します。明石おきでは、釣れる魚種は多彩で、釣りのポイントもジギングのメジャーポイントだけでなく、家島諸島でも多彩な魚種で楽しい釣りができます。アタリは明確で面白いマイクロジギングです。

  本日使用のリグ

ロッド・リール= ダイワ BLAST BJ63HS シマノ STELLA 3000HGM

ラインPE1.2号 リーダー フロロ6号  マイクロジグ(タングステン)30g

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
meikeimaru のボートノウハウとメンテナンス ボートの操船や維持のノウハウや、艇体や船外機エンジンのオイル交換、グリスアップ、定期交換部品などのメンテナンス方法や作業手順をわかりやすくまとめています。