meikeimaruのボート釣り 狙いは「タチウオ」
2018-10-19 好調なタチウオシーズン 釣りログ
10/19 海況:朝 寒気による時化 後 穏やか
水温23.0℃ 大潮 満潮 7:26 干潮 12:38 家島
明石海峡転流 7:21 下げ潮最大 10:21 2.3kt
家島諸島男鹿島のタチウオ釣りの第2弾です。
好調なタチウオ釣りが続きました。
今回は、出航後、男鹿島方向に寒気の黒い雲が近づき、急に天候が悪化。海象予報の予想外の天気で、10m以上の北西の風になり、途中より急遽帰港。8:30再出航、男鹿島のポイントでの釣り開始は9:30でしたが、好調なタチウオ釣りで、ゲストと二人で、エサ切れのお昼過ぎまでに指2.5本から3.5本サイズを39匹とグッドな釣況でした。
ポイントは、家島諸島男鹿島南東部の40-50mライン。例年のマイポイントとして実績のある釣り場で、今期は好調のようです。しかし、気まぐれですから、いついなくなるかわかりませんので、釣れる時にしっかりと楽しく釣っておきたいです。
時化で2時間半のロスタイム。9:30過ぎに釣り開始です。底までテンヤ仕掛け(40号錘)を落とし、ゆっくりと巻きあげます。電動リールの3のスピードですからデッドスローです。底から3mくらいで小さなアタリが出始めますが、アタリは小さいです。最初の1匹目が来るまでは、ドキドキ気分で、2回目の巻き上げでフッキングが効き、指3本サイズからスタートです。
指3本サイズが平均的で、それに2.5本と3.5本が混じってきます。4本サイズは、釣れませんでしたが、まずまずのサイズが続きます。
今回の誘い方
タチウオは、捕食行動の多くを立ち泳ぎをしていて、下から上を見ています。そして、下から上のエサに向けて捕食することをイメージしておくのが大事です。
- 底を取って、ゆっくりと巻きあげてくる。これが、すべての基本動作です。この時テンヤは、水平状態です。
- 活性が高い時は、巻き上げていれば大きなアタリを出してくれますが、そう簡単ではありません。
- この巻き上げのスピードも、デッドスローから普通のスローまで、日によりアタリが出る動きが違います。これを探ります。
- アタリが出ます。その後、いきなりアワセるか、止めて間を作るか、少しサオ先を下げて誘うか、この違いも出てきます。
- アタリが出て、アワセを入れるが空振り、その次に、再度巻き上げるか、一旦10mくらい落とすか、底まで落とすか、これもその日の状況が違います。
- まずは、その日の食って来るパターンをつかむことが必須です。乗合船での釣果の差は、このパターンのつかみ方の違いです。
- 本日のパターンは、巻き上げてきて、アタリが出たら、止めて、少しサオ先を下げて誘う、それでアタリ出たらシャープにアワセを入れる。これが、本日の過半数を占めた必釣パターンでした。
アタリを捉えて、サオ先が絞られると面白いですね。取り込み中の重い引きは、アワセの面白さと併せて、タチウオテンヤ釣りの面白さです。タチウオにとっては、大好きなイワシをかじっているところに、あんな大きなハリがかかってくるのですから、たいへんな騒ぎでしょうね。
魚探でのタチウオの見え方
- タチウオは、立ち泳ぎしながら、立った状態でエサを待っています。
- 魚探が反応をするのは、身体の横ではなく前面投影面、真正面です。
- よって、10cm台の小型魚の反応が、同じ水深に横並びに出ます。これがタチウオの魚探反応です。
- 時折、横に泳ぐのが出ると60-80cmの反応になりますが、多くの場合小型魚の反応です。
- 横一列に並んでいる反応が、底に出たり、中層に出たりですから、そのタナをつかめばアタリが出ます。
エサのイワシ
- 釣具店の冷凍イワシを購入しますが、一人当たり3パックはないと、エサ切れになります。
- スーパーで売っているイワシ、エサ用より少し小振りが多いですが、十分に使えます。倍以上入っていて、半値以下です。この時期冷凍保存しておきます。
- キビナゴ。おかっぱりで使用するエサですが、食い気の目先を変えるつもりで、2匹をテンヤに付けると、なかなか食ってきます。使えるエサです。
リーダーの必要性
- PEのメインラインを守るリーダーは、必須です。
- 10号2ヒロに、12号1mを使用します。
- リーダーとリーダーは簡単な電車結びかスイベル。傷が入ったらすぐの交換します。そのための先糸です。
- カッターナイフのような歯の持ち主ですので、リーダーは高い関心が必要です。
お昼1時のエサ使い切りまで、コンスタンスに釣れ続き、ポイントの流すラインは前回同様に大きく変更することなく、実績場一帯で釣果を上げられました。
実釣時間3時間でしたので、手前船頭のボート釣りでは、2人で39匹でしたので、良い釣果でした。サイズは、指2.5本から3.5本でしたので、こんなものでしょう。4本サイズは最近では、なかなかお目にかかれませんが、満足です。
全体を通してアタリは続きましたが、そのアタリは小さくいきなり食って来ることは少なかったです。朝の寒気の風と雨で若干水温が変化したのかもしれません。水温の1度の変化は、我々の気温の5℃の変化と同様の影響を魚には与えるそうです。
人気のある釣りですね。面白くて、美味いのですから、次の機会の段取りをもう考えています。
尚、家島諸島でのボート釣りには、家島坊勢漁協の年間入漁証が必要ですので、注意ください。
本日使用のリグ
シマノ ライトゲーム Type73 H200 シマノ 電動PLAYS400
ラインPE2.0号 リーダー ナイロン10号2ヒロ さらに12号1ヒロ。
タチウオテンヤ40号 + ケミホタル