ボート釣り 明石沖タコを釣り、思惑外れでサワラ 90cm 

meikeimaruのボート釣り タコとタイラバでサワラ

 釣りログ2018-06-02

海況:穏やか 水温18.8℃ 中潮 満潮11:18 干潮07:05 家島

明石海峡転流 8:02 12:16 上げ潮最大 10:05 1.9kt

90cm 自己記録のサワラです。あとは、序盤のタコ4ハイ。

サワラの釣果90cm

狙い外れであったが、嬉しい型物のサワラ

5:30出航。一路東へ面を向けて、鹿ノ瀬北方のヒヤガリ北のタコポイントへ疾走と行きたいのですが、巡航17knotのmeikeimaruはノンビリ。30分も走ったら、後ろからマリーナの僚船FR32が波頭を押しつぶしながら疾走して、あっという間に消えました。

6:20ヒヤガリタコポイント現着、水深40m超えのまあ深場、乗らない時間が過ぎていきます。この日の明石海峡転流時刻は8時だから9時前までが勝負どき、潮がとろみ始めた8時過ぎからやっとの4ハイ。しかし、小さく、リリースサイズの兄貴分くらいしかないですね。

今日は潮が変則で早めの12時に再度転流があり、潮が緩みますので、タコはその時間に再開で、それまでは、今年はまだ形を見ていないタイを狙いたくポイントを少々移動です。

ヒヤガリ周辺のタイポイントをタイラバで狙います。水深50-70mのポイントに80gの軽めのオモリ。底をとれる軽めで挑戦です。魚探には、小型の反応だけで大型は見えないですが、期待をして開始です。潮の流れは、このポイント絶好の上げ1knot後半。しかしながら、時間は刻々と過ぎ、9時半を回っても何も反応がありません。

少々口寂しくなり休憩しながら腹ごしらえをしていると、ヒヤガリ青物本命ラインに中型の遊漁船が入っています。青物狙いではない、あの船はタイ狙い専門だ。

引き波立てずそろそろと近づき、潮上の迷惑のかからないところから、様子を見ます。このラインは、青物狙いの私の本命ラインです。そう思っていると、タイ釣り師は40cm程を上げました。やはり、ここにいるんだ。ここは、流しはじめに磯場がある30-40m水深。

よし、このポイントを狙おう。ここは、広いポイントですので、迷惑かけない距離を置いて、ボートを潮上に移動させ流し始めました。

 タイラバの鉄則

  • 絶対に巻き上げは、等速巻きが絶対条件です。
  • アタリが出ても走られるまでは、等速巻きを続け、アワセてはいけません。
  • とは言いますが、「アワセない」は修業がいります。いつも心に言い聞かせておく必要があります。
  • 細いラインを使用することから、ドラグ調整はしっかり行っておきます。
  • この周辺海域は、通常は底付近から、せいぜい水深1/3をどの魚も捕食帯にしているので、巻取り深さをチェックして手返しを多くする。

タイラバ釣りの鉄則、等速巻きを意識して、約20回リールを巻いては着底まで落としを繰り返していると、何回か流した時に抑え込むアタリで同時にドラグがいきなりジーーッと大きな音、ラインがどんどん出て行って、ドラグを少しは締めたところでやっと落ち着き始め、それでも断続的にドラグは鳴っています。これが写真の90cmサワラ。

よく上がったものです。PE0.8号にリーダー5号のラインですし、ロッドはタイラバの柔らかい方を使っていましたので、とてもスリリングです。

サワラが相手だと、引きは最初だけで、だんだんとパワフルさが抜けていきます。このサイズのブリでは取れなかったでしょうが、サワラですからうまくいきました。しかし、最初にドラグがきつめに設定していたら、引きより刃に当りやすく、歯によるラインブレイクの可能性の方が大きかったと思います。ドラグ設定は大事です。

タコの釣果

タコの釣果なれど小さい

ブリよりうまいと思っているサワラ、釣り味はブリの方が数段に面白いものですが、食べるとなるとサワラはとてもおいしいです。特に大型になれば身の厚みも想像以上にあり、刺身に焼き物にどうしようもなくおいいしい魚です。

早く帰って、食べたい一心で、もうこれで今日は、沖上がりにしました。昼の潮どまりを狙ってのタコ釣り予定はキャンセルで、帰港です。

久しぶりの「ドヤ顔」を窓から出しながらマリーナに帰港しました。

この日は、夜明けに出航した僚船が、友が島でブリ98cmと大物の日のようでした。
カンタマ、ヒヤガリの鹿ノ瀬北エリアでは、乗り合いジギング船も青物を多く上げています。6月になると、海の様子もだんだんと変化をしてきて、ボート釣りが楽しくなりそうです。

  本日使用のリグ

ロッド・リール= CROSTAGE CRXJ-B69LTR シマノ 炎月100PG    

ラインPE0.8 リーダー フロロ5号

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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