meikeimaruのボート釣り 狙いは「イワシで青物」
2018-12-13 釣りログ
12/13 海況: 穏やか水温16.5℃ 小潮 干潮 7:46 満潮 15:22 家島
明石海峡転流 8:19 上げ潮最大 11:48 4.9kt
前回ブリを狙いに出たのは11月の3連休でしたから、もう2週間以上も前で、以降狙える潮の時は強風でチャンスがありませんでした。今日は久しぶりに冬型気圧配置が緩む日で、スケジュールも取れましたので、午後の潮を狙い、遅い出航での釣りとなりました。
のんびり時間の8時半過ぎに meikeimaru 出航です。
今日は、このところイワシ釣りをしていた伊保港で、エサのイワシを確保して、イワシの泳がせ釣りで狙う予定です。絶対に食いの良さでアジよりイワシは勝るのは承知ですが、弱るのが速く、ボートのイケスで生かしておくのが難点です。
干潮から時間も経っていないので、河口のポイントは潮の効きも大したことなく、イワシの食いも良くないものの、9時半までに大きなマイワシを15匹確保して、時合いに遅れないようにポイントを目指します。
ボートのイケスでは、水流がイワシには強いので、コンテナイケスにイワシを入れて、ポンプで海水循環とエアー供給でイワシを活かしながら航行します。結果的に、生存率6割くらいと見込みます。アジですと最後まで元気ですが、イワシは弱いです。
ポイントの明石沖カンタマ、水深60m地点に到着で、10時半前からの釣り開始です。
さあ、イワシを泳がせ、水深60mから40mのカケアガリを狙います。潮の流れは2.8ノットくらいの緩い流れに乗せてボートを流して行きます。
一流し目から40mタナでアタリが出ました。イワシを飲みこもうとしています。ゴツゴツとアタリが伝わってきますので、サオ先を下げて送ってやりながら待つと、次にサオ先が突っ込み、魚は走りました。両手で思い切りアワセて巻き取りますが、ハマチサイズの引きです。
45cmほどの小型のハマチですが、一流し目から釣れると嬉しくて、イワシに感謝です。イワシがおいしいのは皆一緒です。
盛期に比較すると群れは小さくなっていますので、それを探すのが難しいですが、実績のある潮筋にハマチがいました。この潮筋を攻めればと思っているうちに、底引き網の漁船が3隻も周囲にやって来たので釣りにくいし、網の周囲では魚は釣れないので、ポイントをカンタマからヒヤガリに移動です。
せっかくなのに残念ですが、漁船は仕方がないです。
ヒヤガリに移動後も魚からのアタリは出ました。しかし、2回続けてアワセが効かずにすっぽ抜けの失敗です。アワセが効かないというより待ちきれなかったというところです。アジより大きい18cmくらいのイワシを45cmのハマチが食うのですから、時間がかかります。学習能力が無く、次はサワラで失敗。これまたアワセが効かないで傷だらけのイワシになっていました。
ゆっくりと待たなくてはと自分に言い聞かせ、次はグンと重みが乗り、ハリがかりしました。しかし、また外れ。なんとサワラが、10号のハリスを鋭い歯で切って逃げました。サワラの群れがいるというのは他船情報であったので、それです。とてもおいしいサワラに逃げられたのは、悔しいです。
潮の流れもピークが過ぎ、午後1時前に風も穏やかなのにボートが斜めに向き潮に乗るようになってきました。以前にもこの様なことがありましたが、時合いの予告です。魚探にも反応が出始めました。
イワシの残りは3匹。最後まで生きている元気の良いイワシをハリに付け、東側に潮筋を少し変えて、流し始めると来ました来ました、アタリが出ました。イワシを食い始めています。あわてないで食わして走ったところでアワセを入れれば、気持ちの良い引きです。ハマチクラスです。
さらに、再度潮上に戻りイワシを35mの海底に入れると、程なくアタリが、アワセ後の引きはハマチとは違う強い引きですが、本命のブリではなくメジロクラスです。70㎝弱のきれいなメジロが玉網に入りました。
そして、最後のイワシ。3連続を目指して行くと、期待通りハマチが来ました。
失敗やらかしながら、最後に時合いの潮ををつかみ、メジロとハマチ4匹の釣果に恵まれ、午後2時前に沖上がりで帰港の途につきました。
本日の青物パターン
はっきりとしたアタリが出るパターンでした。くわえて、飲みこんで、走る、というパターンです。
走るまで待てばOKです。
しかし、いつものアジとは勝手の違う20cm弱のイワシを50cm未満のハマチが食うので、飲み込むまで時間がかかりました。
待ちきれないで失敗をしましたが、イワシの食いは抜群で、失敗もあるものの楽しい釣りパターンでした。
- ゴツゴツと飲みこもうと頭を振る動きが伝わる。
- ブリ属は歯がやすり状で、噛まないで飲みこむので、その時間を待つ。
- 3-4秒ですが、待つのは長いです。これは、魚体の大きさ、活性、エサの大きさにより変化します。活性高ければ、一気に飲みこみます。
- 飲みこめば走ります。グイーンとサオが突っ込み、サオの弾力を活かして両手で大きくアワセます。
- アワセを効かせないと、ハリ外れの原因ですので、確実に大きくアワセます。カンヌキ(口元)にかかれば、こっちのものです。
期待のブリは不発ながら、メジロ1匹、ハマチ3匹と十分な釣果ですし、久しぶりの青物狙いで不安でしたが、年内まだ狙える予測が立ちました。
11月末から半月で3℃近くも水温が下がり16.5℃ですから、終盤戦間違いなしです。それでも低水温の昨年差はプラス2.4℃ですから、クリスマス連休はブリが視野に入ってきます。天候に恵まれれば、まだまだ狙える明石沖のブリにハマチです。クリスマスに釣れば、正月までの保存が効き、ブリ鍋もできるので、ぜひ皆さんも狙ってみませんか。
本日使用のリグ
シマノ ライトゲーム SS moderato Type73 H255 シマノ 電動PLAYS800
ラインPE3.0号 リーダー ナイロン14号
ハリス 10号 ハリ ヒラマサ12号