meikeimaruのボート釣り 狙いは、「チョクリ釣りでハマチ」
明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
台風が2回来てその前後は出航できずで、2週間ぶりのボート釣りでしたが、青物は反応を示し、結果は上々で9時半までに8匹と楽しい釣りができました。2週間ぶりですから、ひと潮動いたことになりますが、大潮の狙える潮周りです。しかし、エサのアジでのませ釣りはしたいものの、随分と海を見ていないので、そのアジが確保できるか不安がありました。海を見て、周囲の船を見ての1日でしょうが、無難なチョクリ(サビキ)釣りでハマチサイズを狙います。
概況
2019年10月14日(月)大潮 満潮 10:34 干潮 4:17(家島)
明石海峡転流 11:24 最速 西流 8:13 4.7kt
海況:波穏やか 水温 23.8℃
釣果 ハマチ 42cmクラス~ツバスサイズ 8匹
仕掛け チョクリ釣り ハリス6-8号 チョクリハリ5本仕掛け オモリ40号
NEW RODで、無名のフルソリッドのH200を使用。粘りがあって上々
ポイント 明石沖高倉瀬周辺
状況 釣行(出港帰港)時間 6:00-10:50
6時出航。行程50分ほどで明石沖 鹿の瀬周辺海域で、まずは高倉瀬の東側のポイントへ行きますが閑散としています。高倉瀬ブイの南側のポイントに前回同様、乗合船が多数、様子を見ると、のませ釣りでなかなかに良い状況を作っています。
この時間帯、明石海峡周辺でも青物が元気よく釣れているようですので、全体的な活性に期待感があります。
サビキ仕掛けと同様ですが、チョクリ仕掛けは、サバ皮ではなくビニール片です。そして、青物用はハリスが6-8号と太く、10cmくらいと短いのが特徴です。小さいイワシやシラスを食べているツバスやハマチには効果絶大です。タイのようにハリスの太さに神経質になる必要はなく、丈夫なハリスで攻めます。
市販のチョクリ仕掛けは、全長14m以上の10本ハリですが、半分に切って5本バリで使用します。20mくらいの水深の青物ならば、十分に捕食帯をカバーできます。
半分にしても7mと仕掛けの長いチョクリ釣りでは、ハリスの絡み防止対策は絶対に必要です。私は、ハリを磁石で吸い付けるマグネットシートを使います。これならば、仕掛け投入もオモリを入れれば順番に出ていきます。
前回同様の潮筋を流すことにして、乗合船と間を開けて、その潮上に入るようにします。
水深22-23mで底を取り、サオをしゃくりながら巻いてきますが、反応が出ません。周囲の船では、そこそこサオが曲がってタモが入っていますので、やる気のある魚はいますので、仕掛けの動かし方が魚に反応すれば、一気に食ってくるはずです。
サオをしゃくるのをやめて、タダ巻きで巻き上げると、アタリが出ました。回収スピードに近いような速さに反応してきました。40cm前後のツバス大ハマチ小のサイズですが、釣れ始めました。
魚をイケスに入れ、それッと潮上にボートを戻します。潮が効いてきて、あちらこちらにベイトを追いかけて小さいなぶらがあちらこちらに出始めました。そうなると、どの船も動き回ること、釣ることと海上が賑わっています。
時合いが来ました。着底と同時にあたってきます。動きに反応しています。強い引きはダブルできているようで、これは面白い釣りになってきました。時合いに何回か複数が食ってきましたが、巻き上げ途中で外れています。違う方向に魚が引っ張り合いになるとハリ外れになります。何匹かに逃げられました。
潮の流れが3ノットを切ると、アタリが遠のきました。さわりには来るのはわかるのですが、ハリがかりしないので、食い気が下がったようです。ポイントや時期によっては、潮が止まる寸前に時合いが来ることもあります。これだけは、運と経験だけです。本日の明石海峡の潮速ピークは8:13、すでに9時半に近くなってきましたので、こんなところでしょう。
8匹で本日は終了、沖上がりとしました。
「そんなサイズ何が」と言われる方もありますが、ツバスは臭みも少なく、おいしい魚です。小さいといってもブリとの相対関係であって、絶対値では40cmありますので、立派な中型魚です。結構な好物です。
満足の短時間勝負でした。ジギングに分のない本年ですので、チョクリ釣りで稼ぎながら、のませ釣りと並行で狙っていく、今シーズンです。