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2025/04/29 潮干狩り
フラッターキャスティングは、姫路の大塩から白浜までの海岸べりが主体ですが、高砂の埋め立て地前も一級ポイントで、このエリアは、砂地海岸が神戸からずっと展開しています。
姫路市の海岸は、遠浅なので的形や白浜は海水浴場にもなっていて、それまでは潮干狩りを漁協が主体となっているのでしょうが、なかなかの人気です。的形は、オートキャンプ場やバーベキュー施設も併設されていて、魅力的な海岸です。泳げる、潮干狩りができて、オートキャンプもできるなんて施設が都会の近隣にあるのですから、立派なもんです。
キャンプをしながら、潮干狩りできるとなったら、子供は当然ながら、大人もおもしろい休日を過ごせるでしょう。アサリは勿論、ハマグリも獲れるとなれば、キャンプの晩ごはんはかなり贅沢なことになりそうです。
小艇のところも毎年家族が友達と的形海岸で潮干狩りをしてきて、良い時はバケツで持って帰ってきます。海水入れて砂抜きして、アサリのバター焼きを山盛り食べることができます……できる時もあります。
海岸を仕切れるのは、漁協でしょう。まあ、レジャー施設ですからノウハウも必要でしょうし、安全対策も必要でしょう。簡単にできることではないですが、その地域貢献力は大きなものとなるでしょう。また、漁協だけでなく市などの行政の力も必要となるので、結構強力な発起人が必要なのかもしれません。それでも、的形海岸の潮干狩り、あんなに繁盛しているんですから、他のエリアもいかがなものでしょうか。
2025/04/03 リールラインの裏返し
リールは、PEラインを使用している。丈夫で長持ち、毛羽だった先端部があればカットしながらでも寿命は長い。基本的に150mを巻いている。スプールには、それに合わせて下巻きをするが、単純にすべてを新品にしないのはコストダウンである。そして、私の使用では、100mもキャスティングすることないし、沖での水深もほぼ70mまでだ。だとすると、高切れをしてもリーダー接続をすれば、続行可能なので必要最低150mで十分賄えるという考えだが、こんな場合は、タチウオやアジのポイントでさらに深い場合と同様、予備タックルで対応だ。
しかし、こんな高切れは、何年か前のフグ大発生以外は、まず生じない。150mの新品も半分以上は未使用部分であり、交換するのには忍びない。保管時の直射日光を避ければ、紫外線による耐候十分だし、塩分は、編み糸だから1回海水に入れば溶解する。だから、新品交換前の1シーズンは、この150mを裏返しにすると準新品だ。糸巻取り機でスプールに巻取り、さらにもう1回スプールに巻取り、それをリールに巻き取ると、きれいな未使用部分が表に出てくる。0.5-1シーズン以上は使える。
リール1個ですべての釣りをするのではないし、1シーズンの使用頻度は多くない。すべてのリールをホイホイと新品交換しては、そのコストもバカにならないので、小艇の経済対策が裏返しだ。そのリールの使用頻度で交換時期は決めているが、高負荷だろうジギング用は多頻度、細糸のキャスティング用はリスクヘッジ、これでも一旦裏返しをして2シーズンは、余裕で使っている。電動リールは、使用頻度が低いので、3シーズンは十分に使用できる。リーダー交換(これは高頻度)時に損傷が出やすい先端部分のチェックをしているので、今のところ悔やむようなことはないので、これで万端と思っている素人釣り師だ。
シーズンスタートの春と青物開始の夏は、新品交換や裏返しのラインメンテナンスをするが、新シーズンの期待感で気持ちが膨れる作業だ。
202/03/15 鮎ルアー釣りに興味を持つ 鮎ルアー2
毎春の播磨灘のイカナゴ漁、不漁不漁ということらしいが、これまでにあれだけ新生魚を獲れば、いなくなっても不思議がないと思う。だって、自然の力だけで増やそうとしても、それ以上に獲ればマイナスになり、やがてゼロになるのは算数だ。マダコもそうだろう。ともに、外洋から回遊しない播磨灘に定着しているのだから、その可能性は大きく急だろう。
青物やアジは、回遊性でなんとか播磨灘に入ってきて楽しくおいしくと釣りができる。が、シロギス漁などないものの網の影響があって、大型が極めて少なくなった。いつまで釣りができるのだろうか。海の栄養分が少なくなりプランクトンが少なくなったのが原因と言われるが、獲り過ぎたとはだれも言わない……。次にいなくなるのはイワシかもしれない。イワシがさらに少なくなれば、生態系が変化するだろう。
人生最後になるかもしれない釣りのチャレンジをしてみようかと企てている。まだ、できるかどうかもわからないし、中止にしてしまうかもしれないが、それもチャレンジのひとつだ。
清流の鮎を釣りたい。何度か書いてきたが、準備を始める春になった。
鮎は、毎年漁協が稚魚を放流する。それが再び稚魚を生み海に戻る。そして、川に戻るが、昨今天然遡上が増えたので、全体の個体数が多くなっているそうだ。禁漁の期間と場所がしっかりしていて、網も手網レベルだから、播磨灘で魚が少なくなり、釣りが思うようにならなくなる前に、スイッチできるように練習しようかと、未知の世界にチャレンジだ。川の中に深く立ち入るなど無謀なことは避け、精々に子供の水遊び程度のひざ下までを濡らす程度で釣る。さらに、鮎の長い竿を使うなどとんでもないので、8-10feetのルアーロッドで、おとりのルアーを投げて探るアユキャスティングだ。
ボート釣りのタックルなら積年で随分あるが、鮎となるとなんにもない。流用できるのはリールくらいだろう。無駄遣いかもしれないが、買い物も楽しみだ。
2025/03/05 船外機のインペラ交換
冷却水を循環させるポンプの送水のためのインペラ。ケースの中に納まった水車の羽をドライブシャフトが直接回転させて、海水を吸い上げて、エンジンに送り込みながら冷却水を排出させる、ゴムでできた重要部品だ。ヤマハの整備手帳には、200Hで交換みたいな記述もあるものの、少々早すぎるでしょう。400-500Hで交換していても、ゴムに亀裂のあるようなことはないので、今回も500H時間で工場に交換を依頼した。
当初、これも自分でできないものなのかと思ったが、とんでもない間違いだとわかった。基本的に船外機のカウルを外して、外側から交換できるものは自分でしてきたが、内部の部品交換は絶対に手を出さないようにしている。インペラもそうだ。それが、できるかもしれないと悪魔の囁きが耳のそばで聞こえたが、踏みとどまって工場に任せた。
作業をまじかで見る機会がたまたまあった。ロアーケースを外すことができても、ポンプ部分を開いてインペラや、それを回しているキーなどを手際よく交換するとなると、ポン付ではできないし、そもそもガスケットなどの組付け順番でも確実に失敗をやらかすと、断言できる。
船外機は、海水というものと常に対峙して、塩という金属にとってとんでもない相手から守ってやらなくてはならない。車から考えると交換部品も多く、バラして組付けるという作業があちらこちらにあるのが、特徴だ。それだけに、定期交換部品のいくつかはDIYでできるのだが、手を出してよいところ以外は、間違っても考え違いをしないことだ。それでも今春は、このインペラ交換以外をDIYでやった。こうすると、何かが変だということくらいはわかるので、工場への打診も早くなることは間違いない。
年々、小艇こと私も経年変化の年寄りになり、できることが徐々に少なくなるであろうし、作業時間も以前に比較すると長くなった。まあ、できるところまで自分でやって、あとは工場依頼をすることにしている。
2025/02/07 冬のボートメンテナンス
毎年 1-2月は、釣りに行かない。寒いのがたまらなく、魚も寒いだろうから容易く釣れるものでないので、2月まで2か月お休みして、その間、ボートに手を入れるメンテナンス期間だ。ルーチンは、電気系の配線チェック、端子の増す締めなどをして異常を見ている。ビルジなどのチェックをして、艇体の疲弊も見ておくことで、安心感が生まれる。
キャビン内のフロントとサイドの窓用カーテンを帆布で作った。フックで釣り下げるような簡単なものだが、近い将来ウインドウカバーにガタが生じたならば、対応ができるだろう。サンブレラのカバーは丈夫だが、すでに13年以上の代物だし紫外線の恐ろしさは、一気に生地を裂く力がある。作り変えだと昨今の値上がりワンオフものだから20万円ではとても済みそうもないし、カーテンで代用する準備をした。艇体内外をコパンパウンドで磨きWAXがけ、これから春先の作業だ。ハルのデカールを全部剥がし新しくすることにしたが、剥がす作業のこれまたたいへんなこと。ジイにはきつい作業で、時間を要した。貼り替えは、接着粘着力の上がる気温の上がった春に予定する。
そのハルに貼っていたブリのマーク、あれ78cmしかなく、ブリでなくメジロサイズでした。型ものが少ないのは、これが原因かと思ってしまうので、新デカールは、80cm以上にする。
船を電気に機械をチェックすると安心ができるし、艇体の美化とともにホッとする気分でシーズンに臨める。あとは、船外機のオイル交換とグリスアップをすれば、いよいよ釣れもしない作戦行動の開始ができる。
エンジンも艇体も自分でできることは、現役時代もかかりきりにやった。体力もあったので、土日に朝から1日いっぱい作業すると今の3倍も4倍もできたが、今は無理をするのはとんでもない。時間ができたら体力がなくなった。でも、コストを抑えながら納得のいくものができるので、これは続けていきたい。