meikeimaruのボート釣り 狙いは「タコの初物」
釣りログ 2018-04-27
海況:穏やか 水温15.8℃ 中潮 満潮9:24 干潮15:29
夏が旬のタコを4月に釣ろうというわけですから、ある意味ボーズ覚悟の形を見れたら上出来の釣りです。それでも、例年より早いのではないかというくらいに、この4月後半から二見港の遊漁船がタコ釣りを開始しました。
二見沖(正確には播磨町沖)の水深12m前後のポイント、上げの潮どまりまでのところで、ポンポンと来たので「こりゃいいぞ」と思いましたが、これが続かない。下げ潮に変わって、どうにもこうにもならない。そのうちに潮が速くなり1.2knotを超えたので、本日ここまでとなりました。タコ釣りの場合、潮が速くなると釣りになりません。仕掛けも賑やかな潮の抵抗をまともに受けるような仕掛けですから、コントロールが容易ではなく、また頭(腹)のでっかいタコは、潮の流れの速い時には行動が不自由と見えて、積極的に食ってきません。ですから、タコのボート釣りは、潮どまり前後を狙い、潮が速くなれば、魚を狙ったり、または帰港です。
今日のポイントは、6月からの禁漁区内ですから9月末までは入れませんが、10月に再度来れば釣れると思います。初版で釣れたポイントは大事です。必ず終盤戦で復活するポイントです。
朝一番の二見沖の潮は、8時過ぎに上げが終盤になっていたので、時間帯は短かったです。
この時のエギは、黒と白を使っていました。結構なラッキーカラーで数釣っているカラーです。
周囲の乗合船もGW開始にて、二見から明石の乗合船が来ていましたが、内容は各船のホームページをご覧いただきたいです。シーズンが始まりましたというところで、私みたいなのが平均のようです。まだ4月ですものね。少々気が早いような気もします。
タコ釣りのチェックポイント
- エサ釣りより手返し速く便利なタコエギやスッテの疑似餌釣りが主流です。
- オモリ30 40 50号を水深と潮の流れで選びます。確実に底が取れることが基準です。
- 誘い① オモリが着底したら底をたたくようなイメージでサオを少ししゃくり、再び着底させます。これを繰り返していると、タコが来るとしゃくるときに少し重みを感じるので、ひと呼吸待ってアワセを入れます。
- 誘い② オモリが着底の状態で、サオ先を上げたり下げたり小刻みに震わします。オモリが海底から離れずタコエギがブルブルユラユラの状態を作ります。これを何回か繰り返したら、オモリを着底状態でいったん止めます。止めている時は、サオ先に少しテンションをかけてラインを張って待ち、アタリが無ければ、繰り返します。
- 前アタリ あの8本ある手か足の1本でタコエギを触りに来ます。これが前アタリで、ヌんとした軽い重みが出ます。ここで合わせては、かかりません。ひと呼吸かふた呼吸、これがその日の状況だが、まずは一呼吸待ちます。そうすると、タコの足8本の付け根の口で食べようとタコエギに乗っかります。
- アワセ ひと呼吸待った後に必殺の強烈な合わせを入れます。かなり思い切りしゃくること。最初タコは、タコエギをつかんでいるだけなので釣られてきますが、タコエギのフックにタコをかけなくては、途中で逃げられます。力いっぱい合わせないと、あとで悔しい思いをします。これで、ズンと重みが出るところが、タコ釣りの真骨頂です。
- タコは、縄張り意識が強いので、タコビラというエギの上につける集寄のテープ状の派手なのをタコは、縄張りへの侵入者と見ます。侵入者が来たので、近くに寄ったところ、エサみたいのがあるので、「どれどれ」と来たのを釣るわけですので、侵入者としてタコに見つけてもらわないと釣れません。
これが、うまい!初物が美味い。茹でて、わさび醤油。醤油辛く煮付けと作りました。この醤油辛い煮付けがお気に入りで、生のタコを適当な大きさに切って、辛めの醤油味付けで砂糖を少々にみりんとお酒、これでタコが醤油色になれば、やわらかめの煮つけの完成です。この煮つけ、食べ過ぎるのがかなりの問題点です。
いやはや とてもおいしい肴でした。
本日使用のリグ
ロッド・リール=DAIWA タコ X150 SHIMANO SC小船800 ラインPE3.0