明石沖のジギングでおデブなハマチの群れ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
八面六臂の働きだが、楽しいひとり気ままなジギング
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ジギングで明石沖ハマチにメジロ」
ライトジギングでレギュラーサイズのハマチを狙うと、待ち構えていたのは兄貴分のメジロかハマチかの60cm前後の群れで、強烈な引きにLJ#0のロッドは満月で、かわいそうに古い14ステラ#3000は、ドラグが鳴りっぱなし。最初から、2号タックルならば何も問題がなかったのですが……。しかし、ライトジギングだから喰って来たのかもしれません。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2023年8月1日(火) 大潮 満潮 7:51 干潮 15:14 (高砂)
明石海峡転流 5:30 最速 西流 7:25 2.4kt
海況：
波穏やか 水温26.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:40 6:40-9:00 場所
釣果 メジロ 62cm×1 ハマチ 56-59cm×4 計 5匹
ラインPE1.2号、リーダー5号、ジグ 80g
ロッド LJ#0 リール 3000MHG
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
本日の釣果 おデブがそろいました
出航5:30 釣り開始6:30ですが、魚の気が無くジギング体操の時間です。今日のポイントの高倉瀬の東側、潮は、1.4ﾉｯﾄで西北西にボートを流しています。それでも体操を続けていると、潮が効き始め理想の流れに変化してきました。喰った！いつもは。おはようハマチ君！なんですが今日はこれがメジロ君でした。涼しいはずの早朝から、ドラグが鳴りっぱなしで汗かくひと仕事です。これが今日の始まりで、狙いの型より大きなサイズの群れです。
1匹目のメジロサイズ 前フックがこうなると魚は手強い
群れの個体サイズが違うので、2号タックルに変更すれば済むものを、意地になって1号ライトタックルで攻めていくオッサンです。
その後もメジロサイズに達してはいないものの60cm弱のハマチが続き、前後フックでフォールで喰わすと、テールから喰い、前フックが胴にかかるスレ状態を連続しました。フォールで喰わすは、私の常套手段ジャーク&フォールで狙うデメリットで、おまけに1号タックルなので、へばりました。
3本釣ってこれで十分とは思いましたが、潮が効き周囲でボイルがバシャバシャ出ると……続行です。ジグを突っつきに来たり、並走したり、尾っぽではたいたりでジグの重みを失うような兆候が多発します。それを喰わすのがおもしろく、結局5匹釣り、我が家の冷蔵庫を満タンにしました。
1匹目が7時、5匹目が9時前、ほぼ2時間近くコンスタントな釣りでした。しかし、ライトタックルの悪戦苦闘で取り込み、1匹釣る毎に、血を抜いて失血死をさせるための処置をして、潮上に戻るを繰り返し、最後はヘトヘトになり、スイカとバナナに梅干しの力で支えられ9時、酷暑の前に沖上がり帰港です。
ロッドを置いて玉網の手を持ち替え撮影します ひとりなもんで
僅かな成長が、魚のパワーをべき乗させているようです。ライトタックルの組み合わせが喰いを作ったような気がします。軽く小さいジグ、細いライン、軟らかいロッドでのジグの動きが柔らかく、小さいカタクチイワシの動きにあったのかもしれません。
ジギング乗合船のＨＰには、250-300gのジグをと記してありますが、そんな重いのを使ったら私は絶対に熱中症です。ジイはライトタックル、2号タックルでも150gまでです。
for your information
- この時期のカタクチイワシ捕食期、意外とセンシブル
- 軽く小さいジグは細いラインと軟らかいロッドで、柔らかい誘いになる
- その柔らかい誘いが、ハマチを喰わす。コッキコッキでない動き
- タックルもジグも軽いのは、酷暑のアドバンテージ
- ジグは価格でなく実績だ
1号LJタックルと活躍の80g廉価版ジグ 胃のベイトと同サイズ
今後の見通し
前回の7/18から2週間、ひと潮一寸と言われるハマチの成長がぴったりの一回り大きくなった群れでした。ツバスやその兄貴程度のハマチ予測でしたが、彼らは次の潮でしょうか。これから狙って釣れる、この周辺です。
ジギング乗合船は、まったく姿を見せません。多分、明石海峡周辺で多くの船が賑やかにしのいでいるのでしょう。ここに船は、私だけでした。
今日は旧暦6/15で、過去にこの前後日、同じ場所のジギングで良い釣果を出している実績日です。過去の釣れた日の旧暦同日は、高確率で柳の下に泥鰌がいて、痛い目に遭った日は、その真逆です。潮のなせることなのでしょう。
昨年の釣れた日 潮シリーズvol.4 釣れた潮を旧暦と月齢で見る のページ
血抜きで真っ赤になり、失血死する頃に水もきれいになり始め、次が釣れるころだ
あとがき
冷蔵庫の在庫がたっぷりになりました。脂がのったこのサイズ、せっせと寿司を食べています。暑いので、何よりのご馳走です。胃と心臓は、きれいに洗い辛めの煮つけにすると、かなりの絶品です。
前述リンクのエラを切って生かして失血死をさせる絞める方法は、寿司がうまくなる手軽な方法で効果があり、お試しください。
