ベイトが小さいカタクチになりジギングは苦戦
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「チョクリ釣りで明石沖のハマチ」
朝から明石沖でジギングをするも2時間近くジギング体操をしているだけ。ベイトが、シラスより少し大きい程度のカタクチになったのでは……? ならば、チョクリ釣りをすると連続的に釣果を得ました。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年10月27日(木) 中潮 満潮 11:01 干潮 4:29 (高砂)
明石海峡転流 5:26 最速 西流 8:52 6.7kt
海況:波穏やか 水温22.4℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:00-10:00
釣果 ハマチ 42-46cm 計6匹
仕掛け チョクリ仕掛け ラインPE2.0号、リーダー8号、オモリ40号
ライトゲーム H200 電動リール#800
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
夜明けの6時に出航。明石沖カンタマで7時過ぎから開始。すでに西へ上げの潮が3ノットで流れています。ジギングで青物狙いを意気軒昂に始めるも2時間近くもジギング体操のみで、何の反応も得られません。魚探には、魚影は出るものの無視され続けです。
この潮で、ジギング乗合船が1隻も来ず、周辺には2艘引きのイワシ網漁がちらほら。魚探にプランクトンかシラスのような反応。どうやら、この時期播磨灘特有のベイトが数センチほどのカタクチイワシやシラスになった様子。でかいジグでは喰わない。だからジギング船は海峡付近にいるんだ。シラスサイズを捕食している時に出る現象です。
潮が速く小さいジグは使えないので、急遽、不本意ながらチョクリ釣りで、高倉瀬方面の浅場に狙いを変更。これが、正解!1投目からレギュラーサイズのハマチ君が喰ってきます。やはり、ベイトが違うのが解りました。
面白みは少ないですが、チョクリ釣りでエッサエッサとやるとググンとアタリ、ハマチの引きを楽しみ、ダブルで釣れた10時前、これで目標数オーバーの6匹になったので、沖上がりにしました。状況は、まだまだ釣れますが、これで本日満足。
ハリス6-8号のチョクリ仕掛けは、10本ハリで14mもあり、水深20mでは不要の長さ。半分の4-5本ハリで6-7mに加工すると使いやすくリーズナブルです。底を取って、ハンドルを3回転もさせれば青物レンジはカバーでき、動きに応じて喰ってきます。
for your information
- 10下旬にシラスパターンの手強い時期が時に生じる。
- ジギングでは手強いが、次の潮には回復するだろう。
- チョクリ仕掛けは、何かと便利なので常時携行。
- チョクリ仕掛けは長いので、6-7mにすると使いやすい。
- ジギング乗合船がカンタマ~高倉瀬東側周辺に見られないのは釣れない証。
今後の見通し
カンタマからその南西には、ジギング乗合船はいず、のませ釣り乗合船だけのパターンでした。でも、魚はいるので、ベイトに合わせた釣り方でクリアです。このシラスやカタクチを喰って、ハマチはモリモリと太り、脂がのっておいしくなります。
11月満月の大潮には、また違った反応をするでしょうし、ジギング最盛期のはずです。カケアガリでプランクトンが、潮で舞い上がりそれを食べるシラスやカタクチの小さいのがいれば、間違いなく食べまくるハマチは周囲にいるはずで、釣れてしまうチョクリ釣りの威力を発揮します。胃の内容物は、全部この手のベイトで、ジグサイズのものは食べていませんでした。
明日も10月最後の出航予定なので、チョクリ釣りでハマチを狙いにひとり気ままに釣行です。
あとがき
レギュラーサイズのハマチは、様々な料理にできるので、おいしくいただけます。数匹も釣れると鮮度を失わない間の食材や肴には事欠きません。どこかにもう少し太ったのがいるはずで、それがさらにシラスを食べて太り50cm後半のおデブになります。これは、ブリの成長過程で一番おいしい播磨灘のシラスハマチと思います。