型物に喜びながらも、後が続かない時合い
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のマダイサビキ」
1回の表、先頭打者本塁打で先制1点、そのまま試合は9回で1-0で終了。と、こんな釣行でした。2キロサイズの型物が釣れ「それ行くぞ」が、時合い終了で、反応が出ていてもまったく喰う気がなく、マダイ釣りの難しさを味わいました。でも、このサイズはうれしい釣果です。
○ 釣り概況
○ 来たぞ型物だ
○ 時合いは過ぎた
○ この釣りの肝
○ あとがき
釣り概況
2022年3月30日(水) 中潮 満潮 10:23 干潮 2:57 (家島)
明石海峡転流 10:29 最速 西流 6:53 5.8kt
海況:無風 水温11.2℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:10 7:00-10:00
釣果 マダイ 51cm ×1
サビキ仕掛け ハリス3号 ラインPE1.2号、リーダー5号、オモリ30号
リールをパワーギアータイプに変更、ローギアーで好感
苦手な若潮と大潮の間の中潮。朝の時合いが始まっていて、良い反応でポイントを探って、ここぞの場所で大きめのアタリに続いての強引。型物とわかる引きを楽しめ嬉しいものの、時合いがそこそこに終わり、もう1回時合いがあるぞと待つが、期待のみでした。
この写真の新しいまな板を新調して乗せました。杉板を2枚連結して大きめを作り、木がきれいな最初の魚。
来たぞ型物だ
6時過ぎ出航、7時釣り開始。後で聞くと同ポイントの僚船は、5時出航で、すでに時合いの真っただ中だったそうで、後半ぎりぎりに間に合ったようでした。朝の海況転流が4時でしたから早めかなとは思いましたが、読みがまだまだ甘いです。
鞍掛島南の魚礁帯を魚探で探り、流し方を決めて、仕掛けを投入。水深36m前後を探っていきます。
潮が効いているので、その内にと思うとまもなく大きめのアタリに引き続き、強引が出ます。
型物です。ジーッジーッと緩めのドラグを鳴らし走ろうとするのを耐えていなして浮かし、玉網入れ。うれしい50cm超のサイズで、朝から元気が出ます。
ハリスは3号、これ以上だと警戒されるようで4号は良くないでしょう。むしろ、2-2.5号でドラグを二本指でつまんでジーッと引っ張り出せるくらいが良いとか。ひとつテンヤやタイラバでは、PE0.6号リーダー1.75号などもあるそうで、そこまではさすがにできません。
時合いは過ぎた
朝一番に喜び、「それッ」とばかりにいくものの、後が続かず魚探反応も頼りにならず、アタリが遠のきました。時合いは過ぎ、もう1回潮止まり前に時合いがと思い探りますが、どうもうまくいきません。
朝一番は、0.8-0.9ノット程で適した流れを作っていた潮が、急に1.2ノット以上で流れ始めました。無風で風による流れではなく、潮の流れですが、仕掛けが斜めになるので上潮だけが流れているようで、釣り辛い。そうこうするうちに、ストンと流れが落ち0.5ノットまで下がった。魚探には魚の反応がほぼなくなり、万事休すの10時で沖上がりにしました。
海峡からの入流量で止まったはずの潮の上に、さらに流れてきた感じで、満潮になりストンと止まりました。底の潮が止まった時点で、終わっていたのでしょう。こんな潮があるんだ。
あとがき
もう5時半には白んできますし、出航時間を早くしていけます。朝一番、朝マズメは間違いない選択でしょうし、暖かくなってきたので、少しは早起きできそうです。
尺半のサイズが、もう2匹そろうと幸せ者だったでしょうが、贅沢言ってはいけません。マダイ下手くそな私でも、この3月は数が出ないですが型が出ているので、良い3月でした。水温の上がる4月の満月の大潮周りから、GWへかけての大潮はどうなるでしょうか。