群れの回遊が少なく苦戦のアジ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「明石沖でアジのサビキ釣り」
暑さは日に日に強烈になりましたが、夏の暑さはこれからが本番です。涼しいうちの朝の時合いに、尺サイズのアジを数匹釣って、晩ご飯の肴にすると目論んだものの、群れが小さいのか腕前の問題か、なかなか思うようにはならないですが、夏の味釣りは楽しいです。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年7月11日(月) 中潮 満潮 6:38 干潮 13:45 (高砂)
明石海峡転流 7:48 最速 西流 5:48 1.9kt
海況:波穏やか 水温25.1℃
明石沖 カンタマ南東
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:10 6:10-9:00
釣果 マアジ 28cm×2匹
アジサビキ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー6号、オモリ40号
フルソリッドロッド MH200 電動リール #400
5時出航で6時過ぎに釣り開始。上げの終りから下げっ端が時合いだろうかという狙いで、明石沖カンタマ南東水深80m前後のこのところのアジポイントです。
水深80mの底層を探るので、潮の流れが速くては難しい。0.8kt程度で流れます。すると、明確なアジのアタリが出て、80mをもどかしくテンションを抜かずに気長に巻き上げると、尺サイズに少々足らないマアジの良型で、オモリが底をたたく程度の底層で反応したので、確実に底層狙いです。
しかし、後が続かない。1匹釣ると周囲には群れがいるはずで、2-3匹は喰って来るのですが、沈黙です。流す筋を変えながら探っても、気配が出ません。
その後、潮が止まり、替わった下げっ端で、同寸のマアジがやっと喰って来ました。
ここから下げで釣れるはずが続かず、何かの加減で周囲のエサの状況が悪いのか、群れの回遊が小さく少ないのでしょう。
朝から吹く北よりの風は、弱いながらも潮の流れに相対し始め、こうなると80m前後の水深で底層だけを探るので、底が取りにくくなります。例えばジギングなどのように絶えず動かし、ある程度のライン角度がメリットになる場合は対応できますが、サビキ釣りでは参ったのレベルで、オモリを重くすれば解決でもないでしょう。
活性があれば、最初の底取りから浮き上がる前に喰うので成立しますが、喰いが渋く待ちの釣りになると、仕掛けを底層に落ち着かせることができず、どうやら今日は喰いの渋さに負けました。
まあ、暑くなる前に帰港と9時には沖上がりとしてましたので、これにて終了です。
for your information
- 潮と風が相対は、ボートの難敵。水深がある程に厄介だ。
- 潮と風が逆の時、ラインは仕掛けを浮かす。
- 底層を狙うのは、基本。十中八九底層を回遊するのを待つ。
- 派手目系キラキラのサビキ仕掛け。この水深だと人の目に光は感じない暗さ。
今後の見通し
課題が残りました。青物狙いならば、潮の流れや浅場や深場のポイントの引き出しもあるのですが、アジのポイントは、引き出しが少なく開拓します。5番かな。ここは水深30mくらいで釣りやすいです。
アジは、いれば喰って来るので、喰いが悪いのではなく群れがいません。大食漢ですからどこかのシラスやプランクトンが集まる食堂に行っているはずです。また、このサイズのアジが明石沖から消えることも秋までなさそうなので、アジが行く別の食堂を探します。
あとがき
刺身とムニエルが、晩ご飯の肴です。刺身、お造り 脂分が目に見えるような照りが出ていて、シラスをたっぷりと食べているマアジでした。たった2匹なれど、こんなに新鮮なうまいのが頂けました。次回は開拓をします。