養殖ウグイ 通称ギンペイを活きエサに青物を釣る
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「明石沖 のませ釣りで青物」
晩秋になると活きエサの小アジの確保が難しくなります。貴重な朝の時間を小アジ確保に費やし、釣れれば良いですが容易ではありません。そこで、養殖ウグイのギンペイをテストで使ってみました。上々の喰われっぷりで、十分に活躍してくれる活きエサと判明し、楽しいのませ釣りができました。
○釣り概況
○今後の見通し
○あとがき
釣り概況
2022年11月10日(木) 大潮 満潮 13:12 干潮 4:20 (高砂)
明石海峡転流 5:23 最速 西流 8:56 6.5kt
海況:波穏やか 水温 20.8℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:20 7:40-9:50
釣果 メジロ 63cm×1 ハマチ 45-48cm×6 計 7匹
ハマチの内 4匹は、チョクリ釣り(本分参照)
のませテンビン仕掛け ハリス10号 ラインPE 3号、リーダー14号、オモリ40号
ライトゲームH255 電動リール #800 (のませ釣り3号タックル)
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
晩秋になるとアジ確保は容易ではありません。わずかな小場所での競り合いや、朝の貴重な時間を費やすことも避けたく、こんな問題を解決するのに、最近エサ屋で売っている「養殖ウグイ通称ギンペイ」をテストで使ってみました。
その元気良さと喰われっぷりは、表彰ものでした。今回はテストの半信半疑でしたが、次回からはしっかりと準備する活きエサです。
前日にエビ用の容器で試しの5匹購入。エアーかけて一晩なんの問題もなく、水槽の金魚と同様です。200円/匹は高いのか安いのか、10匹買っても1個のジグとフック代くらいなもの、これで朝の憂鬱から解放されます。
朝6:20出航、明石沖のカンタマへ向かい周囲の様子を見ながら南下して、高倉東の水深30-20m周辺で7:40に釣り開始。
ギンペイに「頑張れ!」と声をかけて投入。ブリ想定の3号タックルですが、ハリスは10号とサイズダウンさせて狙います。長いハリスのついた仕掛けは久しぶりで、早速根がかりのへま。貴重なギンペイを1匹失いました。
2匹目、今度は捕食帯の底から5mのレンジをキープ、前アタリもなくいきなり穂先がズボンと突っ込む本アタリ。一気に飲み込んだようなアタリで強引ですが、タックルが強いので大人げなくメジロも難なく取り込めました。カンヌキにしっかりとハリがかりの喰い方です。
次は、ハリ外れ。4匹目のギンペイは、2匹目をハマチサイズながら捕まえました。最後の5匹目のギンペイは、ハマチに咥えられいじめを受けてボロボロで帰ってきましたが、淡水で休ませると復活。これが、3匹目を捕まえてきました。
根がかりは単純ミス。ハリ外れはあるものの5匹の内4匹が見事に喰われました。この間、連続の釣れ方で、アジより喰いが良いかもしれません。
ギンペイ5匹は大活躍をしましたが、物足りないのでチョクリ釣りの準備をして、4匹追加して7匹にした9:50に沖上がりにしました。
for your information
- 使う水は、カルキ抜きした水道水で問題なし。金魚と一緒。
- 一晩保管なら、大きめのバケツ(フタ必須)に移してエアーレーションも良いかも。
- 数が多い場合は、ブクブクを2台にすればまず安心。
- アジとは、比較にならない生命力。
- 背掛けor上あごだが、上あごの方が動きがよさそう。
今後の見通し
大成功。使える活きエサです。
でも、チョクリ釣りであっという間に釣れるのならばと思いますが、のませ釣りは型物狙いです。ただし、小さいギンペイは、ハマチにも食べやすいようで機敏なハマチが先になるような気もしますが、期待が大いに見込めます。
初冬迄の型物狙いは、このギンペイとイカエサで狙えそうです。メジャーどころのジギング船は未だこの海域に姿を見せませんが、そろそろジギングにも反応する頃でしょうし、楽しみです。
あとがき
前々から気になっていたギンペイですが、試しに使ってびっくり。早朝から営業しているエサ屋ならば、道中で買っていけば便利です。元気に泳ぎまくる、驚きの淡水魚です。
秋晴れの中、思いがけない発見のあった楽しい釣りでした。