午前中の潮、ワンチャンスで青物狙い
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「チョクリ釣りで青物狙い」
青物狙いの潮になる8月2週、頼みもしないのに台風が来る、その後、秋雨前線の停滞で、お盆は全滅、釣れるのはワンチャンス。8日朝の未だ緩い潮だけ。逃せば、2週は出航できそうもないし、3週は興味が出ない潮で、4週までお預けになりそうです。お盆の寿司ネタ狙いは、短い潮で釣るので、チョクリ釣り。おもしろさはルアーに比較すれば減であっても、確率は高くなります。
○ 釣り概況
○ ハマチの群れがいない
○ 時合いが来た
○ あとがき
釣り概況
2021年8月8日(日) 大潮 満潮 8:40 干潮 15:40(高砂)
明石海峡転流 5:50 最速 西流 8:00 2.4kt
海況:ウネリが出てきた 水温 26.1℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:00 6:10-9:10
釣果 ツバス 35-40cm ガシラ 20+24cm アジ 小鯛
チョクリ仕掛け ラインPE1.5号、リーダー8号、オモリ40号
フルソリロッドH200 + 電動#400
SLJとフローティングミノーがおもしろく今月はこれなんですが、朝の上げ潮8時前後の1時間が潮が効く少ない時間帯と予測。今日の目的は、おもしろい釣りより「寿司ネタ」で細君の使い走りですので、確率の高いチョクリ仕掛けで、普段使いもしない電動リールの出番。最初は、マアジにガシラ、この太仕掛けでよくまあですが、8時半まで何の音さたもなしで弱りました。カンタマ、ヒヤガリと釣り、最後に高倉東でやっと来た時合い30分は、チョクリ釣りの威力でなんとか釣りました。
ハマチの群れがいない
5時出航。潮が効くのは8-9時で、10時頃には風が出てきそう。最初のポイントは、明石海峡西のカンタマのカケアガリ。
欲が深いのかハマチ狙いで水深のあるこの場所。水深50mにチョクリ仕掛けを入れ、潮の動き始めの6時過ぎに釣り開始。魚探反応は、ベイトが多数あるので、これならばと待ち構えても音沙汰無し。まずは、マアジ、次にカケアガリの磯にいたガシラが2匹。青物狙いでのこの魚は、不吉な予想が出ます。潮の速さというか足らない。ヒヤガリに移動するもベイトの反応はあるものの狙いが姿無し。周囲の船での魚の姿は見えません。
潮の流れが上げの1ノット。海峡のピークで2.4ノットなので、こんなものでしょうから、そもそもが狙えるぎりぎりの潮の日で、それでもどこかに時合いはあるはずです。
そうこうしているうちに8時が過ぎ、涼しく感じる風が西寄りで吹き、遠くの台風を感じさせ、西が吹けば帰路は面倒な走りになるので、ここらで釣りたい。
潮が足らなければ、浅場なら動く。また、この時期は浅場でイワシを食うのも多く、ツバスになるかもしれませんが、高倉東に移動。
時合いが来た
先日からSLJやキャスティングで釣っていた水深27mから18mのカケアガリ。長い仕掛けを落とすといくらもラインが出ない浅場。これでだめならあきらめて煮つけのガシラとアジを持って帰ります。
8時半過ぎ、目の前の海面に青が姿を現し、イワシを追い始めてきました。時合いだ。チョクリ仕掛けを着底後、手巻きで結構速く巻き始めると喰い、フルソリロッドは大きく曲がります。
ここから勝負開始で、群れがいれば釣れてしまうチョクリ仕掛けで狙います。潮上に3回戻り、釣って、取り込んで、姿を消す9時過ぎまでの30分ひたすら忙しく使い走りは働き、ハマチになれないツバスを5匹釣りました。まあ、こんなものでしょう。魚がいなければ釣れませんし、やっと来た時合いも30分しかなければ、5匹は上出来です。
18-19mと浅場の短い時合いでしたが、ツバスはカタクチイワシをパンパンに喰っていましたので、たぶん8時前にも時合いが1回あったのではないかと思います。欲が深く、太ったハマチと深場をウロウロしたのが間違いでしたが、最後に当たりました。目標は、ハマチを5匹ながらも、今日の潮ならそれがツバスの5匹でも良く釣れた、満足です。
9時過ぎに沖上がりで、暑くなる前に帰港です。それでも、帰路は予想の風が吹き始めていました。
あとがき
本音は潮の良くなる2-3日後、11-12日くらいで釣れば、まさにお盆の寿司ネタでしたが、台風、その余波、秋雨前線停滞では致し方なしです。でも、うまいものはうまいし、ツバスももうすぐハマチと呼ばれるくらいに成長。小さ目ながら、寿司は食べれ、ストックもあります。
ワンチャンスの狙いが何とか上々、こういう時のチョクリ仕掛けです。
それにしても、秋雨前線早くないですか。4週は出れるし、釣れるでしょうから、青、赤等々狙いで、全力作戦行動です。