落とし込み仕掛けでメジロを釣る 9/21

イワシの群れにつく青物を落とし込み釣りで狙う

 meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ

魚探反応には青物とベイトの群れ この後ろにイワシの大きな群れ この後すぐに4匹目が喰う

魚探反応には青物とベイトの群れ この後ろにイワシの大きな群れ この後すぐに4匹目が喰う

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島で落とし込み釣り」

釣り開始から沖上がりまで2時間ながらも、釣り場では風と波に翻弄され、まあ足腰の疲れはまあたいへん。9/20のような空白の時間もなく、調子よく釣れました。

○ 釣り概況
○ うねりが強く、東風で波がきつい
○ 短時間勝負の落とし込み釣り
○ あとがき

 釣り概況

2021年9月21日(火) 大潮 満潮 10:28 干潮 4:52 (家島)

 明石海峡転流 5:38 最速 西流 8:10 4.4kt

 海況:風波強い 水温25.5℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航6:10 7:30-9:40

 釣果 61 63 64 67cm ×4

 仕掛け 落とし込み仕掛け ハリス8号
 フルソリッドロッド H200 電動リール #400

ハマチだメジロだではなく、60cm以上はメジロです。クーラーがとても重い

ハマチだメジロだではなく、60cm以上はメジロです。クーラーがとても重い

※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。

出世魚は、成長過程でで呼び名がサイズで変わる のページ

 うねりが強く、東風で波がきつい

9/20釣行が、どうにも空白の時間が長く、少々消化不良でしたので、天気も良い翌日に柳の下のメジロを狙いに行きました。

海の天気予報(有料版)で海況の情報を取っていますが、ところが、大外れ。

風は2-3m、波は問題なく、うねりも周期が大きくなく、天気も良いので快適な釣りだと思って沖へ出ると、真正面からのうねりで、ドンダッタドンダッタドーンを繰り返しながら、11-12ノットで走って走れなく、ゆっくり走るかと。この時は、風は北からでしたので、太陽が上がれば落ち着くと思い、鞍掛島の南のポイントに向かうことにしました。

上島を越えるとうねりが小さくなり風波になったので、時間経過で天気予報の通りになるだろうと思いながらも、ドンダッタドンダッタドーンですが、バウが波を拾うまではないです。これが、航行可否の基準の風波かなと改めて認識です。

結果は、釣り場も風波が強く釣り辛い状況ながらも、まあまあ船をコントロールできましたが、うっとおしい波と風です。収まるはずの風波は、ずっと元気よく、帰路は斜め前からの東風と波で、波を随分かぶりました。往復ともに倍近くの時間を要し、釣っている時間以上に航行時間を費やしました。

でも、狙い通りの短時間勝負はうまくいき、イワシの群れも青物も十分に魚礁帯の界隈にいて、風波以外は目論見通りでした。

朝一番のうれしい1匹。お腹が減っていたのか、セオリー通りの喰い方だった

朝一番のうれしい1匹。お腹が減っていたのか、セオリー通りの喰い方だった

 短時間勝負の落とし込み釣り

6:10出航、うねりで巡航速度を出せず、釣り開始は、7時半と出遅れですが、イワシの群れを魚礁帯周辺を探すといますいます、これなら安心です。風波が強いので流し方を考えて試していき、結構な速さでボートは流されるのをコントロールしながら群れを探し、まずイワシ狙いから。

待望の1匹目は、3流し目で喰ってきました。プルプル バタバタ バターンバターン グイーンのセオリー通りの動きで、ハマチ大がメジロのサイズになった、良く太ったのでした。そして、2匹目は間髪入れずの次の流しで、いきなり強引を見せました。落とし込み釣りの醍醐味で、ポンポンと釣れるテンポの良さは、この釣りならではです。

1匹目に続いてすぐに食ってきた2匹目。テンポよく釣れると忙しい

1匹目に続いてすぐに食ってきた2匹目。テンポよく釣れると忙しい

その30分後には、3匹目。同じようにその30分後には4匹目です。30分のペースは、釣り上げ時間と写真撮ったり、魚を血抜きして、水も流し、サオと仕掛けをスタンバイさせて、操船してポイントに戻すをしていると、かなりの高確率です。まじめに忙しく、お腹が減ってきても食べる暇なしで一生懸命に釣る、嬉しい忙しさです。

本日の一番は、最後の4匹目。なかなかどうしてパワフルに底層を這うように泳ぎました。70cmを超えるとさらに力強くなり、この引きのおもしろさが青物ですね。

イワシの群れが小さい時は、15-20m位に仕掛けを止めて待ち受けすると間違いなく、魚探反応以上に喰って来るものです。イワシが喰って来れば、あとは青物の捕食帯の底層近くに落とします。ここが肝です。今日はサワラがいました。イワシが喰いきられて頭だけになっていました。サワラはうまいんですが……。

良く太って、脂がのっている。太りとパワーは比例します

良く太って、脂がのっている。太りとパワーは比例します

4匹目を釣ったのが9時半、昨日の3匹もあるので十分な冷蔵庫のストックを確保ですので、食べる分を釣る2時間勝負はこれで沖上がりです。

強い東風と波の帰路を考えると、煩わしい気分ですが、満足の重量感ある魚で満足の釣行で早上がりです。

4匹目 本日の最長寸で、最初の強引は思わずドラグを少し緩めるくらいだった

4匹目 本日の最長寸で、最初の強引は思わずドラグを少し緩めるくらいだった

 あとがき

ここ当分は、この釣りで楽しめそうですが、ジギングもちらちら頭に出てくるし、例のキャスティングもちらちらします。メジロ小で遊んでばかりでなく、そろそろブリを狙う準備も必要だし、おいしいサワラ狙いもあります。1年で一番忙しい秋から初冬です。

それでも、今週末も落とし込みチャンスが待っているので、今週末も狙い目です。

見た目に華やかさはないけれど、胃袋と心臓。旨味があり美味い。

見た目に華やかさはないけれど、胃袋と心臓。旨味があり美味い。

胃と心臓をしっかりと取りました。開いて良く洗って湯通しをして、スダチ醤油で食べると、臭みもなく、これはうまい。辛口の冷酒か、スパークリングワインの辛口、いやはや最高です。そして、寿司ネタのメジロは、たっぷりと脂がのっていて、お腹がキンキンになるまで食べてしまいました。快釣は、身体に悪いです。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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