時化続きの12月にうれしい好天の寿司タネ釣果
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ

1匹目のハマチ 慌ててアワセが不足で網の中で暴れてハリ外れ 危ない危ない
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「イカエサで明石沖カンタマで青物」
時化が続いた12月に久しぶりの好天。シーズン最後の釣りでなんとか釣果を上げて、サオを納めたい釣行です。
○ 釣り概況
○ イカエサ
○ 時合いが来た
○ あとがき
釣り概況
2021年12月23日(木) 中潮 満潮 14:35 干潮 5:59 (高砂)
明石海峡転流 7:03 最速 西流 10:28 6.0kt
海況:波穏やか 水温13.9℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:30 7:30-10:30
釣果 メジロ 66cm ハマチ 52-54cm ×4匹
ラインPE 3.0号、リーダー 12号、オモリ 40号 ハリス 10号 1.5ヒロ
ロッド: H255 電動リール #800 meikeimaru電動3号タックル
三つ又スイベルで、リーダー、ハリス、オモリ用捨て糸(5号50cm)を結束

ボーズ街道まっしぐらの初旬 ホッとするサオ納めの本日釣果です
明石沖カンタマのカケアガリを狙います。ジギングのように機敏に動かすわけでないエサ釣りは、底から3-5m位を狙いますが、このカケアガリは崖のような磯場があるので、リーダー欠損防止で、オモリの捨て糸や結束の東田結びなどはある程度考慮が必要です。
リーダーPEノット > 東田結び+ハーフヒッチ > ブリ+ドラグ、として、根がかり時は、仕掛けのみのロストすれば戦線復帰は短時間ですが、リーダーを失うと厄介です。リーダーは、磯場の擦れは勿論ですし、仕掛けの絡み防止にも必要不可欠です。
7時過ぎからの時合いは、盛期を思わせるような連続に喰ってきて、楽しい思いができました。
ハマチには、過度な3号タックルでしたが、スケベー根性でブリがちらちらしての対応で、このサイズならば、ライトタックルだと食い込みからの一連の動きが楽しかったかもしれません。でも、12月のイカエサですから用心は必要です。

時化が続きダメかと思うとこんな好天 目指すはクリスマスの寿司タネ
イカエサ
播磨灘での青物エサ釣りは県条例でマキエができないので、多くは活餌ののませ釣りです。アジやイワシを朝一番に確保するのは、結構容易ではないですが、イカエサはある程度の万能さがあり、喰ってきます。
今回は、ヤリイカの小さいのを使用。ヒイカの一回り二回り大きいくらいです。ブリ狙いで甲イカを使用しますが、メジロ以上でないと大きいエサだけに喰って来ず、対象が狭くなります。
ヒイカやヤリイカの小さいのは、ハマチまでが今回のように喰ってきますので、新鮮なエサがあれば良いエサになります。すべて、スーパーで求めますが、新鮮でないと活き餌でないだけに喰って来ず、新鮮さは肝です。表皮がしっかりしている、目が澄んでいるは見てわかり、古い30-40%割引はNGで、煮付けにするとプリンとするようなのが良く、ハマチも狙うならば外套(筒部分)が中指くらいまでの大きさが喰いがよさそうです。
2022年シーズン中は、常備のエサです。

スーパーで売っているイカ これはヤリイカ、他にヒイカや甲イカ
時合いが来た
気温1℃の夜明け前の6時半出航して、明石沖カンタマを目指します。
喰ってくるタナを合わせて待つ。たまに上下させる誘いを入れながら待つ。ただし、50-30mの崖のようなカケアガリに対応して、魚探を見ながら巻き上げをしながらタナを探ります。
すると、穂先に喰い込みが出てきます。とにかく食い込むまで待つのが、この釣りの一番難しいところでしょう。喰い込んで、穂先が海面に刺さったら、ハリがカンヌキにかかるようにエイヤッとアワセます。ハリがかりさせしっかりしていれば問題が起きない3号タックル、朝一番のおはようハマチ君が来ました。

脂がのっているハマチ 良い寿司タネになります これから血抜き
ここからが、水温13℃台の12月を思わせずに、ハマチとメジロが喰ってきて4匹までになりました。潮は速く3ノット台後半でボートを流して行きますので、あっという間にカケアガリを越えていきます。同じカケアガリでも磯場があるので、好ポイントですが、さすがにこの潮筋は、乗合船も少ないです。
切りの良い5匹目がなかなか喰ってきません。どうやら潮が速くなり、時合いが過ぎたようです。10時半を回ったところで沖上がりとしました。

メジロになると もっとおデブになります
エサ釣りでの青物は、やはり楽しく、手持ちでタナを気にしながら構えていると、ゴツッゴツッと喰い始めます。ここが肝要で、気に入らないと足だけ食べていなくなったり、アワセを急ぐとハリがかりが悪く途中でのハリ外れも2回スカタンしました。ゴツッの次にサオ先が突っ込む瞬間は、この釣りならではのおもしろさです。

このころには、今晩の寿司を考えている食いしん坊です
あとがき
いつまで狙えるでしょうか。秋にジギングをたっぷりしたので、エサ釣りは1年ぶりの楽しさですが、次の大潮から中潮は正月です。今日の水温が13℃強、そう簡単には釣れない冬の青物ですが、イカの良いのが手に入れば冷凍して狙ってみるのも楽しそうです。
クリスマスの寿司タネができました。腹身の炙りは、とてもおいしい我が家のクリスマス晩餐です。ケーキや鳥よりも、この寿司は私にはご馳走です。
時化続きの12月、年末まで時化が続き、マグレの正月用タイは無理なようですが、新年の初釣りを楽しみに、2021年のシーズンが終了して、サオを納めます。

2021年シーズン終了です 無念もあるものの楽しいシーズンを過ごせました