尺アジのおいしさにたまらず釣行
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「明石沖で尺アジ」
大阪湾とは違い播磨灘では、少ないチャンスの型物のアジを一昨日に釣り、おいしさは格別でした。おいしい魚が食べれるともう一度釣りたくなる私は、たまらずに混むのは承知で日曜釣行で、尺サイズのマアジを、お寿司でおいしく頂きました。
○ 釣り概況
○ 朝の失敗
○ 尺アジのサビキ釣り
○ あとがき
釣り概況
2021年11月21日(日) 大潮 満潮 12:59 干潮 4:46 (高砂)
明石海峡転流 12:44 最速 西流 8:59 6.1kt
海況:波穏やか 水温19.6℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:00-10:30
釣果 マルアジ他 25-32cm × 6匹
ラインPE1.5号、リーダー6号、サビキ仕掛けハリス3号
フルソリッドロッド MHタイプ リール 150HG
底層狙いで、オモリを底ぎりぎりで流しながら誘いをかけて釣りますが、潮切れの良い仕掛けが絶対有利です。今回は太すぎ。風が出ない間は、まあ何とかですが、風が出てボートが潮と違う動きになれば、3ノット以上で流れると潮に押されて仕掛けは浮くか根がかり。釣れると聞いて飛んで行ったので、準備不足。12月も狙えそうなので、PE0.8号にリーダー4-5号を1.5ヒロとサイズダウンが必要です。オモリは潮の流れ次第ですが40号程度でしょう。
アジ独特のグングンというアタリに、小気味よい型物の引きを味わえ、たいへん面白い釣りです。
朝の失敗
成功体験は失敗の素、百も承知に千も合点なのに、オヤジは失敗しました。
青物シーズンの好天の日曜を甘く見ていました。年間で、タコと青物のシーズンの日曜の船数は、とんでもない数になる人気の釣り日和です。だから、アジのポイントで早々に釣って帰港するのが良かったのですが、ついついスケベ根性で朝一番に船の多い中でジギングをして時間を費やしたのが、大きなミスです。朝からこれだけの船数では、魚に相当なプレッシャーが出て、やはり1時間半何も釣れない時間でした。今週のブリやメジロなどで、欲張りの成功体験が邪魔をした馬鹿者でした。
あきらめて、アジ釣りに向かいます。最初はアジの筋には船がいなかったのですが、本日ジギングは不調のようで、あらゆるところに船数が増え、周囲をボッコンボッコンの引き波が打ち立てられ、大きく揺れるボートでバラシを連続したり、底を取りにくく喰わず、おまけに根がかり、完全に集中力がなくなってしまいました。
あわよくばブリの一本でもなんて、つまらないことを考えるからダメで、日曜は日曜の釣りをしないと、こういうことになります。いい年して反省です。
尺アジのサビキ釣り
さて、一昨日と同じ場所から流します。魚探反応はしっかりとあり、底ぎりぎりで誘いをかけていくとアタリが出ます。出遅れたものの、良いペースで尺サイズも含んで気持ちの良いアタリを出して、型物の引きを味合わせてくれます。
タナ取りが上になると喰わず、下でオモリを引きずると、これまたアタリが出ません。こんなところに繊細さがあって、集中力を高めての釣りなんでしょう。タナが合い、そこで誘うと穂先を引き込むようにアタリが出て、緩めのドラグを鳴らす引きを見せてくれる、腕前が出るような釣りですので、上手な名人が釣ると、それはそれは見事な釣りをされて、尺サイズをポンポンと釣り上げるのでしょうが、なかなか難しいです。
それでも尺サイズを3匹含んで5匹、その頃には周囲に船が増え、引き波で大きく揺れるようになってきました。おまけに風が潮の流れを押すようになり、潮以上に船が進みどてら状態になってきました。こうなると、オモリが浮き始めタナが難しくなるので、着底ワンチャンスのような感覚で、1匹追加。
どてら状態で引き波を食らうと、タナがほぼ取れなくなります。アタリが出ず、無用な上下動で根がかりも出ます。癇癪玉が膨れ、集中力を失いました。根がかりの連続、やっと釣っても巻き上げでばらす、あきらめました。尺3本含んで6匹ですが自分の段取りの悪さを反省して、10時過ぎに沖上がりにしました。
欲深なジギングをせずに、アジ釣りをすれば二けたは釣れたでしょう。それだけの群れが、この瀬について潮の動きのある時に集餌活動をしています。上げ潮が効く日は、ちょっと楽しみですね。
あとがき
昔から二兎を追うもの一兎も得ずと言われますが、まさにそんな失敗です。前後左右からの引き波で集中力を切らしてしまいました。不器用者の結果です。
それでも、尺サイズの型物の脂がのったアジが釣れただけでも、良かったです。晩ご飯は、この脂がのったアジで寿司が食べれただけでも感謝です。