明石沖 チョクリ釣り、落とし込み釣りでハマチを釣る
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ジギングで明石沖カンタマでブリ」
1週間振りに天候も回復、大潮の2日目ですが、心配なのは水温です。盆の長雨で27℃が25℃迄一気に低下し、その後の日射で9月初旬に27℃に回復したものの、3日間の降雨で再び25℃まで低下しました。魚の水温の1℃は人間の5℃変化に相当するそうで、この乱高下は気になります。25℃ならば十分に活性の高い水温ですが、安定しないのは厳しい状況です。
○ 釣り概況
○ チョクリ仕掛けで朝マズメ
○ ポイント変更で落とし込み釣り
○ あとがき
釣り概況
2021年9月6日(月) 大潮 満潮 9:33 干潮 4:54 (高砂)
明石海峡転流 5:11/10:06 最速 西流 7:29 3.2kt
海況:波穏やか 水温27.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:20 6:20-10:30
釣果 メジロ 61cm ハマチ42-47cm×4
チョクリ仕掛け ハリス8号 ラインPE1.5号、リーダー7号、オモリ40号
落とし込み仕掛け ハリス8号
フルソリッドロッド 200H 電動リール #400
高倉東からヒヤガリ周辺は、水温低下の影響があり魚の活性が少ないのか群れがいないのか、そんな雰囲気でしたが、二見沖のイワシについているやっとハマチになった若い衆は、旺盛な食欲を見せてくれました。朝から二見沖で釣れば、二けた釣って早上がりできたかも。
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ 基準値で記事を書いています。
チョクリ仕掛けで朝マズメ
夜明け前の5:20出航。まずは、明石沖高倉東の北に向かい、水深40m弱でチョクリ釣りをします。ジギングかなと思いながら、手堅いチョクリ仕掛けで探ります。潮は2ノット近くでボートを流しますので、アタリのひとつもあればと思いながらも相手にされていません。7時近くには明石界隈のジギング船が随分集まりポイントは間違いなさそうですが、時合いが来ない。
1匹目は、7時過ぎ。押さえ込むようなアタリが出て、グングンと結構引いてくれます。ハリス8号に大きなハリですから少々強引でも切れることはないでしょう。ハマチかメジロか?僅かに60cmを超えた新人のメジロです。正直ほっとしました。
しかし、その後アタリは途絶え、頼みの綱の万能チョクリ仕掛けは沈黙してしまい、時間だけ過ぎ8時半には潮が緩くなり、万事休す。小さなメジロ1匹は寂しいので、ポイント変更です。
ポイント変更で落とし込み釣り
上島の沖の石に行けば下げ潮が始まる頃かと考えましたが、手前の二見沖でイワシが群れている場所があるはずです。二見沖には、何カ所かイワシが群れるポイントがありハマチがつきます。その中のひとつでイワシがいましたいました。先客のボートでは、ハマチを釣っていて、私も入れて頂き落とし込み釣り開始です。
小さな群れが点在するので、デッドスローで動きながら魚探反応が出たら仕掛けの投入です。そうすると1回目から プルプル バタバタ バタンバタン グーンでハマチです。いやはやホッとする獲物です。
潮はほとんど止まっているようですが、イワシの群れで活性が出ているハマチで、周囲のボートもコンスタンスです。続いてハマチ。次に2匹が喰ってきました。そして、次をばらすと空白の時間が続き、潮は下げになってゆっくり東に流れ始めています。これで、先のメジロを含めて5匹、お腹いっぱいに食べられますので、10:30沖上がりです。先客さんお世話になりました。
カンタマやヒヤガリの大きなポイントを流すわけではなく、小場所にイワシの群れがいるので、土日はたいへん混み合うことでしょう。
あとがき
それでも、なんとか釣果が出ました。朝の渋い状況は、水温の乱高下の影響があるのかもしれません。水温が安定して低下傾向になれば、いよいよ大物狙いでジギングスタートですが、落とし込みとチョクリで9月は稼ぎます。
二見沖はカタクチイワシが多いようで、それにハマチがついているようです。マイワシよりカタクチの方が確実に釣れてきます。胃はカタクチがたくさんなので、間違いないでしょう。不意の大物も出てきそうな雰囲気があるのが二見沖で、場合によっては10-12号の落とし込み仕掛けの準備がいります。ブリだって、カタクチイワシは大好物ですので、イワシが喰って来る最太のハリスというのもありです。のませ釣りでも、小アジよりイワシエサの方が抜群に食いが良くなるので、落とし込み釣りは威力が出ます。狙って狙える季節になりました。
さて、朝一番で5匹釣れれば、安心してキャスティングをするのですが、なかなか皮算用は思うようにいきません。