meikeimaruのボート釣り 狙いは、「チョクリ釣りのハマチ」
明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
先日26日はジギングで青物を狙ったものの、鹿ノ瀬周辺では潮が動かず苦戦をしてしまい、上島まで移動をして辛うじておみやげ確保の惨敗。今日30日は潮が動く予想で再度鹿ノ瀬周辺にジギングでチャレンジ。しかし、ジグには反応をしてくれない残念な時間が過ぎていきます。
周囲は、アジのませ釣り、どちらに分があるのか。そこで、チョクリ仕掛けに変更。これには反応を示してくれて、グンと力強いアタリを出してくれます。サイズは、40cm以上をハマチというならば、42cmクラスが続きましたので、ひと潮一寸で成長した、ツバスだったハマチです。何とか4匹確保ができ、やっと本シーズンへ向かっていきそうです。
概況
2019年9月30日(月)大潮 満潮 11:12 干潮 5:02(家島)
明石海峡転流 5:51 最速 西流 8:42 5.8kt
海況:波穏やか 水温 26.5℃
釣果 ハマチ 42cmクラス 4匹
仕掛け ジギング ラインPE 1.5号、リーダー 8号、ジグサイズ80-120グラム
チョクリ釣り ハリス6-8号 チョクリハリ5本仕掛け オモリ40号
ポイント 明石沖高倉瀬周辺
状況 釣行(出港帰港)時間 6:00-11:10
6時出航。行程50分ほどで明石沖 鹿の瀬周辺海域で、まずは高倉瀬の東側のポイントへ入りますが、ベイトの反応は前回同様に芳しくなく、不調や釣行が空くと負け根性が先行してしまいます。高倉東、ヒヤガリとポイントを探りながら釣るものの、ジグは空回りの連続。マツオの北側の20m前後のポイントに乗合船が集まっているのを発見。様子を見に行くと、アジののませ釣りで、そこそこサオが曲がりタモが入っています。これはジグには、分がなさそうと思い、潮の流れもピークは過ぎていますが、まだ4ノット強で流れていますので、チャンスはあるとばかりに大きく釣り方を変更です。
ビニール片を使ったサビキ釣りのチョクリ仕掛けに変更です。サオをライトゲームH200に変更してチョクリ釣りでハマチを狙います。
チョクリ仕掛けは市販のものを使用しますが、10本ハリで全長14m以上もあります。このポイントの水深は18-22mくらいですから、あまりにも長すぎます。この仕掛けを半分に切って5本バリで使用しますが、これでも7mの全長ですから広くタナをカバーできます。青物用のハリスは6-8号を使用します。タイのようにハリスに神経質になることはなく、丈夫一点張りで狙えばOKです。
オモリ40号で一気に底を取り、仕掛けを上下させながら巻き上げてきます。群れが大きく活性が高い時は何をしても食ってきますが、活性の高くない本日のような時は、このしゃくり方や巻き上げスピードが肝になります。大きく動かすのか、ゆっくり動かすのか、また速く巻き上げるか遅いのか、と試行錯誤が必要になります。
この日は、早い動きに反応を示しました。釣った4匹ともに速い動きを出した時に一気に食ってきます。小さいながらもハマチですから、アタリもグンと来る明確な感触が味わえます。楽しいですね。釣れ始めると負け根性は消え去り、それ行けもう面白いのなんの。釣ったらイケスに入れ、再度 潮上へボートを戻し、もう一度同じラインを流して行きます。時合い到来で、3流しで3匹と気持ちの良い時間が経過しましたところ、しばらく反応がなくなり潮筋を変えて、もう1匹追加。その頃から潮流れは2ノット程度まで落ち込み、10時過ぎにどうやら終息で、本日はこれで沖上がりとしました。
仕掛けの長いチョクリ釣りでは、ハリスの絡み防止対策は絶対に必要です。私は、ハリを磁石で吸い付けるマグネットシートを使います。これならば、仕掛け投入もオモリを入れれば順番に出ていきます。このマグネットがない場合はコンテナに引き上げた順番に入れていきます。絡ませないように丁寧に入れないと、あとで面倒なことになります。
翌日、明石海峡周辺でチョクリ釣りをした僚船は、ツバスの群れにアタリ仕掛けが落ちなくなり、それはそれは鯉のぼりのような状態だったとのことで、群れにあたるとチョクリ釣りは面白いものですが、釣り過ぎ注意です。11月晩秋のブリやメジロが横行する時期、ハマチも良く太りおいしい季節で狙いたい魚になります。ブリやメジロは小アジで狙いますが、この太ったハマチはチョクリ仕掛けやサビキ仕掛けで狙います。食べているものが違うのでしょうね。こんな面白いチョクリ釣りですので、ちょっと用意しておいて「それっ」と狙うのが面白く釣果も出ます。