釣れる潮、月齢がわかれば、魚は近くなる
meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ
meikeimaruの推論と失敗から生まれた実戦ノウハウ。テーマは、「釣れる潮」
釣れる潮がわかれば、こんなに面白いものはないですが、なかなかそうはいかないですね。それでも、何年かの釣り記録から、釣れた日、どうしようもなかった日を見てみると、私なりの傾向値があり、それを潮周りや月齢で見てみました。
ただし、私がボーズで帰港しても、僚船はたくさん釣っているというような腕の差の日が多くあるので、「フーン?そうなのー」のレベルで見てください。天文学や海洋学などと程遠い内容で、潮周りと月齢を表現してみました。ですから、あくまでも、meikeimaru のボート釣りというシーンです。
潮周りの大潮や小潮などの表現ですが、ごく一般的に表示されているものを使用しています。
〇 釣れる潮、釣れない潮はある
〇 釣れた潮とその月齢
〇 私が狙いたい潮
〇 あとがき
釣れる潮、釣れない潮はある
釣れる潮の日、釣れない潮の日はあります。私の場合は、結果論で、それが応用できていないのがいけませんです。
休日や天候にあわせて釣りをすれば、無理な相談もあります。週末は、天気が良いので釣りに行きたいと、潮汐表を見ると、どう見ても潮が動く気配のない日でも、ひょっとしたらと思いの釣行ですが、結果は案の定しょんぼりなんて、私は日常茶飯事です。
釣り船の船長は、長い経験則からのノウハウでしょうが、釣れる潮を確実に見極めています。
釣れた潮とその月齢
播磨灘というシーンで、明石海峡の影響を大きく受ける特異な海かもしれませんので、どこででも当てはまるものではなく、また、四季により潮の動き方は、大きく変化します。
ここでは、潮の流れに敏感な魚たちを対象にして、5月から夏のタコ釣り除外して、7月から12月の私の釣りの傾向値とご理解ください。
備考:私の2015-2019年の記録が残る実績から「良い思いの釣行」を抜粋しました。
対象となった魚
過去の釣りもので、対象になった魚は、ブリやハマチの一族、サワラなどの通称青物。さらに、大中のアジ、タイ、タチウオ、スズキです。
また、釣り方は、サビキ、チョクリ、のませ釣り、タチウオテンヤに小物釣りです。ルアーは、ジギングなどいろいろ、タイラバといったところです。
釣れた潮周り
中潮と呼ばれる潮の日が一番多いので、中潮が多くなる傾向はありますが、中潮も幅が広いのです。大潮の影響を受けている、小潮の前、若潮の後、それぞれ違うようです。
表グラフにある実績です。中潮が66%、大潮が22%とこれで、9割近くです。この潮を狙っての釣行もあるのでこうなるのでしょうが、潮が動かないと狙っても良い結果にならない表れだと考えます。
釣れた月齢
実績を月齢に置換しました。こういう分類は初めてなので、傾向値としてご覧ください。
満月の大潮からその後の中潮が数値が高く、新月の大潮から中潮が続きます。満月は、良いのかなーですが、潮が動く時に釣れるのは、どうやら表れています。
逆に数値が低いのが、若潮の後の中潮と長潮の前の小潮。この潮の時は、良い思いをしていないことが多いような気がします。
出典:月齢カレンダー データ提供 こよみのページ (http://koyomi8.com/)
出典:海上保安庁ホームページより
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN6/5_sodan/mame/topic1.html
出典:海上保安庁ホームページ(確認済)
海の情報-潮汐推算、明石海峡潮流情報 より
https://www.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/contents/information/
meikeimaru が狙いたい潮
この腕をカバーしてくれるのが、少しでも良い潮だと思います。プロのように、シビアな条件でもロケを成功させるようなことができれば良いですが、できようはずもありません。
自然相手の釣りで絶対はないでしょう。水温や塩分濃度の変化は、どうしようもない不利なことで、魚は、何かの変化で大きく機嫌を損ね、食いません。
潮が良い日に釣れないと、これはかなり凹みます。言い訳ができませんです。だから、凹みます。それでも、アドバンテージをひとつ背負って釣り開始は、気分は上々です。
大潮から その後の中潮
実績にも出ています。この潮の時は、釣行頻度が高いから傾向値も高くなっている可能性はありますが、潮が効く一番は間違いないです。青物は潮が効いていないと、食ってきません。タチウオも速すぎる潮は釣りにくいですが、速い潮ではない家島のタチウオは、潮が動いていないと食いません。タイは速すぎる潮を嫌いますが、大きく潮が動く日の緩い時に時合いが来るような気がしています。
この中潮は、私にとって、たまに巡って来るチャンスをつかめるような日です。
夜明けに潮が止まる日
潮汐表や潮流表を見て、夜明けに満潮に干潮や潮流転流があると、陽が昇るにつれ潮が効き始めることになります。その上で、潮が良く動くであろう日は、抜群のようですし、朝一番の動き始めは、タイの顔を見れるようにいつも思います。
こんな日は、どうもじっとしていられなくなります。若潮で釣れた日はこんな日ですが、良いか悪いかムラが大きいのも若潮のような記憶があります。
あとがき
潮がどうしたなんてのは、釣り人の言い訳かもしれません。それでも、盆と正月にクリスマスのような日も年に1-2回あるもんで、良い潮の日は気になります。
潮がたっぷりと効いてきて、魚探反応にベイトや狙いの魚が見えたらと思うものの、まだまだ修行足らずですね。一番難しいのは、やっぱりタイの潮でしょうね。思うようにならず毎年苦戦のようです。