ボートのデザインデカールを新調 個性的なボートにしたい

ちょっとカッコをつけて「ブリマーク」と「ロゴ」

 meikeimaruのボートメンテナンス

今回は、メカニカルなメンテナンスとは違い、少しお化粧をしました。

少しは個性的にしたいと考え、「ブリ(鰤)マーク」のデカール作成、見た目のデザインを作ってみたいと、これまで以上のサイズのマークに変更して、見た目のデザインを変えてみました。

 デカール作成によるデザイン変更

「ブリ(鰤)」マークと「Harimanada Yellowtail Angler」というロゴをともに作成して、今シーズンのスタートにしました。

切文字は、どうやっても自分では作成できないので、切り文字作成のショップに依頼をしました。

  • 作成したい文字、フォント、文字色を指定して、文字の長さを決めると、作成されます。
  • 文字:「Harimanada Yellowtail Angler」
  • フォント:ゴシック体のサンセリフの中から選択します。
  • 文字色:ダークイエローを選択します。
  • 材質:スタンダードシートを選択(屋外5年耐久なので、十分)します。
  • 文字の長さ:この場合、最初の「H」から最後の「r」までの長さを指定します。今回は、140cmにしました。

web上でこれだけ指定すると作成されます。多くの切り文字を扱うショップがありますので、お好みを検索してください。

Harimanada Yellowtail Angler

Harimanada Yellowtail Angler(播磨灘鰤釣師)

 完成したロゴを貼る

  • 貼付位置を決める。台紙には一切触れずに、マスキングテープを利用して、ハルの貼り面に仮止めします。
  • 左右同じ位置になるように、メジャーなどで位置決めをします。
  • ロゴステッカーの下部分に合わせて、マスキングテープで水平ラインラインを作ります。
  • このマスキングテープに位置を合わせて貼付するので、必ず水平になるように採寸をしながら、遠目で見て確認をします。
  • これが曲がると、見栄えが悪いので、注意してください。
  • 位置決めができたら、貼り面の脱脂。シンナーなどを使用して、ハルのWAX分等を落とします。
  • スッテカーの仮止めをします。ステッカーを貼り付けていく方向の手前の端をマスキングテープでしっかりと止めます。他の箇所の仮止めはしません。左から右へと貼っていくならば、例えばこの場合「H」の文字の左側が仮止め位置です。
  • この時に、水平にマスキングテープを貼りましたが、最初の仮止めが、水平のマスキングテープ添うように、しっかりと左端の仮止めをします。
  • この時、台紙の左端を少しめくって、はがしていく準備をしておきます。
  • 貼付。台紙をはがしながら転写シートごと文字面を、ゆっくりとスキージー(ゴム状のへら)で押さえながら、(小さければ、指で押さえるも可)ゆっくりと少しずつ進めていきます。
  • 台紙は、徐々にはがしながら貼り付けてください。最初に全部はがしてしまうのは、絶対にNGです。
  • この時の注意は、曲がらないように貼る面の方向を確認し、慌てずゆっくりと作業します。
  • この場合、全長が140㎝と長かったので、半分にカットして2回で貼りました。
  • 貼り付けていないステッカー部分が、他の部分に触れないように注意します。
  • 転写シートごと文字をすべて貼付したら、しっかりと再度文字面を押さえます。
  • 転写シートをはがすのは、貼り付け後1-2時間してからです。文字の貼り付け接着力が上がってから、転写シートをはがします。
  • 転写シートをはがす際の注意は、少しずつゆっくりと少し斜めの角度を作ってはがしていきます。
  • 気泡がある場合は、気泡をカッターの先で突っついて空気を出すように押さえます。
    すべて、ゆっくりと少しずつがキーワードです。

 「ブリ(鰤)」マークの作成

今シーズンのデザインを新調します。

ブリのイラストをプリントして、これを拡大コピーを繰り返し、実寸大の型紙を作り、その型紙でカッティングシートをカットして、「ブリ(鰤)」マークのデカールを作成します。

  • ブリのイラスト画像をA4でプリントします。
  • そのプリントを拡大コピーでA3にします。
  • そのA3を半分にカット(A4サイズ)して、半分ずつA3に拡大コピーして、希望の大きさになるまで繰り返します。
  • 拡大されたコピー紙を貼り合わせて、1m前後のブリの型紙の下絵を作成します。
    ブリマークの実寸になる大きさの用紙を用意します。カレンダーの用紙を貼り合わせると、厚みもあり型紙に向いています。
  • コピーを繰り返して作った下絵を形に添ってはさみで切って、貼り合わせてブリの形を作り出します。
  • 型紙の上に、ハサミで切った下絵を載せて、型紙の上にマジックで線を引き、ブリの形を作り出します。
  • 修正しながら繰り返していく手間がかかりますが、それほど難しい作業ではありません。
  • ブリの型紙ができたら、ハサミで型紙を切り抜きます。これが、カッティングシートを切り抜く型紙になりますので、丁寧に切ってください。
  • 実物大の型紙の出来上がります。型紙は、1枚あれば表裏で左右の形になります。
  • カッティングシートの左右裏表を間違えないようにして、型紙に沿ってラインを引き、切り抜き用のカッターで、ゆっくりとラインを切り抜きます。
  • カッティングシートは、大手ホームセンター(プロ向け店)で切り売りをしていますので、好みの色を調達してください。

この手法は、いろいろなものに応用ができます。

ブリマーク

なんとかなったブリマーク

 「ブリ(鰤)」マークの貼付

  • 貼付位置を決める。台紙には一切触れずに、マスキングテープを利用して、ハルの貼り面に仮止めします。
  • 左右同じ位置になるように、メジャーなどで位置決めをしながら、遠目で実際に確認しながら位置を決定させます。
  • 位置決めができたら、貼り面の脱脂。シンナーなどを使用して、ハルのWAX分等を落とします。
  • ブリマークが水平に貼付できるように、ロゴの時のようにマスキングテープで水平ラインラインを作ります。
  • ブリマークの左端の台紙を少しはがし、マスキングテープで仮止めをして、貼付位置を決めます。
  • 左端から台紙をはがしながら、スキージーや指で押さえながら、ブリマークを貼っていきます。
  • 全体が貼付できたら、再度全体を押さえ直します。
  • 気泡がある場合は、気泡をカッターの先で突っついて空気を出すように押さえます。
  • 台紙は、徐々にはがしながら貼り付けてください。最初に全部はがしてしまうのは、絶対にNGです。

最後に、これらの貼付作業は気温との関係が生じます。気温が10度以上ないと、接着面の十分な粘着力が発揮できません。また、真夏のような高温下、特に直射日光だと、シートがどうしても熱で柔らかくなりすぎ、ゆがむ可能性が大きくなります。気温に気を付けてください。春秋が一番良い施工時期です。もし夏ならば、早朝です。

文字の Harimanada Yellowtail Angler は、播磨灘のブリ釣り師というところでしょうか。通販でオーダーして作ってもらったのですが、文字色をどうしようかと考え、青物だから青か、イエローテイルだから黄色かと頭をひねって、結局 濃い目の黄色になりました。この大きさのブリが、そう簡単にポコポコ釣れるわけではありませんが、恰好を付けてみました。

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今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
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