船外機の水洗ホースコネクターの改造でワンタッチ

船外機水洗コネクターを交換して簡単便利

 meikeimaru のボートメンテナンス

緑色の部分が追加のコネクター 目から鱗の簡単便利

緑色の部分が追加のコネクター 目から鱗の簡単便利

meikeimaru のボートメンテナンス。テーマは、「水洗コネクターの交換」

航行後の冷却系の塩抜き水洗、ネジ式のコネクターにホースをつなぐのですが、これ結構やりにくくて面倒です。そこで、教えてもらったのが、散水用のホースコネクターです。パチッと差し込んで脱着できる製品で、様々なシーンで使われている汎用品を組み込むだけで、ワンタッチになりました。

〇 標準装備の水洗装置
〇 ホース取付部分をホースコネクターに交換
〇 今後の課題
〇 あとがき

 標準装備の水洗装置

標準装備の水洗装置のホースコネクターは、係留中にチルトアップして、船内から手を伸ばしてネジ式のアダプターを外しにくく、またホース側も両手で装着しにくい位置にあります。

ヤマハとしては、使いにくいものより壊れにくく生産コストを下げる意味からも、単純なネジ式にしているようですが、ボートのスターンやモーターウェルの構造にもよりますが、面倒な部分です。

これをホースコネクターなる汎用製品で解決した方がいらっしゃり、この情報を工場で仕入れました。

両手で脱着ができにくい位置にある純正のネジ式コネクター

両手で脱着ができにくい位置にある純正のネジ式コネクター

船外機本体基部 ここにネジ式ホースコネクターを取付

船外機本体基部 ここにネジ式ホースコネクターを取付

 ホース取付部分をホースコネクターに交換

船外機本体の固定側 凸ネジ(3/4おねじ)に、ホースコネクター(凹型)を取り付けます。コネクターの凹ネジ(3/4めねじ)部分をねじ込んで固定します。

次に、エンジン本体からのゴムホースにコネクターと接続する凸型ニップルを取付します。この場合、ホースが短く届かない場合は、ホースを二方型ホース継手で継ぎ足します。私もバッファ入れて 20cm程延長しました。(ホース=外径12mm 内径8mmを使用しましたが、確認をしてください)

3/4めねじ蛇口 ホース ジョイント

3/4めねじ蛇口 ホース ジョイント

3/4めねじ蛇口 ホースジョイントを不通に取付

3/4めねじ蛇口 ホースジョイントを不通に取付

付属のコネクター3/4おねじをホース側に取付

付属のコネクター3/4おねじをホース側に取付

水洗ホース側にタカギ社製のコネクターを取付 下は従来のもの

水洗ホース側にタカギ社製のコネクターを取付 下は従来のもの

最後に、水洗ホースにタカギホース ジョイントコネクターを取り付けると、使用できるようになります。

※ 3/4とは、ネジの口径で3/4インチです。

購入した商品名は、「3/4めねじと3/4おねじ 蛇口 ホース ジョイント」でした。amazonで検索すると出てきます。タカギ製品は、ホームセンターでも購入できます。

同様にウォータ用ゴムチューブ外径12mm 内径8mmも継ぎ手も汎用品で、ホームセンターや通販で入手できます。

タカギ社製品と3/4おねじのコネクターを接続

タカギ社製品と3/4おねじのコネクターを接続

簡単脱着で水洗開始 ゴムチューブはこのくらい延長したら、やりやすい

簡単脱着で水洗開始 ゴムチューブはこのくらい延長したら、やりやすい

 注意事項

  • ゴムホースとコネクターや継ぎ手の接続部分は、タイバンドで固定する
  • ホースコネクター(凹型)は、本体にしっかりとねじ込んで固定する
  • 運転時の凸型ニップルとホースコネクター(凹型)は、確実に接続する 要確認
  • 純正品とは違う改造なので、経年変化などのチェックは必要です。

取扱説明書の注意事項

取扱説明書の注意事項

係留ボートでは、これに自作や市販のポンプ付きの水タンクを接続して水洗する船も少なくなく、塩抜きは船外機の寿命やトラブルに大きな効果があるでしょう。

 今後の課題

これ中国企業製品と思います。どのくらいの耐用強度があるかは不明ですが、差し当たってはスムーズに脱着できます。中華製は、耐用強度と不具合の際に追加購入が適時できるかという問題があります。予備にもう一つ購入しておけば、まあOKでしょう。

たいへん便利簡単なので、次は不具合の少ない国産メジャーブランドの、タカギ社製に交換予定。タカギ社製は、ロングセラーブランド made in japanの安心感で、耐用年数は高く、経年変化があっても、同じ製品が即入手できます。大事なポイントです。

同種のものがないですが、組み合わせで可能なようなので改めて作ってみます。

 追記

日本の老舗メーカー「タカギ」社製で取り付け可能なパーツに交換しました。

タカギは、この手のホースジョイントの老舗で、園芸用のシェアでも大きく知られています。紫外線による劣化を最小限に抑え、耐久性向上でテストを始めました。(2024/03)

パーツは、タカギ G096SH [ストップコネクタースリム]、タカギ G070FJ [ネジ付蛇口ニップルL(FJ)]

パーツが少なくなった分、ジョイント部分の全長が短くなった

パーツが少なくなった分、ジョイント部分の全長が短くなった

外す方がソケットのため、片手で簡単に脱着ができる

外す方がソケットのため、片手で簡単に脱着ができる

エンジン側がコネクター凹になったので、水側ホースをジョイント凸に変更

エンジン側がコネクター凹になったので、水側ホースをジョイント凸に変更

これですべて日本製です。抜き差しも容易にになりました。G096SHソケットは、外れても水が止まるタイプなので、安全性も高まったのではないだろうか。

ひとつ問題点、G070FJ [ネジ付蛇口ニップルL(FJ)]は水道蛇口用の3/4インチメネジで、ヤマハ純正とはパッキンの厚みが違うので、わずかに漏れが出ます。かなり締めても(レンチで締めたら傷ついた)同様で、パッキンを純正のものを流用して問題解決。ご留意を。

左がタカギのG070FJのパッキン 右の純正より薄いので、純正に交換する

左がタカギのG070FJのパッキン 右の純正より薄いので、純正に交換する

 あとがき

いろいろなアイディアがあるもので、かなり目から鱗でした。考えられた方に感謝します。船外機メンテナンスは、強敵な海水と紫外線との戦いですから、こちら側にいつもアドバンテージがあるようにするためには、簡単便利が一番の良策です。

純正品とは違う改造なので、経年変化などのチェックは必要です。ご注意を。