meikeimaruのボート釣り 狙いは、「シロギス」
明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
家島群島上島沖のシロギスのボート釣り3です。
へえ、キス釣ってるの?面白い?と言われることがありますが、間違いなく面白く時間の経過を忘れてしまう楽しさです。私の小物釣りで、キスにベラ、そして小アジにイワシは、ブリを狙うのと同じくらい楽しく、おいしく食べたい釣りです。
しかし、一気に夏になり暑いのなんの。まだまだ、これから潮が効いてくるのに、暑さに負けて10時に沖上がりです。家島の満潮が6時だったので、8時くらいから潮が動き始めました。6時くらいから潮が動けば、ちびっこガッチョの猛攻の前、そして暑くなる前に、釣りができたようです。
夏本番のシロギス釣りです。キス独特の軽快なアタリを味わい数が狙える時期です。
概況
2019年7月28日(日)若潮 満潮 6:02 干潮 13:20 (家島)
明石海峡転流 7:02 最速 東流 10:44 3.6kt
海況:波穏やか 水温26.6℃
釣果 シロギス 12-16cm×18匹
仕掛け テンビン1本ハリ仕掛け ラインPE0.8号、リーダー4号、オモリ12号 ハリ流線8号
サオ:軟調 2.7m 錘負荷8-12号
ポイント 家島諸島 上島の北側砂地
状況 釣行(出港帰港)時間 6:30-10:30
家島の満潮は6時なので、7時くらいからの釣りが潮を見た感じになるだろうと予測して、ゆっくり目の6時半の出航で、西に向かって30分走ります。
上島北側のポイントは、まだ潮の流れになる前の段階で、のんびりしています。エサの石ゴカイを1匹刺しで探り始めます。水深22m、12号のオモリで静かに攻めます。キスとは違う、プンプンプルンという、そうです「ちびっこガッチョ」のアタリです。潮が動く前の猛攻に会いました。5匹連続ガッチョが来たので、6匹目は海に返さないで、バケツに入れておきました。きっと、「エサ食べても大丈夫だよ。釣られても返してくれるよ。」と言っているのかもしれません。「あれっ、帰って来ないよ。」「食べたら危ないかなあ。」と言っているかはわかりませんが、バケツに4匹入ったところで、キスがぼちぼち出てきました。誘いを速くしたり大きく動かしたりとしましたが、どうしても潮が緩い時はガッチョが出てきます。ガッチョやテテカミが連続するのは、潮が緩いか誘いが遅いかです。
8時過ぎには、潮が流れるようになり、キスが連続します。つぬけの10匹釣ってにっこりで、11匹目が来たと思ったところで、穂先が突っ込みます。エソです。ハリが小さいのでハリがかりはしていなく、海面まで来て40cm以上のエソの大きな口からキスが飛び出しました。ハリがかりしたキスを、いきなり丸飲みしたのですね。あー怖い。キスの鱗がなくなっています。
その後、順調に釣れ続けるものの、気温が上がり日差しはきつくなってきて、我慢のひもが切れてしまったのが、18匹釣ったちょうど10時で、ここで沖上がりにしました。
前回同様の快釣さで、忙しいくらいの釣りでした。ちびっこガッチョもキスと同数くらいは釣っていますので、小物いじめながらも楽しい釣りです。潮が効くまでは、どうしてもガッチョやテテカミのエサ取りが来ます。潮が動き始めて、誘いをきっちりとするとキスが確実に釣れてきます。
サイズは残念ながら20cmなんてなかなかの状態ですが、もともと夏のシーズンは、小さいサイズの数釣りですのでこんなところでしょう。暑さ対策をしっかりとして、潮を読んで朝一番から午後まで狙えば、本当のキスの数釣りの釣果になるでしょう。それが狙える季節です。
上島周辺は、砂地のポイントが広がっています。潮に乗せて大きく流しながらアタリが出た場所をマークしていきます。それらは、キスの寄り場だったり、高速遊泳の通り道のはずで、この時期は毎回狙えるはずです。
私のこだわりは、軽いオモリとそれに応じたやわらかいサオ。これで、プルルンルンルーンと穂先をひったくるようなアタリが連続して出てくると、至福の時です。ブリのズンズンズーングイーンのアタリと同じように楽しいです。その気持ちの良いキスのアタリを感じるためにも、やわらかいサオと軽いオモリは欠かせないです。