meikeimaruのボート釣り 狙いは、「明石沖のタコ」
明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
明石タコのボート釣り、おいしく面白いタコゲームですが、6月に入り夏のタコ釣りになってきました。新子が釣れ始めて、サイズは100グラム以下リリースのローカルルール対象のちびっこタコが、多くなりました。7月8月には、彼らも少しは大きくなり、小さいながらも美味しいタコになります。
概況
2019年6月13日(木)若潮 満潮6:30 干潮13:08
明石海峡転流7:44 最速 東流10:53 4.0kt
海況:波穏やか、水温20.4℃
釣果 タコ 600-300グラム×3ハイ 200グラム×5 ちびっこタコ多数(リリース)
仕掛け タコエギ ラインPE3.0号、リーダー12号、オモリ40号
タコエギに加えて、タコスッテを1本入れた3本仕掛け
サオ:タコ専用ロッドは、おすすめです。
リールはパワータイプは必須。
ポイント 明石二見沖禁漁エリアのさらに沖
状況 釣行(出港帰港)時間 5:30-8:30
6時前から二見沖のタコ釣り開始です。いきなり、根がかりでタコエギにスッテ3個失いました。お気に入りで活躍しているグリーンとイエローがなくなり、朝からもう凹み、帰りたくなりました。
仕掛けを作り直し、ピンクを入れて気分転換です。着底でいきなり軽い乗りが続き、3連発でちびっこタコの新子です。帰りたくなります。やっと、ズンと重い600グラムサイズが釣れ、ご機嫌が戻ってきます。釣れるペースは順調そのもので、数だけならば満足ですが、リリースサイズが続きます。200グラムクラスのリリースサイズの兄貴分も含めて、コンテナに海水を入れて観察していましたが、小学校のグラウンドみたいで飽きない面白さです。
二見沖東側の18m水深のポイントですが、ちょうど良いくらいの上げ潮の流れですが、大きいサイズが乗るまでに、ちびっこタコが素早くエギに来てしまうのでしょう。何ともなりません。
それでも、600gクラスから300グラムクラスまで3ハイとちっちゃい兄ちゃんクラスの200gを合わせて8ハイで、上げから下げに潮が替わり、沖上がりの合図のような1ノットを超える流れになり帰港の途です。
100グラム以下リリースのちびっこタコには海に帰ってもらいます。6月はこんな感じが続くのでしょうが、新子の合間に大きいのを拾っていく釣りになりますが、活性はあるので結構楽しい釣りです。
<タコの採餌行動について>
この使い古されたエギ。頭と背中の表布が破れていますが、これは、タコにかじられて破れました。採餌行動がわかるもので、足(手)でエギを押さえるのが前アタリ、その後、シメシメとエサと間違え乗っかってきます。そして、足の付け根の口でガブリと来るのですが、このカジリつくまでを待って、大アワセを入れれば確実に足の付け根にかかるフッキングで、バレる心配はありません。前アタリ、待つ、大アワセ、この時のタコの行動をイメージしてください。足で覆うようにエギに乗るまで待つのが、タコゲームの奥義です。
夏ダコの季節に入ろうとしています。明日14日から天候悪化、16日日曜は晴れる予想でも風は残り出航不可。来週はいよいよ例年だと鹿ノ瀬にアジが回って来る6月の満月です。さて、アジの顔を見れるか、楽しみにしています。雨が降れば、タコにも魚にもスイッチが入り、海の様相が変化しますので、いよいよ期待の季節です。
明石沖のタコのボート釣りには、禁漁区や100グラム以下リリースなどのルールがあります。6月1日から禁漁区設定がされていますので、禁漁区以外の場所でボート釣りをしましょう。明石市漁業組合連合会の「明石地先におけるタコ釣りに係る漁場利用規程」パンフレットPDFを参考にしてください。