meikeimaruのボート釣り 狙いは、「明石タコ」
明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
明石タコのボート釣り、今年は順調なスタートをしました。ここまでは、中型から大型主体でしたが、いよいよ昨秋生まれた新子のちびっこダコが出てきて、いっちょ前にエギに来ますが、100グラム以下リリースのローカルルールがあります。
概況
2019年6月12日(水)長潮 満潮5:59 干潮12:37
明石海峡転流6:51 最速 東流10:01 3.6kt
海況:波穏やか、水温20.2℃
釣果 タコ 700グラム×1ハイ 200グラム×2 ちびっこタコ多数(リリース)
仕掛け タコエギ ラインPE3.0号、リーダー12号、オモリ40号
タコエギに加えて、タコスッテを1本入れた3本仕掛け
サオ:タコ専用ロッドは、おすすめです。
リールはパワータイプは必須です。
ポイント 明石二見沖禁漁エリアのさらに沖
状況 釣行(出港帰港)時間 5:30-8:30
6時前から二見沖のタコ釣り開始です。既に沖合は、潮は東に流れる下げ潮になっているはずだから、勝負の時間は短いです。今朝は、この潮で晩ご飯用のタコ、潮の流れが速くなる時間帯で、青物の様子を見る調査釣行という計画です。
まずは、タコのポイントへ向かいます。二見沖の西側で禁漁区を出た周辺に船が集まるポイント、ここで開始です。水深は10m前後の浅場。潮はゆっくりと下げていきます。
サオ先に重みを感じるというか、何か小さいものが乗った感じです。あれっ、これは新子か。正体は、昨年秋に生まれたチビダコで、いわゆるローカルルールの100グラム以下リリースサイズです。
右側の漏斗は、呼吸とジェット噴射に排泄。口は、足の付け根。
タコの釣れ具合は決して悪くありませんが、新子が次々に来ます。6月3日に新子が来たのが最初でしたが、今日は次々に来ます。重みも感じることがなく、タコゲームの面白さが半減です。ちょっと、重みが出て200グラムサイズです。
やっと、重みを感じ700gクラスが釣れました。大人のタコが来て何かホッとしました。
新子に遊ばれているうちに時間が過ぎ、潮の流れも1ノットを超えるようになってきたので、青物の調査へ行きます。下げ潮のポイント、高倉瀬の20m弱水深の不思議な平坦地です。カケアガリがあるのではない平坦なところですが、下げ潮でベイトに青物などが集まるポイントです。
昨年、6月の若潮でシラスでナブラが湧き、面白い釣りができました。シラスが、どのように回っているかですが、いかがなるでしょうか。
柔らかめのスピニング用ライトジギングロッド、3000番のスピニングリール、PE1.0号にリーダー6号というお手軽な組み合わせです。これに、30グラムのタングステン製マイクロジグをセットして、探ります。
魚探には、何の反応も出ません。青物は、カンタマやヒヤガリでも単発的な群れで釣れているようですが、まったく安定していないで、半ば運のようなものです。
潮の流れも上がり、2.5ノット近くで流れてはいますが、ベイトの反応が出ません。まだまだベイトが小さい時期なので、タングステンマイクロジグの小さいシルエットは効果があるはずですが、魚がいなければ効果も何もないです。繰り返し、ボートを潮上から流して、潮は思うようなラインで流れているのですが、魚がいません。やはり、潮がひとつ分早かったようです。28日の若潮からでしょう。そして、来週は、満月の大潮ですから海に動きが出る時でしょう。水温も20度を超えていますので、ここからが楽しみです。期待を残して調査釣行終了です。
タコゲームは面白くて、そして食べておいしいので釣行回数が増えますが、朝の潮を狙ってサクッと釣ってから次の狙いに転じるのも悪くないです。そろそろ楽しみが出てきました。しかし、ちびっこダコがいよいよ出てきましたので、リリースと確保分の寄り分けが大事です。
明石沖のタコのボート釣りには、禁漁区や100グラム以下リリースなどのルールがありますので、順守してください。6月1日から禁漁区設定がされていますので、禁漁区以外の場所でボート釣りをしましょう。明石市漁業組合連合会の「明石地先におけるタコ釣りに係る漁場利用規程」パンフレットPDFを参考にしてください。