meikeimaruの食いしん坊 肴は「ブリしゃぶ」
鰤しゃぶと鰤鍋をたらふく食べる
ブリは、出世魚と呼ばれ成長とともに名称が変わっていきます。これも地方により様々ですが、関西地方では通常、40cm未満を「ツバス」、60cm未満を「ハマチ」、80cm未満を「メジロ」、80cm以上をブリと言います。
メジロクラスになると、もうブリと言えるほどに大きくなっていて、魚屋さんではブリと言っています。80cmを超えるブリのお腹の周りのトロは「ブリトロ」で、おいしいです。
ブリサイズですと、なかなか釣れないので釣れればたいへんうれしいです。今シーズンは、これで3匹目のブリサイズになりますが、11/24-25の2日間の朝の時合いだけで、ブリを1匹、メジロを3匹と、良い釣果に恵まれた楽しい釣りができました。
大きく重たい魚を釣り上げ、ボートのイケスに入れている時から、しゃぶしゃぶや鍋にして食べることで頭の中がいっぱいな食いしん坊状態でした。朝早いまだ寒い時間帯からの釣りでしたので、温かい鍋料理がどうしても恋しくなりました。
このうち、2匹はお知り合いにもらわれていきましたが、そのお礼として新鮮な野菜を頂きました。大根に菊菜にほうれん草等々農薬を使っていない有機野菜がたっぷりです。魚も天然の新鮮なものですが、頂いた野菜も虫食いの後のある青々とした新鮮な立派なものでした。
新鮮な野菜とブリにメジロ、これだけあればおいしい鍋は、もう当たり前のようなものです。
鰤しゃぶ
温かい「ぶりしゃぶ」を頂きます。
刺身の切り身より薄く切って、火の通りを早くします。野菜を入れた鍋で、食べる時に身が半生状態くらいに熱を入れます。
これが、うまいです。
魚を食べて、野菜を食べてと、パクパクと食べ続けます。
好みの味のつけ汁で良いでしょう。私は、ポン酢に七味唐辛子が好きで、ピリ辛味で食べています。
同時に、寿司ごはんを作って、一緒にたべましたが、これまたおいしいものでした。
寿司ごはんと刺身
先日、ハマチのばら寿司を作りましたが、しゃぶしゃぶの切り身を刺身として、寿司ごはんで食べると違った味わいになります。
あまりこだわらずに市販のすし飯の素で作ってしまいますが、こだわるならばこんな調味料で作ってみてください。
炊き立てご飯 =2合 米酢 =50ml 砂糖 =大さじ1と小さじ1 塩 =約小さじ1弱
市販のすし飯の素もお酢から作っても、炊き立てご飯をボウルに入れて、こねないようにかき混ぜて、うちわでパタパタと熱を冷まし余分な水分を飛ばします。
そのごはんを丼ぶりに入れて、ひと口ずつ「わさび醤油」をつけた刺身を乗せて、食べると熱い鍋の具と冷たい酢飯がうまく調和します。
ばら寿司にして盛り付けるのもきれいで良いものですが、すし飯で刺身を食べるのも違ったおいしさです。
鰤鍋
日を改めて、今度は「ぶり鍋」で頂きます。
この日は新鮮な野菜を頂きましたので、たっぷりと入れて、しゃぶしゃぶより厚めに切った身でじっくりと食べます。
醤油味のだし汁で、ぐつぐつとやり、煮込み過ぎないうちにショウガ味で頂きます。
ぶりも脂がのっていて旨いですが、頂いた新鮮な野菜も野菜の味がする野菜で、とてもおいしいです。最近、野菜の味のする野菜が少なく、どうもよろしくありません。
食べ終わった後のだし汁は、おじやにするか、そのままご飯にかけて食べるかですが、どちらも捨てがたい締めの味です。
デザートの干し柿
デザートは、これまた手作り、天日干しの干し柿を釣り仲間から頂いたものです。1個1個時間かけて作るもんなんですが、手間の分、美味しいホッとするようなデザートです。
おいしいものをしっかりと、お腹いっぱいに食べれました。幸せ気分の晩秋の日でした。