ハマチ ブリ釣り | ボート釣り、アジの泳がせ仕掛け(のませ釣り)で青物を狙う その4

meikeimaruのボート釣り 狙いは「アジで青物」

 2018-10-26 釣りログ

ハマチが大漁の釣果

ハマチが大漁の釣果

10/26 海況: 穏やか水温22.4℃ 中潮 干潮 4:35 満潮 11:20 家島

明石海峡転流 5:28 上げ潮最大 8:43 6.2kt

明石沖でボート釣りのブリやハマチの大型青物を狙います。

今シーズンの青物は好調でしょう。ここまでにブリ(80cm超)は2匹釣っていますが、目標は1mオーバーです。今回、晴天に恵まれ、ひとり釣行の多い meikeimaru ですが、ゲストと2人で、メジロ70-62cmを3匹、ハマチ45-52cm5匹を釣りました。

なんとしたことか、小アジの確保がたいへんで、なんとか13匹の確保でしたので、エサのアジが無くなり終了でしたが、短時間での気分爽快なペースの釣りでした。

小アジの確保で釣り船も苦戦をしているという情報を得てはいましたが、本当にいないです。

未だ夜明け前の満月輝く暁闇の5:30 meikeimaru 出航です。

いつもの小アジのポイントに行くも、なかなか釣れません。時間ばかりが過ぎていきますが、夜明けが過ぎ、明るくなり始めたところから、本当にポツリポツリと小アジが姿を見せてくれました。潮流の加減で7時までには小アジを確保してポイントのカンタマを目指したいのですが、なかなか数を確保できません。

13匹確保したところで、時合いを逃したくないので一気に本日のポイント「カンタマ」を目指します。

アジを元気よく生かしておく

アジを元気よく生かしておく

7時にポイントに到着。「カンタマ」のポイントと言っても、いくつものカケアガリに沿って潮に乗せるわけですから、今日の潮筋はどこが良いかを見極めるのがボート釣りの肝です。
平日ながらも、釣り船乗合船も多く、結構な数です。最初は実績ポイントから始めますが、魚探反応も出てこなく、アタリも出てきません。

何箇所かを回りながら絞っていき、カンタマポイントの南西部にある28m-20mカケアガリを狙うことにしました。潮速はすでに4ノットを超える速さで、あっという間にボートはカケアガリを上ってしまうスピードで潮に乗って行きます。4ノット言えば、秒速約2mですので速いです。

9時前の潮速のピーク前後約1時間が、本日の時合いの1回目が訪れました。

なかなかのファイターのメジロとハマチが、明解なアタリを出して、気持ちの良い引き味を楽しませてくれます。

引き味の違うメジロクラスは、どうだとばかりに引き、青物釣りを堪能させてくれます。

ただ贅沢を言うと、今回から大ブリを意識して、リグをワンランク上げていますので、ちょっと物足りないですが、おいしい魚が手中に入りますので、ぼやいてはいけませんね。

順調な釣りが続くのですが、確保が少なかったアジが品切れとなり、残寝ながら万事休すの9時40分に納竿です。

しかし、こういう日もあり、アジ釣りを粘ってたくさん確保できたとしても、時合いを逃したら釣れません。どちらを優先するかの判断もボート釣りの楽しみのひとつでしょうし、狙いのブリは来ないまでも、集中2時間40分でゲストと二人でメジロ以下8匹ですので、十分なおいしい魚で肴が食べれるのは、とてもうれしいです。

 本日の青物パターン

  • 狙うポイントへ仕掛けを降ろす必要な時間を稼ぐため、ポイントのさらに潮上からボートを流し始めます。
  • その流し始めの位置は、狙うポイントを通過させるように潮の流れから位置決めをします。
  • 着底後、オモリを1m海底から上げます。カケアガリでどんどん浅くなるわけですから、巻き上げながらタナを探ります。
  • 潮が速いので、カケアガリの水深は一気に浅くなります。オモリを底に引きずったら釣れないと思ってください。
  • 28mから始めて、あっという間に20mです。この間に、アタリが出ます。
  • ピークの上げ潮流時刻の前後で、1時間が時合いでした。そして、わかりやすい食い気のあるアタリを出してきました。
  • 一気にアジを飲み込み走る、サオ先が突っ込むアタリ。
  • ゆっくりとアジを飲み込む、ゴツゴツと小さいアタリで、送り込むと走りサオ先を絞るアタリ。
  • ゴツゴツのアタリは、急いでアワセをするとすっぽ抜けます。時合いの最中にもったいないことで、早いアワセで空振りを1回、ゲストの玉網取りの最中、置きサオにコンコンとアタリが出て空振り1回のドジを2回もしてしまいました。
  • ゴツゴツ、コンコンのアタリには、あわてず、必ず送り込みの後に走ったら、大きく合わせると、カンヌキ(口元)にハリがかかり、そうなれば外れませんので力勝負です。
  • ワンオペのボート釣りの場合は、このやり取りの最中に秒速2mでボートは流れています。十分に操船に注意しましょう。

 青物のアジ泳がせ釣り仕掛け

青物のアジ泳がせ釣り仕掛け

青物のアジ泳がせ釣り仕掛け

後の情報ですが、釣行前日に僚船が上島方面で小アジを数多く釣っていました。もう少し早くに情報を得ていたらと思いましたが、仕方がないことです。次回に役立たせます。

10月も終わろうとしていますが、水温が下がり播磨灘から青物が南に出て行く12月中旬まで、大潮周りは3回です。シーズン終了までもう僅かですが、1m超のブリを目指して、空振りにならないよう頑張ります。

ボート釣りのアジの泳がせ釣り(のませ釣り)で狙うブリやハマチは、手順さえ踏めば、必ず釣れます。アジが泳いで誘ってくれますが、アジ任せでは釣れないので、アジに積極的に働いてもらいます。同時に、釣れる潮で釣れるアジを泳がせれば、確実です。

  本日使用のリグ

ノ ライトゲーム SS モデラート Type73 H255 シマノ 電動PLAYS800

ラインPE3.0号  リーダー ナイロン14号

ハリス 12号 ハリ ヒラマサ12号

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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