ボートのタコ釣り④ 釣りログ 2018-08-02

meikeimaruのボート釣り 狙いは「明石タコ」

 2018-8-2 釣りログ

8/02 海況:穏やか 水温28.0℃ 中潮 満潮11:47 干潮7:26 二見

明石海峡転流 8:50 上げ潮最大 11:19 3.1kt

タコ釣り釣果、ゲストと上々

タコ釣り釣果、ゲストと上々

いよいよ真夏の照り込みの中での、ボートタコ釣りです。

夏本番になると、深場から浅場にタコは入ってきます。例年ならば、数が釣れる時期なのですが、乗合船の釣果状況見ていても30ハイ以上はまれで、トップが20ハイ位が大多数になっています。昨年の半分しか釣れていないようですし、乗合船の竿頭になられる方は、相当に上手な方々で、さらにポイントも、船長の操船も違うしで、私の目標は、その半分も釣れれば上出来です。

厳しいタコシーズンですが、まずまずの 2kg,1.5kgの大物も含めてタコをボートで釣ってきました。

明石二見沖の西端、寄神沖のポイントです。もちろん、禁漁区の外西側です。

タコエギカラーは黄色にピンク、今日はゲストがオレンジに白。どちらが当たりのカラーかですが、水色は濁りが結構入っています。まだ、台風の時の雨が影響しているのかもしれません。濁りが入ると、派手目のカラーならばどちらも同じような結果になるのかと思います。

タコエギのピンクとイエロー今日の当たり

タコエギのピンクとイエロー今日の当たり

現地到着が6時少し前。寄神沖の岸に寄ったところで、赤灯の前辺りになります。ゆったりと下げ潮です。

今日の明石二見周辺の干潮は7:26 明石海峡転流時刻は、8:50

二見周辺の岸寄りの潮の動きは、沖側とは違ってきます。沖側の流れは、明石海峡の転流時刻に近いものになってきますが、岸に寄ったところはそれより1時間早く動きが変化します。

6時現在、ゆったりと下げ潮です。潮速1.2ktから下がっていきます。1.0ktを割るころから、タコの乗りが出て来ました。

ちょうど良いくらいの潮の流れで、タコの寄り場をつかみました。いわゆる、タコポイントです。タコの寄り場をつかむと宝物で、今年も来年も使えます。タコは、縄張りを持って生息していて、その縄張りからタコがいなくなっても次のタコが、その縄張りを自分のものにします。だから、タコポイントは、継続して狙っていけます。

そして、さらに潮速はゆったりとしていき、上げに転じる少し前の0.3ktくらいの流れからタコは釣れなくなりました。そして、干潮時刻の7時半には、潮は上げに転じ西に流れ始め、潮速を増して、0.5ktくらいの流れから再び、タコがタコエギに乗ってくれ、釣れ始めました。

チェックポイント 1

  • 0.3kt以下では、乗りが悪くなり、食いが止まる。そして、再び潮流が0.3ktを超えると食いが始まる。
  • 寄神沖ポイントの転流は、沖側とは違い、干満で動いている。

そして、潮の流れが1.0ktを超えて少々釣りづらくなってきましたので、沖のポイントに向かいます。

禁漁区を抜け、禁漁ラインの南側に出ます。2海里強沖になります。

ここも、既に上げの流れで西に流れてはいますが、まだ0.5ktとゆったりです。このあたりの複雑な潮の流れ方を表現しています。ちょうど良いくらいの潮の流れを再び捉えることができました。潮の流れを狙って、

ここで、ゲストと2人で、数より大きさのタコが釣れ、2kgと1.5kgの形物を釣り、まあ気分は上々です。潮を見て、釣れる狙ったポイントで、形物が釣れるのは、マイボートの釣りの醍醐味です。

2kgと200gのタコの大きさの違い

2kgと200gのタコの大きさの違い

時刻も10時、太陽が上へ上へと上がり始めると比例して、日差しはきつくなり気温も上昇で、釣果もそこそこでしたので、沖上がりで帰港の途に向けました。

今日は、ボートでタコ釣り、二見沖周辺の潮を読んで、楽しく釣りました。

チェックポイント 2

  • 0.3kt以下では、乗りが悪くなり、食いが止まる。そして、再び潮流が0.3ktを超えると食いが始まります。
  • タコの乗りが悪いというのは、食欲が出ないということで、食欲の出る潮があり、それが時合いです。
  • 潮の流れが、0.3-1.0ktに集中をします。
  • 1.0kt以上でも釣れますが、マイボートでは、釣れるようにする操船が容易ではありません。
  • アンカーチェーンを下す方法がありますが、抜本的ではないので、1.0ktまでに集中するのが賢明です。
  • 二見周辺、岸寄りの禁漁区外は、寄神沖から西側になりますが、岸側の潮が先に転流します。
  • 沖、禁漁区ラインより南側は、岸側が転流したあと、明石海峡の転流時刻に近い時刻に転流します。
  • これで、時間割を作ると、岸と沖で2回楽しめます。

暑い時のタコ釣りです。十分に冷たいものを持っていきましょう。

潮が転ずる潮止まりの時間帯は、釣れませんので休憩時間にして、冷たい素麺いかがですか。前日にさっと湯がいて、良く冷やして、クーラーに入れて持っていくと、元気が出ます。これ、おすすめです。

タコ釣りの解説です。ボート釣りで明石タコを誰でも釣れるポイントを説明。釣って楽しく食べて楽しいタコ釣りですが、タコ釣りのストーリーがあります。それを理解して、タコゲームでタコに勝つことが、おいしいタコをたくさん食べれます。
明石沖のタコ狙いのボート釣りには、兵庫県の指導でタコ釣り等に係る漁場利用規程があり、兵庫県の第1種共同漁業権の対象になるタコは、アワビやサザエと同様に法規制があります。2024年タコ釣りルールが改定掲載されました。

 本日使用のリグ

ロッド・リール=SHIMANO ライトゲームM200 炎月100PG ラインPE0.8
ロッド・リール=DAIWA タコ X150 SHIMANO SC小船800 ラインPE3.0

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
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