無垢のタイラバオモリをマニキュアでペイント
meikeimaruのボート釣りHowTo
タイラバの人気は、どんどん上昇していくような感じですね。なんと言っても極めれば難しい釣りなのですが、単純に底を取って巻いて来ると勝手に釣れてしまう感もあるのが面白い。しかし、アワセないでハリがかりさせて取り込むまでの「ドキドキ」は、ジギングとは違う感覚です。
ジギングでは、アワセを積極的にして、魚を釣ったという感覚で、途中で魚に逃げられるのは少ないですが、タイラバはそうはいかない感じです。アタリが出て「ゴツゴツ」と食って来て、本当にハリがかかっているのかどうか、常に不安の塊みたいになるのが、私のタイラバ感です。
初夏から秋までのシーズンでは、面白い釣りのひとつですし、何と言ってもタイが釣れるのですから、うれしい釣りです。
釣具店に行くと、タイラバの種類の多いのにびっくりしますね。各メーカー様々な趣向で製作されていますが、何が良くて、どれが食って来るのかと迷うほどです。
そんな中にあって、何も塗装をしていない鉛の無垢のヘッドがありました。当然ながら地味な鉛色です。カラフルなヘッドや様々なネクタイやスカートの中で、もそーとした感じで、たぶん舵付きオモリと言われる普通のオモリでしょうが、これでも釣れます。
塗装もされていないので、価格も安いです。
ヘッドに自分なりのペイントをして、釣る話を聞きましたが、たぶんこのようなものを購入してペイントをしているのだ思います。シーズンオフの今、テストにペイントをして見る気になり、開始です。
一般的に塗装となれば、スプレーラッカーを使用すれば簡単ですが、単純な色合いが面白くないのと、すぐに塗装がはがれてしまうだろうと思います。
キラキラ感の効き目を試したく、話に聞いたことのあるマニュキアを塗ってみることにしました。
マニュキアで塗装
- ラッカーより耐久性があるだろう。
- キラキラ感のラメ入りがある。
- 100円ショップで購入ができる。
- 室内で、それも机上でのんびり作業ができる。
こんなレベルからのスタートです。100円ショップでピンク系のマニュキアを濃淡4種類をテスト用に購入。振りかけるようなラメもあったので、それも追加。
まあ、これで何かをつかめれば、次はもう少しのめり込んでいきたくなります。サビキハリも自作される方や、フライフィッシングのあの毛鉤を自作される方々から見れば、子供の遊びのようなものですが、結構楽しみながら作業をしました。
基本的に使用する仕掛けは、サビキ仕掛け以外は自分で作っています。手間もかかりますが、釣れた時のことを考えながら仕掛けを作っていくのは、なかなかに面白いです。
作成開始
- まず、無垢の鉛のタイラバヘッドをシンナーで脱脂。
- 濃淡あるマニュキアを少しずつ塗っていく。
- 一度に着色できるわけではないので、塗っては乾燥させ、塗り重ねると徐々に着色されていきます。
- マニュキアは、乾燥が速いので、手間がかかりません。
- おまけに筆が付いてますから便利。
- 着色されてきて、マニュキアの中に入っているラメでキラキラし始めました。
- その上に、振りかけるラメをパラパラと付けていきます。
- 女の子のおもちゃのようなタイラバヘッドができました。
鉛自体の表面に凸凹があるので、若干のムラが出るのは素人細工なので、こんなところでしょう。
振りかけるラメが効いています。クリスマスツリーに付ける飾り物のようにキラキラしているので、なんとなく期待感が大きくなってきますが、実際にはタイがどんな反応をするかです。
今春の初期は、まだサビキ釣りになりますが、少し水温が上がればタイラバを追いかけるようになるでしょうから、こいつの出番です。
もしも、うまくいったら、これはたいへんな事です。もっと違う色のマニュキアを揃えてしまうでしょうね。そうそう、ブルーにグリーンにオレンジで、ちょっと派手目に作ってみたいです。