今年の釣り 狙いものはこれだ
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。「2023年の狙いもの」
狙いものと言ったところで、「捕らぬ狸の皮算用」に「飛ぶ鳥の献立」ですので、「釣れぬ魚の……」でしょう。それでも狙いが的中するとこれは面白く、ひとり気ままに狙うボート釣りならではです。まあ、気楽に考えて、今シーズンも楽しみたいです。
○ 2022年の釣り どんな模様
○ 2023年の狙いもの
○あとがき
2022年の釣り どんな模様
スタートのマダイは、数は出ないものの型物が顔を見せてくれ、マダイ苦手の私はうれしい釣行でした。それが、例年ならば5月まで釣れるのですが、4月でポンと終わりました。
そして、マダコ。話にならなず、2年続きで釣れない。一昨年も昨年も夏にチビッ子タコが姿を見せずだったので、育っていないと思います。今年はいかがでしょうか。イイダコが全滅してもう20年近くなりますが、復活していません。きれいになり過ぎた海の栄養塩と言われますが、何が原因なのでしょうか。
マダコは早々にあきらめて、アジでした。深場の釣りは難しいですが、尺サイズが顔を見せて、マアジにマルアジと賑やかで夏が旬のアジ釣りです。
盆明けからの落とし込み釣りの青物は、なかなか豪快に釣ることができ、ブリにメジロと小さいながらもシオなどで、9月末までワクワクと釣りました。
そして、青物の本シーズンは11月のジギング不調が心残りでしたが、12月に狙って釣ったジギングでのブリはうれしかったものの、11月の不調やブリのサイズが小さくなったのは事実で、何かの変化があったのでしょう。
2023年の狙いもの
播磨灘の釣りですから毎年同様の狙いものになりますが、ひとつひとつ工夫を重ねると奥行きや引き出しができてくるでしょうから、今年もめげずにチャレンジです。
マダイ
初釣りの狙いものは、家島諸島でサビキ釣りです。手のひら+αサイズは炊飯器サイズで鯛ご飯用、おひとり様焼き鯛、サイズが大きくなれば刺身にムニエル、ソテーと、お頭にアラは煮つけ、きれいな桜色のマダイは、おいしさも桜色です。
上島、鞍掛島の南、男鹿島の有名マダイポイントを探りますが、潮の動きとの勝負でその日の釣果が決まり、潮が動かずあきらめたのも少なからずやです。そんな中で、尺と尺半が2-3匹釣れれば、満足です。
マダコ
2年続きの不調。GWに調査釣行予定ながら、いかがでしょうか。釣果10ハイが目標でしたが、この2年は無理でした。深場の型物より、手ごろなサイズを二見沖で潮止まり前後に10ハイ釣りたいですが……。足を串に刺し塩焼きして、それをかじりしゃぶりながら冷たいビールは、初夏の楽しみなんですが……。
アジ
尺サイズ、播磨灘に来ますか。尺アジを含めて10匹も釣れば、至福の晩ご飯です。80-90mを狙うので、潮が速いとなかなか思うように底を取れなかったりと、難しいのが付きまといます。40mまでのポイント開拓が課題です。
6月7月は、マダコが思うようにいかないでしょうから、せっせとサビキ仕掛けを底層の尺アジに送り込みます。青物ほど引きませんが、奥の深さを感じる播磨灘の尺アジ狙いです。
青物
夏を前にツバスが播磨灘に入ってきます。いよいよ暑さが出る頃、青物シーズンの始まりです。ライト系のジグや小型のフローティングミノーで開始し、初冬のブリ狙いまでロングランです。
昨12月は、ブリをと潮、場所、釣法を考えて釣りました。まぐれ感もありますが、工夫がいろいろ形になるのが青物釣りのおもしろさです。
ルアーゲーム
夏のライトジグから晩秋の型物狙いにジギング。ニセモノのルアーを喰わすおもしろさにはまります。潮とジグの動きを考えての1匹を狙います。
キャスティング、ツバスハマチを99mm14gのフローティングミノーから始め、表層への活性が見れる時は、バシャバシャンと喰い迫力です。130-150mmのミノーの型物狙いは、ちょっと夢のようですが体力のあるうちに食わしたいですね。
5-6月に沿岸にカタクチイワシの群れが来ます。これにサワラがついていますが、昨年は取り逃がし、今年こそです。
落とし込み釣り
お盆からイワシの群れが家島諸島周辺に回り、青物各種をイワシの落とし込み釣りで釣ります。9月いっぱいが狙い目ですが、この面白さは、この時期こればかりのやめられない面白さです。
エサ釣り
昨秋、ウグイのギンペイを試しました。潮が速いと泳げないようですが、なかなかの喰われっぷりでメジロにハマチを連れて来て、いろいろなシーンで使える活きエサです。
ウグイも含めて活きエサののませ釣り、イカやエビ等のエサでの青物狙いは、ルアーゲームとは違う趣きがあり、のんびり釣るのも良いですし、晩秋の型物狙いもワクワクします。
その他の課題
新しい狙いものをと思いながら避けていたフラッター。例えば、ギンペイを砂地で泳がせていたらどうなるでしょうか。中山手勉さんのマゴチみたいなもので、案外狙ったら釣れるような気がします。
また、同じ砂地のシロギス。課題です。
あとがき
昨年、何を焦ったのか数を釣らなければに傾いたものの釣れず、釣りの楽しさを少々失っていたようで、秋の不調を招いたのは、魚だけの問題ではないでしょう。狙ったポイントで、釣ってみたい釣り方を工夫して、晩ご飯が釣れればこれ幸いです。
今シーズン、新しい狙いものをしとめることなど、どんな楽しみが生まれるかを味わうようにします。