時合いは短いが、明確なアタリが楽しいサビキ釣り
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のマタイ」
今年は、3月のスタートからマダイを狙っていますが、尺寸は釣れるのに、40cmを超えられない不甲斐なさです。潮を読んで短い時合いに明確なアタリが出てくれると、ハラハラしながらも楽しい釣りです。
○ 釣り概況
○ いきなり時合いでした
○ 今日の潮
○ あとがき
釣り概況
2021年4月15日(木) 中潮 満潮 11:20 干潮 6:30 (家島)
明石海峡転流 7:00 最速 東流 9:37 3.0kt
海況:波穏やか 水温 13.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:50 6:40-9:30
釣果 タイ 36cm 34cm = 2匹 メバル 24cm
仕掛け サビキ仕掛け ラインPE0.8号、リーダー6号、オモリ30号
サオ:Mタイプ ゲームロッド リール:100PGタイプ
サビキ仕掛け:サバ皮6本ハリタイプ ハリス2号
出航5:50 朝の間ひと息置いての時合いと思ったものの、第一投からアタリが出始め、2回目のアタリで1匹目でした。干潮前から上げの潮が動いていたようで、明確な食い気を見せてきた朝一番の釣りでした。
仕掛けは、短い6m弱のサバ皮サビキを使用。全長 6m or 11m,17m そして、サバ皮サビキ or チョクリ どの選択が良いでしょうか。
いきなり時合いでした
6:40釣り開始。水深32-35mを狙います。魚探反応は食い気を見せている雰囲気ですし、干潮は6:30なのに既にはっきりと上げの潮が動いて、ボートは0.7ktで流れています。
着底から、5m巻いたところでコンコンコンとアタリが出ますが、10mほど巻き上げたところでハリ外れ。いきなりで慌てました。2回目も同じようにアタリが出てきました。今度はうまく乗り、良い引きを見せた36cmのきれいなマダイです。
潮上に付け直し、さらにアタリが出るもののハリがかりがうまくいかずになどをしているうちに食いが止まったようです。魚探反応で中層にいた魚たちも底層に移り、しばらく時合い待ちです。こんな時は、どうあっても食い気が止まるもので、狙いの潮筋を流しながら時合い待ちです。すると、クンクンクンとアタリ。マダイとは違う引きのメバルでした。
その後の沈黙が長く、食いが出たのは9時に近くなっていました。食いつくようなアタリで、なかなか手強い引きをします。PE0.8号に2号ハリスなので、ドラグは、ジーッジーッと音を出し、型物かなと嬉しく、ドラグを少し締めて巻き上げに入っていたところ、カツンとハリ外れ。アイタッ!でも、未だ引きがあります。どうやらダブルだったようですが、残った方は大した抵抗もなく上がって来た34cmのマダイ。逃げたのは、そこそこの型と思え、ちょっと残念なハリ外れでした。
これまた短い時合いで、9時過ぎには落ち着いた海に戻ってしまい、潮が緩み始めるでしょうから、まずは、尺寸超を2枚なので、9:30沖上がりにしました。
時合いにモタモタしないで手返しが速いと数も釣れるのですが、6本ハリ6mや8本ハリ11mのサビキ仕掛けだと、やはりモタモタです。朝の時合いを狙って、狙いが決まると楽しいボート釣りです。
フルソリロッドを使用していましたが、今日は、普通のチューブラータイプで、アタリの出方が違い「手感度」が上がっています。しかし、跳ねるような感じもあるのでフルソリがいいかなという感じです。ただし、アタリは、グングングンとコンコンコンの違いが明確で、釣り味を考えるとチューブラーはシャープです。フルソリのメリットはハリ外れが少ないですが、釣り味は、魚をいなす分曖昧です。
サビキやチョクリ仕掛けでのタイ狙いは、独特のアタリをとらえ、アワセは入れな釣法なので、ハリ外れは避けられないので、フルソリのメリットはありそうです。
今日の潮
干潮時刻前から上げの潮が動いていたのでしょうが、前にも満潮前から下げが動いていたことがあり、ともに、朝一番に予想以上の時合いが出てきました。明石海峡のようなメリハリがある潮の流れではない、家島周辺はノウハウの蓄積です。
今日の釣り場は、鞍掛島の南で、このポイントは、下げ潮が良い、上げ潮が良いといろいろですが、私は、過去実績から上げ潮で狙っています。いつの場合も、そのポイントの潮があるので、良かった日の記録は大事ですし、良い潮の日は「地元のオイチャン」達の船が多い日です。
潮のどのタイミングで釣れるかが悩ましく、青物ほど単純でないタイの潮は、経験が必要ですね。
あとがき
尺寸なれどマダイはうれしい釣果です。スケジュールと天候が合わず、2週間近く釣っていなかったのですが、気持ちの良い引きを味わえました。もう少しのサイズアップと数は、当分の修行が必要そうです。
朝一番にアタリが出るのは痛快気分でした。