家島諸島でイワシを喰って太ったメジロを狙う
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「落とし込み釣りでメジロ」
天候回復の鞍掛島の南の魚礁帯で、イワシの群れを追う青物を落とし込み仕掛けのボート釣りです。イワシをたくさん食べて太ったハマチはメジロサイズに成長して、パワフルでおいしい狙いものです。
○ 釣り概況
○ 喰いが続かない
○ 潮が緩み下げまで残業
○ あとがき
釣り概況
2021年9月20日(月) 大潮 満潮 9:52 干潮 4:41 (家島)
明石海峡転流 5:13 最速 西流 7:36 3.9kt
海況:波穏やか 水温25.5℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航5:40 6:30-11:20
釣果 メジロ 62 63 63cm ×3
落とし込み仕掛け ハリス8号
フルソリッドロッド H200 電動リール #400
連休で天候回復、船の数が多すぎたのか、どうにも喰ってくれない時間が長過ぎでした。ポンポンポンと釣って、10時過ぎには帰港する予定でしたが、なかなか思うようにはいきません。しかし、この前の釣りから10日余り、イワシをたらふく食べたようで、ハマチ大だったのが60cmを超えてメジロになり、そしてまあ太ったこと。海況の条件さえ良ければとても楽しい釣りができるでしょう。
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載の基準値で記事を書いています。
喰いが続かない
夜明け前の5:40に出航。目指すは、鞍掛島の南の魚礁帯ポイントへ直行すると、皆さん早起きで、たくさんの船が集結しています。昨年の3連休の船の数を思い出しました。広くないポイントに集中すると、船底の影、エンジン音と魚探の超音波でベイトが散ってしまわないか心配です。イワシは勿論、ブリやハマチも面構えの割には、臆病で海底に隠れることも少なくないようです。
6時半釣り開始。35m前後の水深の15-20m位にイワシの群れ、サミングしながら群れの中を仕掛けを通すとプルプルというアタリでイワシが喰ってきます。それを25-30m位の青物の捕食帯へ落とし込みます。フラッターや根魚を狙うならば、海底のから1mくらい上で待ち受けます。
7時、イワシがバタバタと暴れ始め、青物が喰い一気に引き込みます。強い、パワフルな引きでメジロが喰って来たようです。何度も突っ込まれ、引きを堪能したのちに玉網に入れ1匹目です。よしよし占め子の兎!
さあ、次を釣るぞとの意気込みとは違い空白が続きます。群れを見つけてイワシがかかっても、青物が喰って来ない。やはり、船の数は影響あるようで、鳴りを潜めて姿をくらましたのか、さあ困った。
潮が緩み下げまで残業
2匹目は、3時間後の10時でした。その間、下手くそはやっと喰ったのを2回ばらしました。あの小さいハリでメジロですからハリ外れもあるのですが、地団駄踏む悔しさ2回で、もう帰ろうかと何回も考えましたが、1匹はあまりにも寂しい。残業覚悟で粘ってでも釣りたい。10時過ぎに潮が緩くなりもうすぐに止まる気配の時、大きなイワシの群れが来ました。まずは、イワシが喰った、スイッチが入ったメジロが飛びついた。3時間ぶりに玉網に入れ、思わず深呼吸です。
潮が止まり、下げが意外に早く動き始め、同じポイントでなんとなく気配が出そうになってきました。11時過ぎ、イワシの群れ、喰わせて、そのまま青物の捕食帯に落とし、喰え喰えとお祈りしていると、柔らかい穂先が海面に刺さりました。バラシを2回やっていますので、ハラハラしながらも強引がたまらない快感です。長い時間を釣り3匹。少々混雑で条件が悪かったようですが、なんとかおデブなメジロを3匹担いでホッとして帰ることができます。3匹目を下処理して、11半前に残業を終え、沖上がりします。
あとがき
太って重たい3匹、晩ご飯はお寿司。脂たっぷりの身は、抜群の寿司ネタです。3匹でもメジロの身は大きく、我が家の冷蔵庫のストックはたっぷりになりました。
落とし込み釣りでメジロ狙いが、いよいよ本番です。残業しましたが、5時間弱で5回かけていますので悪くはなく、今週末も狙い目です。
釣った青物は、すぐに血抜きをしています。エラをパチンと切り、海水循環のコンテナで抜きます。イケスで酸欠になり弱ると心臓の動きが悪くなるので、心臓が元気なうちにエラだけ切ります。これで、身が赤くなるようなこともなく、青物独特のにおいも気にならないレベルにできます。ボートの上のひとりでは、小難しい締め方などできようもなく、それでもエラを切るだけで効果は充分に大きいです。