潮が違うのか、マダイではなくアジの群れの男鹿島
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のアジ」
タイ釣りが続き、おいしい魚を食べている春の釣りですが、今日は、マダイがとんと顔を見せず、中アジの群れが回ってきました。荒れ模様が続いたGWのたった1日の好天の日に、これまたおいしいアジを釣りました。
○ 釣り概況
○ マダイはどこへ行った
○ 今日の潮
○ あとがき
釣り概況
2021年5月4日(火) 小潮 満潮 5:57 干潮 12:48 (家島)
明石海峡転流 5:32 最速 東流 8:41 2.7kt
海況:波穏やか 水温 14.8℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:40 6:30-10:00
釣果 アジ 23cm前後×9匹
仕掛け サビキ仕掛け ラインPE1.0号、リーダー6号、オモリ30号
サオ:フルソリロッドMHタイプ リール:150HGタイプ
サビキ仕掛け:サバ皮6本ハリタイプ ハリス2号
出航5:40 男鹿島南のポイントに走り、6:30釣り開始。もうすぐ上げ潮から下げ潮に替わる頃でしょうが、魚探反応は、どうにもやる気を出すようになく、こりゃ苦戦かなという雰囲気でした。
本音の狙いは、マダイでした。しかし、今日はどこへ行ったものか一切顔を見せずに、アジの大きくもない群れがやって来て、ずっと底層でアタリが出る日でした。
マダイはどこへ行った
6:40釣り開始。水深45-50mの底層に魚の反応があるものの、これから時合いを迎えようとしているような雰囲気ではなく、「……?」やっと天候海況回復の日、どうなるのか。
底を取って、僅かに巻き上げるとアタリ。しかし、これは前もあったアジのアタリ。巻き上げると、緩めのドラグを時々ジーッと鳴らすものの、中アジの引きです。
時合いが来て活性が上がるというような雰囲気ではなく、群れが回ってくると、1匹ずつ釣れていくパターンです。下げ潮に替わってもピリッとした感覚がなく、周辺を探っても魚探反応は、「どこも同じ」という雰囲気で、桜色に輝く魚体は他船にも見当たりません。
それでも、このアジは元気よくアタリを出してくれ、小気味の良い釣れ方をします。群れが大きければ良かったですが、今日の群れだとこのくらいのテンポになってしまいます。後から考えると、アジ用の細いハリスのサビキ仕掛けに変えればと思いながらも、マダイという欲が残っていました。
ポイントを大きく移動も考えましたが、この潮の動きではそう大きな変化もないであろうし、船数がさらに多くなると思い、どうにか、9匹釣ったところで10時。ここらで沖上がりとしました。
今日の潮
小潮の長潮2日前。まあ、喜ぶほどの潮ではないですが、満干の潮位差も70cm以上あり狙えると思ったのが間違い。絶対的に潮の量が足らないというやつで、ダラーッと動いていく感じでした。
直接的には関係が少ない明石海峡の潮流ピーク時の潮速は、参考になるでしょう。釣れた4/27は5.2kt、今日は 2.7kt 半分です。潮位差があっても潮の動く量というか、ボリューム感のない「潮が足らない」とぼやく日だったのでしょう。上げから下げに替わった時もなんとなく変わった感があり、こんなメリハリのない日もあるものです。
それでも、マダイは姿を見せずとも中アジが釣れたのは、まだ救いの潮の動きだったのでしょう。このノウハウ作りが、釣果に役立つようにしたいです。
釣れた船もあったようですので、播磨灘のマダイがすべて姿を隠したことはないようですが、私の腕ではどうしようもない、レベルの難しい潮だったのでしょう。タコも難渋しているようで、ひと潮待ちかもしれません。
あとがき
GWに1週間も天候悪く出航できずの好天にルンルンでした。しかし、同じように思える潮汐なれど、何かが違うのでマダイは姿を見せずにアジの群れが来て、アジ釣りに変更。
それはそれで、しかし、脂ののった中アジのうまかったこと。刺身は光り、生姜醤油でご飯を食べ過ぎました。ちょうど、居酒屋のお1人用姿造りのサイズですが、このサイズのアジは元来うまいんです。
狙いもの変更でしたが、晩ご飯は、かなりうれしいことになりました。