11月の新月の大潮 ジギング釣行3日目
meikeimaru のボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ジギングで明石沖カンタマの青物」
朝の潮で2時間ほどのボートジギング快釣です。潮が効く日は、この短時間勝負が何より。さすがに3日目、足に力が入りにくくなってきました。ジギングは体力勝負を痛感しながらも楽しい。
朝のうちに5匹釣ったらブレードジギングに行こうと予定しましたが、さすがに土曜、船数が多く、とにかく引き波で翻弄されるのには、いやはやまいり、今日は退散しました。
○ 釣り概況
○ 3日連続のカンタマ
○ 時合いが8時に来た
○ ハマチの群れ
○ あとがき
釣り概況
2021年11月6日(土) 大潮 満潮 11:40 干潮 4:23 (高砂)
明石海峡転流 12:08 最速 西流 8:36 7.2kt
海況:波穏やか 水温21.5℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:00-9:00
釣果 メジロ 65cm×1 ハマチ 47-51cm×5 計6匹
ジギングmeikeimaru2号タックル PE2号、リーダー10号 フック#3
ジグ 120-160g
釣り船も、この潮で竿頭は30匹以上の釣果が出ているようで、凄いんです。この潮。6-7時間釣ったらたいへんなことで、2時間釣ってこのくらいが一番で、美味い肴が毎日食べれます。
旧暦10/2 新月の翌日の大潮、過去の実績日で間違いなく活性が高く喰ってきました。しかし、今日の主体はハマチの群れ、ブリの気配はないものの、そろそろ群れに遭遇したい気分です。
※注釈 -40cm未満=ツバス、40cm超-60cm未満=ハマチ、60cm超-80cm未満=メジロ、80cm超=ブリ Wikipedia記載内容に準拠して、記事を書いています。
3日連続のカンタマ
6時出航で、明石沖カンタマへ向かいます。昨日同様頑張っている150gシルバージグで、水深50m超から30mへのカケアガリを狙っていきます。まあ、7時から釣り始めてもすぐには喰って来ず、7時半過ぎくらいまでウォームアップのような感じです。
土曜でもあり徐々に船数が増えてきました。船数が増えれば、エンジン音と魚探の超音波さらには船底の影と、魚へのプレッシャーが大きくなりますので、朝が勝負どころです。
この2日間と同じ潮筋を流します。潮の動きや風の具合で完全トレースではないですが、まず間違いないところでしょう。それが……8時前までアタリがなく……。ジグをブルーピンク160gに変更、これのフォールで喰ってきました。フワッと軽くなり、糸ふけを取ってしっかりとアワセを入れると、結構引いてきます。メジロですね。シルバー単色でなく、ブルピンが効いたのかもしれません。朝一番に小型ながらもメジロサイズが釣れるとホッとします。
時合いが8時に来た
8時から時合いになり、ハマチが釣れ始めました。この潮筋に船が増え始めましたので、少し西側に移動をして改めて50m超の水深で狙います。群れが大きいのでしょうか、ここでも果敢にアタリが出てきます。
今日は、私がハマチにからかわれているのか、ジグを尾っぽではたいてみたり、突っついたり、真ん中を噛むような動きが出ます。ゴンとアタリのようでもフッキングしないのは、まさにジギングゲームで、化かし合いの始まりです。触って来る時にスピードなど動きを変えてから、改めて底まで落とすと、我慢できなくなるようです。フックは、フォール重視で前後に#3をツインですので、触ってくればこちらに分があるはずです。こんな手感度でのやり取りはジギングならではのおもしろさです。
本日の目標5匹へ向けて、騙し合いを制していき、活性の高いやり取りは9時を待たずに4匹目を釣りました。あと1匹と思ったら、最後はハマチのダブルです。群れが大きく活性が高いので、エサを奪い合うように喰って来るからでしょうが、目標オーバーの6匹。
昨日のようにブレードジグで、サワラの様子を見るかと思いながらも、船数は多いし引き波はすごいしで、今日は退散です。9時過ぎに沖上がりをして、帰港の途に就きました。
ハマチの群れ
今日は食べごろサイズのハマチの群れです。1日目は、ブリとメジロ、2日目はメジロとハマチ、3日目はハマチと群れの型が小さくなっています。なんででしょうね。さらには、2日目までは同じ時間帯でお腹には太刀魚や小魚にエビがたくさんでしたが、今日の6匹は何にも食べていませんでした。不思議です。1日目とは潮の動き始めが1時間遅れていますので、そんなところが集餌活動に影響を与えているのでしょう。潮による魚の動きは難しいですね。
いずれにして、新月の大潮、活性高い釣りができた3日間でした。明日から1週間は天候悪化、回復する頃には、また活性が高い釣りをしたいです。
あとがき
ハマチの炙りをお裾分けしたら「何、このおいしさ」と、不思議がられました。そうなんです。炙りにすると、臭みの少ないハマチは抜群においしいんです。
さらに、酢じめ。〆サバと同様ですが、ハマチで作ります。冷酒は勿論、辛口のスパークリングワインに抜群です。そして、今日もお寿司でお腹いっぱいになりました。
刺身や炙りは、ハマチからメジロ小がうまい。身の厚みはないが、青物独特の臭みが少なく血抜きもきれいにできるので、生食にはこのサイズ。くせが出始める型物のメジロ大からブリは、加熱する食べ方。焼き物、揚げ物、ソテー、煮付けに鍋、身にボリュームがあるので、ぶ厚いものを食べれます。年が明けると食べれなくなるので、しっかりと脂ののった青物を食べたいですね。