ボート釣り 明石二見沖のツバス落とし込み釣り

イワシもツバスも活性高く、朝の涼しい時間で好釣果

 meikeimaru のボートで狙う明石沖の釣りログ

ツバスはきれいで精悍な若魚

ツバスはきれいで精悍な若魚

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「ツバスのイワシ落とし込み釣り」

日中は熱いので、朝の涼しい時間帯でなんとか青物をイワシの落とし込み釣りで釣りたいと明石二見沖で狙いました。目論見通りに、短時間で好釣果のツバス。晩ご飯、刺身と南蛮漬けを堪能できました。

○ 釣り概況
〇 猛暑を避け、朝の時間帯にツバス釣り
〇 イワシの食いがキー
○ あとがき

 釣り概況

2020年8月14日(金)長潮 満潮 5:24 干潮 12:05(高砂)

 明石海峡転流 6:03 最速 東流 10:03 2.8kt

 海況:波穏やか 水温 26.5℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 6:30-9:00

 釣果 34-38cmサイズ× 10匹

 フルソリッドロッド MHタイプ PE1.2号 リーダー6号

 落とし込み仕掛け ハリス8号

ツバス10匹、まあにぎやかです

ツバス10匹、まあにぎやかです

ツバスを探しにイワシの群れを追いかけました。潮が効いて、実績のある明石二見沖に行き、ともに活性があれば、今日は速い勝負が決められそうです。

猛暑を避けて、朝の時間帯で狙いものを釣ってしまう贅沢な釣りができました。

 猛暑を避け、朝の時間帯にツバス釣り

落とし込み釣りで、ハマチかツバスを狙います。朝6時には下げ潮が動く明石二見沖で、イワシの群れを見つけ、猛暑を避け涼しい時間帯を狙い、早上がりの予定です。

最初のポイントは、青物の反応があるものの、イワシではなく散発のアジで朝ごはんのようです。イワシの回遊も考えられますが、狙い場所が狭いのでパスして、沖のイワシの寄り場に向かいますと、既に先行船が数隻。イワシと青物の反応もあります。あとは、活性があるか。

最初のポイント、小アジにメジロクラスがいる

最初のポイント、小アジにメジロクラスがいる

全長1.8m 4本ハリの短い仕掛けで、水深22-25mのポイントを狙います。イワシは、10-18mくらいのタナで、青物はその周辺で虎視眈々です。ボートを群れの潮上に位置させ、潮に乗せて流し、釣り開始。

ゆっくりとイワシのタナに向けて下ろしていくと、「プルプル」とアタリが出て食ってきます。そのままタナを下げ、心静かに待つとイワシが暴れておびえています。次にガツガツというアタリの食い込みが始まり、最後に走り込み穂先が突っ込みます。1匹目。この群れは好物のツバスです。36cmのアベレージサイズが最初の獲物で、幸先の良いスタートです。

抜き上げも簡単ですが、慎重に玉網

抜き上げも簡単ですが、慎重に玉網

ダブルで釣れることもあり、活性が高い日です

ダブルで釣れることもあり、活性が高い日です

次は、なんとダブルで食ってきてにぎやかです。魚探反応を見ながら流して行き、群れから外れると、再度潮上から流し直しです。今日は、好調で3回流して2匹のペース60-70%の確率で面白い釣りが続きます。ハリがきれいにカンヌキにかかりますので、活性も高く俊敏な動きをしているようです。

イワシが食いつかなかったり、外れた場合は、シャクリを繰り返すより、一旦数mまで巻き上げてもう一度落とします。この方が確実にかかってきます。

この2-3日の食べる分の10匹を釣り、9時に沖上がりで片づけて帰港の途につきます。風もなく穏やかな朝の勝負は、今日は僕の勝ちゲームです。

極端に短い1.8mの仕掛け ハリは平打ち

極端に短い1.8mの仕掛け ハリは平打ち

 イワシの食いがキー

落とし込み釣りは合理的な釣りで、狙いの青物の大好物なイワシをその場でハリに付け、彼らの目の前に持って行くのですから、釣れないわけはないくらいの素晴らしい釣り方です。

 イワシの群れを探す

イワシを探すのが重要です。結構イワシの群れは気まぐれで突然いなくなります。回遊して来て、プランクトンが潮で舞い上がるようなところで、イワシは集結します。

イワシも朝ごはんなら、青物連も朝ごはんです。夜はエサを食べないので、お腹を空かしていて、イワシを追いかけます。ひと潮一寸というくらいの成長をするツバスやハマチは、食欲も旺盛です。そして、青物の群れが大きいほど、我先に食べようとして活性が上がり、釣れます。

この群れをこの時期見つければ、かなり面白い釣りができます。

獲物はとりあえずコンテナイケス、この後クーラーへ

獲物はとりあえずコンテナイケス、この後クーラーへ

 ライトタックル

イワシをかけた時に絡まないようにするので、ハリスは、7-10cm程度の短さです。その分、短いので強度を補うべく太目のハリスでごわごわしています。イワシが食う時に違和感を与えない、穂先の柔らかいライトタックルは、よりベターです。

私は、通常MHタイプのフルソリッドロッドです。ラインは、潮の抵抗を少なく、PE1.2号でリーダー6-7号です。イワシの食いも、それを食おうとするハマチなども違和感が少ないでしょう。リーダーは必須です。細いPEラインが穂先や仕掛けへの絡みを防ぎ、漁礁や磯場の根ずれ防止になります。

イワシは、落ちていく疑似ハリに多くが食いつきます。最近のフォールレバーがあるとより便利で、ゆっくりと落としていくとプルプルと食ってきます。

ライトタックル 30号オモリでフニャと曲がる柔らかさ

ライトタックル 30号オモリでフニャと曲がる柔らかさ

 あとがき

先日から狙い物が釣れずに残業を強いられましたが、今日は早上がりができました。あと2時間は、潮が効いているので釣果は続くでしょうが、もう十分です。この気楽さがひとり気ままなボート釣りの良いところで、狙い通りの朝の時間帯でした。

ぜひ、皆さんも美味しい魚を狙ってください。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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