大阪湾のタチウオポイント 須磨沖でテンヤ釣り
meikeimaru ひとり気ままなボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaru ひとり気ままなボート釣り。ターゲットは、「須磨沖のタチウオ」
未だ家島諸島男鹿島には、タチウオは現れません。そこで、大阪湾のタチウオを狙いに須磨沖に釣行です。潮と波の翻弄され、片道90分超の航程ですが、季節の魚を釣ったものの、指3本サイズで少々あれッですが、アタリと引きのタチウオの楽しさを味わえました。
○ 釣り概況
○ ホッとする最初の一匹
○ 釣り方いろいろなれど定番スロー巻き
○ あとがき
釣り概況
2020年10月26日(月) 長潮 満潮 7:38 干潮 12:42(高砂)
明石海峡転流 7:28 最速 東流 10:21 2.7kt
海況:波穏やか 水温 22.0℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航 5:40 7:20-10:00
釣果 タチウオ F3×8
仕掛け テンヤ仕掛け ラインPE 2.0号、リーダー8号、テンヤ40号
サオ:フルソリ Hタイプ リール:電動400番
目標15匹に、少々下手っぴで、2年ぶりのタチウオ狙いでエサの分量がわからず、エサ切れを起こしました。最近、生エサを使う釣りが少なく、こういう結果を招きましたし、何とも体たらくです。しかし、2時間半の釣りを楽しく過ごせました。8匹あれば、細いながらも塩焼きにソテーと楽しめます。秋晴れの海で良い釣りができました。
ホッとする最初の一匹
夜明け前、暁闇の海を東へ大阪湾を目指します。明石海峡の潮波に翻弄されましたが、ここへ来ると、タチウオが釣れると思うと、ワクワクしてきます。
大阪湾のタチウオの寄り場、すり鉢状になった不思議なポイントです。水深は80-100mと深く、私は電動リール必須です。
タチウオテンヤ40号にイワシをつけ、90mの海底に沈め、すぐに巻き上げです。アクションいろいろですが、基本はゆっくりとタナを探しながら巻き上げます。電動リールを超スローで動かしていくと、水深80mでアタリ。穂先を引き込みます。さて、このアワセのタイミング、どうするかと悩みながらも、穂先が大きく入ったところで、グイッとアワセ、重みが乗った。気持ち良く重たい引きを見せたのは、いわゆる指3本サイズ。2年ぶりのタチウオが、とてもうれしい。
ゆったりと流れる下げの潮で流し、のんびりと探っていき、順調に釣果が出ると嬉しくなります。サイズって選べないですから、こんなところですが、1匹ずつが価値観あります。
乗合船で竿頭は30匹以上ですが、どうやら現状は、のんびり屋の私でも3時間で10匹位のペースでしょう。本日の釣果は、晩ご飯と肴に3日は楽しめ、満足です。
今日の大失敗。釣具店でエサの冷凍イワシを2パック買いましたが、エサ切れをしてしまいました。使用量がわかっていなく、久しぶりの狙いで誤算です。まあ、10時まで釣りましたので、帰路の航程考えれば昼前後に帰港はこんなところかもしれません。もう30分釣って10匹にしたかったですが……。
エサ切れまで、順調でした。心が折れるような喰い気がなくなったような隙間ができずに、ワクワクと釣りができました。通常深くても50m前後で釣っていると、100m近い水深は随分遠い海底という感覚です。仕掛けの上げ下ろしで倍の時間かかります。電動リールだからまだしも、ジギングはとても私にはとんでもないです。でも、ジギングのタチウオ、面白いでしょうね。
釣り方いろいろなれど定番スロー巻き
釣り番組で様々な技法が言われますが、素人の私は「超スロー定速巻き」が基本です。
着底前にサミングをして、確実に着底を確認、ゆっくりと超スローで巻きます。電動リールの速度「4」です。手巻きならば、1/4回転毎秒でしょう。
今日は、ほぼ80-70mの間でゴツゴツとアタリました。グイーンと持って行くようなアタリならば、はっきりわかるもののアワセのタイミングは、悩ましいです。大概は、グングングーンと大きくなったところでアワセを入れています。これでかからなければ、再度15m位落とし直します。これでアタリが出なければ、エサがないので回収。このやり取りを楽しむのがタチウオ釣りで、没頭します。
「超スロー定速巻き」が基本は、間違いないでしょう。
今回、食い込みの抵抗感を少なくさせたく「フルソリッドロッド」を使用しました。抵抗感がなくなり食い込みは良いのでしょうが、デメリットの手感度が少なく、コツコツと来るのがわかりにくくなりました。食い込みやバラシは確実に良いとしても、手感度を犠牲にするのは問題ありで、次回は、チューブラータイプを使うでしょう。
あとがき
タチウオテンヤ釣りは、ワクワクする釣りですね。釣り人が騙されている感覚になりそうです。それだけ面白いからでしょう。
お気に入りの家島諸島男鹿島に未だ姿を見せないタチウオ。昨年同様に、今年も来ないのか、それとも遅れているだけか。須磨まで、明石海峡の周辺から潮波引き波が強いと、往復3時間半の航程は、これだけでパワー使います。静かな男鹿島で釣りたい。