青物好調の播磨灘で、いよいよ秋タコ開始
meikeimaru のボートフィッシング 晩秋を狙う
meikeimaruのボート釣り。タスクは、「秋の本格シーズン11月の狙い物」
10月の反省。2日間ずつ2回のジギングは快釣でしたが、小アジがとにかく少なく高砂から加古川エリアで今年も確保しにくく、尺アジなんて夢のような播磨灘ですが、タチウオも入ってきません。仕方なく26日に須磨沖釣行でしたが、この2年播磨灘は変化しています。こればかりは私が何かできるものでなし、好調な青物を中心に、秋タコなど狙い魚種を限定した方が良いようです。
○ 11月概況 現在の水温等々
○ 2018年2019年と比較
○ meikeimaruの釣れぬ魚の皮算用
○ あとがき
11月概況
11月は快適な気候が予測され釣り人冥利です。気温同様に水温も下がり、魚が意識して食う季節になります。
初夏から順調な青物は安定した釣果を出せるでしょうが、やはりメーターオーバーのブリは目標です。
そして、興味は秋タコとタチウオです。二見沖の秋タコは、期待して狙えるでしょう。タチウオは、須磨沖で釣れていますが、往復3時間を超える航程は遠く、男鹿島のタチウオの回遊が待ち遠しく、鹿の瀬のマルアジもタチウオ同様に播磨灘への回遊が見込めず終わりそうです。
11月の狙いは、青物とタコにフォーカスするのが良さそうです。
現在の水温と塩分
明石二見沖水温、10月の第3土曜の冷たい雨から下降傾向が大きくなり、昨年より1度以上低いですが、何かの影響がなければと思います。
兵庫県立農林水産技術総合センター 水産技術センターのサイト http://www.hyogo-suigi.jp/index.htm で日々の水温や塩分濃度を播磨灘各地で計測して表示していますので、参考にしてください。
以下の水温と塩分濃度の数値は、水産技術センターのサイトから抜粋引用です。です。
水温
平年値も昨年値よりも低い推移をしている今シーズンです。最低気温もぐっと下がってきているので、下降傾向が過度にならなければと思います。
塩分濃度
問題なく安定しています。
2018年2019年と比較
秋の高気圧に覆われれば快適な天候ですが、西高東低の気圧配置もあり、等圧線の幅が東京と名古屋間の狭さだと、釣りにくい風が吹きますので、勝負どころの潮周りでの天候を祈ります。
2018年11月
青物とタチウオが好調でした。特にタチウオは、男鹿島で快釣が続き、大喜びの年です。後半戦で、青物もメジロの確率が高く、同時にブリも姿を見せ、エサの小アジも順調でしたので、のませ釣りで随分楽しみました。
2019年11月
秋タコを楽しく釣りました。3キロクラスを釣りながらもスカリから逃亡された悔しいのもありましたが、秋においしタコを食べました。昨年も小アジが確保できずに初旬でのませ釣りを断念して、ブリ狙いはのませ釣りからジギングに変更、30日にブリを2匹釣り、青物は好調に推移しました。
小アジを確保できた時は、ゆったりと潮の流れる高砂沖で、ウキ釣りで狙う試みで、これでハマチを釣ると得も言われぬ面白い釣りです。
meikeimaruの11月 釣れぬ魚の皮算用
狙いの一番は青物と秋タコです。
ブリ、メジロ、ハマチ、サワラ
11月12月は、大型青物の時期です。ジギング、のませ釣りのいずれかで「鰤」を狙います。播磨灘で一番のパワフルな魚で、そのやり取りはなかなか体験できない力勝負の引っ張り合いです。目標は、12月にかけて、メーターオーバー。
また、下旬からはシラスを喰っているハマチの群れが出ます。これをチョクリ釣りで狙いますが、栄養価の高いシラスで体高のある丸々とした臭みの無いハマチで、食べたくて釣る魚です。
タコ
産卵も終え、越冬前のタコです。11/1からは明石沖の禁漁エリアも解放されますので、狙い目です。明石界隈の乗合船多くがタコ釣り再開です。夏ほどは数が出ないですが、大型が期待できます。おでんのタコです。
タチウオ
須磨沖ではなく、男鹿島のタチウオです。秋晴れの日に、波静かで風光明媚なポイントでタチウオを釣るのは、至福の時間です。回遊が心配ですが、10月末に小豆島で釣れ始めている情報があるので、期待します。
タイ
いつでも釣りたい魚ですが、なかなかどうしていつもうまくいいかないというか、他の魚の確率が高く、そちらを向いているようです。秋のタイは、絶品ですね。
番外編イワシ
番外編です。二見界隈の波止釣りのマイワシです。オイチャンが群れを成して、イワシの群れを釣ります。毎年、おいしいイワシを釣って、思いつく料理すべてで食べています。気まぐれな回遊をするので、今年は、未だ姿を見せずで少々不安です。
あとがき
11月は1年最高のシーズンです。1日でも多く釣りをしたい衝動に駆られる日々ですが、どうにも小アジとタチウオの動向が不安です。小アジが手に入ると、釣り方や釣りもののレパートリーが増え、楽しく面白くなります。風光明媚な男鹿島のタチウオと尺アジは、播磨灘で見ないままというのは寂しいですね。
秋の海で狙いものへ全力作戦行動開始です。面白いから是非皆さん狙いましょう。