家島諸島男鹿島へ小鯛の五目ボート釣り

時合いを狙いアタリは多いものの小鯛五目

 meikeimaru のボートで狙う明石沖の釣りログ

活性が上がりダブルで食って来た

活性が上がりダブルで食って来た

meikeimaruのボート釣り。ターゲットは、「家島諸島のタイを釣りたい」

入梅で天候に海況が優れず、やっと、梅雨の晴れ間、時合いの潮を狙って釣行。アタリは出るものの、型物が姿を見せず、小鯛五目の釣りになってしまったものの、天気も良く、楽しい3時間の釣りでした。小鯛なれど、塩焼きにするとタイはとてもおいしく、晩ご飯を楽しくさせます。

 目次

○ 釣り概況
○ 最初の1匹
○ 時合い
○ この釣りのチェックポイント
○ あとがき

 釣り概況

2020年6月17日(土) 若潮 満潮 7:19 干潮 13:48 (家島)

 明石海峡転流 8:10 最速 東流 11:33 4.0kt

 海況:波穏やか 水温 19.5℃

 釣行(釣り開始終了)時間 出航 6:30 (7:30-10:30)

 釣果 小鯛 30cm以下 計 6匹+おまけ

 仕掛け タイチョクリ仕掛け ラインPE 1.0号、リーダー 6号、オモリ30号

 サオ:M200  リール:両軸 PG100

小鯛いじめになってしまいましたが、楽しくおいしい釣り

小鯛いじめになってしまいましたが、楽しくおいしい釣り

meikeimaru のタイ狙いチョクリ仕掛け図

meikeimaru のタイ狙いチョクリ仕掛け図

7時半に満潮を迎え、潮が動き始めるのは8時を回ってから、食い気は8時半から9時前と予想をして、遅い出航で、7時半からの釣り開始です。予想通り9時前から10時過ぎが時合いとなり、アタリも多いもののハリがかり率70%くらい、魚探反応は型物も見えるが小鯛に遊ばれた感です。でも、楽しい晴れの日の釣行です。

 ホッとする最初の一匹

朝は、北風が出ています。この風は9時までに収まり、良い日和になるはずです。ちょうどその頃が時合いになるのではないでしょうか。カケアガリがあるポイントを移動しながら確認をするのですが、魚探にはそれらしき反応がまだ出てきません。満潮を過ぎたばかり、潮が効き始めるまでのんびりと魚探とにらめっこの退屈な時間です。

8時半を過ぎて9時前に、海底から少しずつ中層へ魚の反応が移り始め、時合いが近いのが見れます。これで、最初の1匹目です。水深47mから5m位浮いてきて食ってきました。

小鯛なれど、最初の1匹はうれしいもの

小鯛なれど、最初の1匹はうれしいもの

 時合い

9時前に時合いでしょう。それまで、底周辺にあった魚の反応が浮いてきました。こうならないと、タイは大きいのも小さいのも食い気が出ないです。食い気が出ると、中層に移動するのでしょう。狙いの時間帯です。

水深47mから35mへのカケアガリを集中します。途中、食い気が遠のく時間帯もありましたが、他へ移動をしないで、この筋だけを狙いました。9時半を回る頃から潮が効き始め、0.6-0.8ノットでボートを流しています。この潮が緩むまでがコンスタンスにアタリが出てきました。

ポンポンと釣りましたが、小鯛ばかりで少々残念です。魚探反応には、型物も見えるのですが、食ってくるサイズはお子様です。アタリは多く、グングンと独特のアタリを出しますが、ハリがかり率70%くらいあるかなと思いながらも、面白くワクワクします。

10時を過ぎて、潮の流れがわずかに緩むと、どこへ行ったのか?と思うほどに反応が消えます。時合いが終わったようで、今日はこれで、10時半過ぎ沖上がりです。

魚探反応、型物も群れにいるのだが、食ってこない

魚探反応、型物も群れにいるのだが、食ってこない

 この釣りチェックポイント

サビキ仕掛けよりハリスの短いチョクリ仕掛け。積極的に動かして魚を誘います。この誘いに反応してのアタリがワクワクする楽しさです。

 チョクリ仕掛けの釣り

10cmほどのハリス、ハリにはビニール片の疑似餌。独特のこの仕掛けは、和歌山から瀬戸内岡山くらいの範囲で使われているものでしょう。サビキ仕掛けよりハリスが短いので、扱いやすいという利点もあります。とにかく、仕掛けを動かします。私の場合は、底を取って、タイラバのように巻き上げながら誘います。秒速ハンドル1回転のゆっくりスピードで誘ってくると、アタリが出てきます。

時合いだと、魚探に反応がある場所では、アタリが出る確率は多いです。

小学生、中学生、高校生です。

小学生、中学生、高校生です。

 この釣りの面白いところ

仕掛けを巻き上げながら誘ってくると、グングンという独特のアタリを出します。タイラバ同様に、ここで他のアクションをしないで巻き上げ継続です。ハリがかりしないで終わってしまうこともあるし、グングンというアタリが、強くなればハリがかりです。

これ面白いです。魚探反応を見ていて、時合い到来では、魚がいれば何らかのアタリが出る確率が高く、ワクワクします。この時合いをどこでつかむかが、この釣りのキーですね。

今日の小鯛では、引きも知れていますが、型物になればタイ独特の節のある引きがたまらないですね。

男鹿島を眺め、波静かな釣り場は、お気に入りです

男鹿島を眺め、波静かな釣り場は、お気に入りです

 あとがき

おまけのような、メバルとガシラが浮袋を膨らませておまけになりました。リリースもできないので、これらも晩の肴。だから、今日の釣りは、小鯛五目です。

小鯛をかわして、型物を釣りたいのですが、先に小ダイが食ってきます。それでも、塩焼きサイズですが晩ご飯は、楽しくおいしく頂きました。次は、型物の中タイくらいは欲しいですね。

大タイは、明石海峡のポイントでしょうが、この家島諸島の釣り場が好きです。とにかく、喧騒さがなくのんびりとでき、自分のペースで釣りができるお気に入りです。

今釣れている旬の魚の実釣記録です。狙った潮で釣った胸のすく釣り、まぐれで嬉しい釣り、実力の貧果まで、来年の今日のための実釣記録です。99.9%ひとり気ままに午前中だけの釣りですが、おいしい魚の釣りものを参考にどうぞ。
meikeimaru の失敗から生まれた推論と実戦のノウハウ集です。ボート釣りでの仕掛けやタックル、釣り方など、実釣記録に基づく活きた内容として、情報提供をします。播磨灘で培った私のノウハウですが、参考にしてください。
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