イカエサのブリ狙い 潮で苦戦、ジギングでハマチを釣る
meikeimaru ひとり気ままなボートで狙う播磨灘の釣りログ
meikeimaru ひとり気ままなボート釣り。ターゲットは、「明石沖カンタマでブリからハマチに変更」
船も少なく魚探反応も上々な朝一番から、甲イカをエサにブリを狙うものの、5ノットに近い潮の速さに苦戦の釣りとなり惨敗。ポイントを替えて、イカで釣るか、ジギングでハマチを狙うかの選択。挽回のジギングでハマチをおみやげに狙い、潮止まりまでに釣果が出ました。
○ 釣り概況
○ 潮が速い、とにかく速い
○ ターゲットを変更してジギング
○ あとがき
釣り概況
2020年11月16日(月) 大潮 満潮 10:40 干潮 3:55 (高砂)
明石海峡転流 11:59 最速 西流 8:33 7.3kt
海況:波穏やか 水温 19.5℃
釣行(釣り開始終了)時間 出航6:00 7:00-11:30
釣果 ハマチ(40-45cm)×4
<イカエサのませ>
仕掛け 孫ハリ仕掛け ラインPE 3号、リーダー 14号、オモリ60号
<ジギング>
PE 2号 リーダー8号 160gジグ
イカエサで大物のみを狙うので、いつも素人がポンと釣れるはずもなく、ボーズは半ば覚悟の釣行なので仕方なしですが、今日の潮は速かった。あっという間に流され、苦戦の上に魚がいない。潮流ピーク過ぎにあきらめジギングに転向は、最良の判断かどうか疑問ですが、ジギングもしたかったと思うとホッとするハマチの顔でした。
潮が速い、とにかく速い
朝一番は、小躍りするような魚探反応が出ていました。
水深60mのブリの実績場の潮筋をイカエサに孫ハリ仕掛けで狙います。急なカケアガリのポイントですので、底を5m切っているもののすぐに追いつかれ、しっかりとタナを取ります。オモリの捨て糸は5号で根がかりに備えます。
ベイトの群れに青物、必ず大物が潜むとほくそ笑んだのですが、どうやらイワシの群れで回遊して、それにみんなついていってしまい、消えました。次の回遊を待ち、流し直しをするのですが、早々に潮は4ノット以上の流れで、あっという間にボートは移動します。速さというより、流量が大きいという感じです。おまけに潮に押されて仕掛けも安定せず、イカエサが流れで翻弄されているようで、良くない状況です。
これだけ潮が速いと、ベイトは大概消えることが多く、緩むまでどうしようもないので、ここで選択です。潮が動かないと釣れないものの5ノット近い速すぎは過ぎたるです。
ポイントを替えて続きも考えましたが、現在10時で潮止まりが12時、1時間時合い待ちのようです。深追いのリスクは、時間がもったいなく、ジギングでハマチ狙いに変更。ジギングならばわずかにポイントを移動して、すぐに狙えるはずです。いつも持っている2号ロッドとジグにタックル変更して、ポイント移動です。こういう時、ひとり気ままは気楽で自由に行動ができます。
ターゲットを変更してジギング
潮が少し緩くなる西側の水深35mから20mへのカケアガリのポイントへ向かいます。ジギングの釣り船が点在していますがどうでしょう。過去実績の潮筋に行くと魚探反応にはベイトが出ますので、期待を持ってハマチ狙いです。
短い潮筋の二流しは何も来ず、3回目にコツンとジグを触ってきました。27m水深、カケアガリの中間地点にいるようで、すぐに落とし直し、もう1回誘うとフワッとジグを持上げた感触のアタリで、フッキング。良く引いたのは、レギュラーサイズのハマチです。
ここから4匹目迄、ゆっくりワンピッチとスロー系のようにフォールを多用で、コンスタンスに喰ってきました。
ジグは、弱めのアピールカラーピンクシルバーの160gに反応を示してくれ、このシリーズのジグでもピンシルバーはかなりのお気に入りです。ジグだけは人に何を言われても自分のお気に入りに信頼がおけます。偽物のエサですから釣り人が信じなきゃ釣れないです。きょうも、挽回の活躍をなんとかしてくれました。
その後、潮が緩み始めアタリが止まりましたので、挽回のジギングはこれで終了。11時沖上がりとして帰港の途につきました。
あとがき
潮を読むのは難しいです。先日は、予想より動かず為す術がなく惨敗。本日は、速い潮にイカエサでの釣りを苦戦。こんなものでしょう。大物狙いは、ハイリスクハイリターンで難しいです。それでも、狙いを変更した作戦はうまくいき、今日はこれでおいしい肴が食べれました。
週末は、低気圧通過とその影響でこの潮は終わり、次の満月の日まで大物さん待っていてください。
やっぱりジギングはジギングで面白く、タックル常備で、是非皆さん狙いましょう。