meikeimaruのボート釣り 狙いは、「青物を変更してタコ」
播磨灘明石沖のボート釣り最新情報をお届けします。
夕刻になると少しは猛暑のピークを過ぎたようで、涼しさを感じるものの熱帯夜には違いなさそうです。播磨灘も変化が出てきて、イワシの群れを追いかけて青物が入ってきました。明石海峡に行けば青物を狙えますが、海峡ポイントは船数が多く、のんびりと播磨灘で釣りたいというこだわりです。
この時期、イワシの落とし込み釣りで青物が狙える面白い時期です。イワシの群れを見つけて、落とし込み用のサビキ仕掛けを下ろして、イワシを付けてさらに落とすと、青物が食ってくるという図式で、ツバスやハマチがかなりの高確率で狙える面白さです。
イワシの実績場を探しますが、イワシがいなく、万事休すです。手ぶらで帰るのも面白くないので、帰りにタコを狙ったら、これが大当たりで潮止まり前の時間帯で型の良いのがおみやげになりました。青物は見放されましたものの、タコはしっかりと頂きました。
今シーズンのタコは、まだまだいけます。
概況
2019年8月24日(土)小潮 満潮 3:33 干潮 10:46 (家島)
明石海峡転流 11:11 最速 東流 7:37 3.2kt
海況:波穏やか 水温27.7℃
釣果 タコ 300グラム超-800グラム 13ハイ
仕掛け タコエギ2本 ケミホタル蛍光色使用 オモリ40号
ポイント 明石二見沖 禁漁エリア外
状況 釣行(出港帰港)時間 6:00-11:00
本日は、イワシの落とし込み釣りで青物を狙うはずの釣りでした。しかし、イワシの群れが見つからず、帰路にタコ釣りをして大当たりのお土産になりました。
まずは、家島群島上島北のポイント県漁礁へ向かいますが、例年の実績のようにイワシの群れが見つかりません。次のポイント、9番ブイへと進みます。魚探には、ぼわーっとイワシらしき群れが出るものの小さい群れです。周囲には、それらしき中型魚の反応もあるので、試してみるかと迷いましたが、群れが小さいので、まずは先へ進みます。10番ブイの先のポイントのアパートへ行きますが、下げ潮で群れているはずのイワシは見当たりません。どうやら、本日の潮はイワシを呼んでいないようで、下げ潮の実績場高倉瀬の南に向かったところ、高倉瀬周辺は潮波が広がっていて、翻弄されるような状態で釣りになろうはずがありません。
下げ潮のピークの7:30ですので、潮の動きは効いているようですが、南東からの風が吹く潮波で釣りは難しいです。高倉瀬周辺は、こんな潮波が出ることがありますが、ボートはスプレーを浴びてびっしょりになってきましたので、本日は退散です。
時刻は、7時30分。9番ブイの小さな群れにかけるか、本日の落とし込みはあきらめてお土産のタコを狙うかですが、群れが居ず意気消沈のところに潮波で凹んでいるので、確率の高いタコ狙いにしました。
二見沖西の下げ潮のポイントへ向かいます。一番沖側の勿論禁漁区のさらに南、水深10mのポイントです。
現在8時、潮止まりは10時ごろでしょうから、それまでの2時間弱が勝負どころです。
タコエギは、前回実績の紫ヘッド黄色ボディーと白に、ここのところ定番のケミホタルを取り付けます。
さあ開始。着底後、しばらくするとタコ独特の重みが出てきて、サオ先が引っ張られるような具合です。12345とカウントして早掛けに注意して大アワセで、ズンと重みが乗ります。これこそタコゲームの真骨頂で、とにかく面白いところです。
イワシにフラれた敗者復活戦のようなタコ狙いですが、思いのほか好調でコンスタンスにタコが乗ってきます。いやはや、今日はちびっこタコが来ず、型物というか順調な釣れ具合が続き、本日の最大は800グラムクラスでしたが、久しぶりの重さを味わえました。
10時前に潮が完全に緩み、潮止まりが来ました。型は順調で、ちびっこでも300グラムで800グラムまで13ハイのしっかりとした釣果になりました。
数釣りから型物釣りに変わる時期ですが、まだまだおいしいタコが釣れるタコゲームは続きそうですね。
このところ、ケミホタルに憑かれたように使っています。タチウオでは定番ですが、青物にも昨年は使いました。どこまでその効果なのか数値化ができるものではないですが、ちょっとマイブームで怪しい光で狙い撃ちをしてみていきます。
今シーズンタコは終了としたのですが、イワシの群れのおかげでおいしいタコを食べることができましたし、そこそこ型の良いのがそろいましたので、どうやらもう一度か二度タコを狙いそうです。
次回は青物をお知らせします。