マダイサビキ仕掛けのローカル版を買う

サビキ仕掛けは、ご当地仕掛けが多くある

 meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ

普通に売っていて、いつもの仕掛けとミミイカ毛糸

普通に売っていて、いつもの仕掛けとミミイカ毛糸

meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ、テーマは、「ローカル版マダイサビキ仕掛け」

1-2月は、小豆島周辺の越冬地のマダイ釣りに皆さん出向かれていました。小艇には、小豆島は遠く、そこから動き始めた3月の家島諸島を狙いがシーズンインです。

マダイのサビキやチョクリ仕掛けは、いつもの釣具店で普通に市販されている有名メーカーのものを使用しています。でも、今回は、少し違ったものをと、いつもはいかないいくつかの釣具店を経巡り買いました。釣れる釣れないはまったく別のことで、そういう期待感からの買い物です。

〇 播磨灘のローカルルール
〇 サビキ仕掛けとチョクリ仕掛けの特徴
〇 今回の購入品
〇 あとがき

 播磨灘のローカルルール

全国的に見ると圧倒的にマダイはエサ釣り多数ではないでしょうか。面白いかどうかは別にして、どんな魚もエサ釣りの方が釣れる確率は高いでしょう。ルアーにしろサビキにしろ「疑似餌」で、エサの偽物ですから、エサが一番の好物になるはずです。

ならば、エサ釣りをすれば良いのですが、兵庫県播磨灘海域を含めて瀬戸内海の多くのエリアで、県条例による船釣り(漁、釣り船、ボートもすべて)のマキエ禁止です。自ずから、瀬戸内海のマダイ狙いは、サビキ釣り(チョクリ仕掛けも含む)とタイラバが圧倒的多数で、ひとつテンヤがわずかという構成比でしょう。

簡単に言えば、法規制でマキエができないので、サビキ仕掛けで釣ります。小艇も、同じ関西でも和歌山県や京都府日本海のようにマキエができれば、撒き餌+オキアミは選択肢です。
昨今言われている海の栄養不足の遠因にもなっていないかと思ってしまいます。

兵庫県農林水産部 水産漁港課「兵庫の海釣り」サイト 使用できる漁具・漁法(兵庫県漁業調整規則第36条及び第39条)から引用

 瀬戸内サビキとチョクリ仕掛けの特徴

全長の長いのが特徴です。短い5m以下もありますが、主流は7-10m、さらに12-17mものまで普通に市販されています。おまけに、ハリ数も多く枝が7-10本などは当然です。

長くハリ数のある仕掛けには理由があります。マダイの就餌層はなかなか予測がつきにくく、時にして中層にふわりと上がって来てベイトを狙ったり、逆に底層で甲殻類を喰ったりと様々です。要するに、喰うタナがわかりにくいのが特徴でしょう。マキエである程度の予測されるタナに集めるのではなく、マダイが食い気を出すタナに合わせるので、必然的に広くタナを探る長い仕掛けが誕生しました。

枝のハリスが長いサビキ仕掛けは、せいぜい10m強程度が主流ですが、エダスが短く絡みにくいチョクリ仕掛けは、さらに長く17mくらいまであります。こうなると、水深の半分をカバーしている場合もあります。

こんな仕掛けですから、仕掛け回収では、ハリを止めるマグネットや仕掛けそのものを絡ませないバスケットや箱は必須です。扱いやすさでは、タイラバと大きな違いです。

仕掛け回収のマグネットとバスケットは必須アイテム

仕掛け回収のマグネットとバスケットは必須アイテム

 今回の購入品

大手釣り具チェーン店にあるようなサビキ仕掛けやチョクリ仕掛け以外に、ローカルな釣具店にひょいと売っているような仕掛けを見てきました。釣れる釣れないは魚次第ですが、疑似餌はどこかが少し違うだけで、喰いが違うのもあります。

来シーズン用を予約して何十万円も購入する仕掛け、それこそ釣れる仕掛けがあります。確かに、使用している素材が多く、光ものや形に手が込んでいて、部品点数や工程数が多い高級品です。自然の光り方や色合いは複雑で、作りは単純ではなさそうです。釣れるのでしょう。釣れなきゃ投資できません。いやはや。

そんな高級品は別にして、瀬戸内海広いですから、それぞれのご当地仕掛けが存在しているようで、これから所用で各地に出向いた際には、ローカルな釣具店で探してみたいということで、その第1回目です。

サビキとサビキ風のチョクリ 扱いやすい全長

サビキとサビキ風のチョクリ 扱いやすい全長

長くなってきた全長のチョクリ仕掛け

長くなってきた全長のチョクリ仕掛け

シェアの高いメジャー版仕掛け 17mのもある

シェアの高いメジャー版仕掛け 17mのもある

UVライトを照らすと怪しげな光ものが現れる

UVライトを照らすと怪しげな光ものが現れる

 あとがき

1-2月にメバル狙いを目論むものの、寒くて手が出せずの体たらくな寒がりでしたので、いよいよシーズンインです。マダイサビキ仕掛けは、瀬戸内海の文化のひとつでしょう。釣り針の圧倒的シェア3大メーカーやそれに準じたメーカー製品以外に、サビキ仕掛けは結構あるようです。このような製品を見つけるのもおもしろいようで、またの機会を作ります。