アシストフックの交換時期

頑丈なフックシステムも適時交換が必要

 meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ

フックは魚との接点 そのハリ先の鋭さは、フックの命

フックは魚との接点 そのハリ先の鋭さは、フックの命

meikeimaruの推論と失敗から生まれたノウハウ、テーマは、「アシストフックの交換時期」

ジグやプラグの一部にも使用するエサ釣りよりも大きいハリ、アシストフックは丈夫で頑丈ですが、その交換時期に明確でない消耗品です。口の中へ入れるハリと違い、寄らば掛けるぞですから、ハリ先の鋭さが特に重要です。また、アシストラインも太く丈夫ですが、これまたどこまでの使用に耐えるのか不安です。

そんなアシストフック、meikeimaruの交換ものさしのお話です。参考になれば幸いです。

〇アシストフックは消耗品
〇ものさし その1 フック
〇ものさし その2 ライン
〇リサイクル
〇あとがき

 アシストフックは消耗品

ハリは、釣り人と魚の接点、アタリに対して鋭利な刺さり、そして外れないが求められます。喰った!しかし、ハリ外れ!こんな悔しさを味わいたくない、重要なアイテムです。

・刺さりが悪くフッキングしない。
・刺さったが、外れてしまった。
・フックの損傷。
・アシストラインの損傷 切れる、すっぽ抜け。

アシストフックとラインは一体のパーツとすると、どこかに支障が出れば交換ですが、リサイクルが可能な場合もあります。ラインシステムやフックシステムは、消耗品なので交換しますが、僅かなメンテをすると、復活をさせられます。

フックシステムもラインシステムも消耗品

フックシステムもラインシステムも消耗品

 交換ものさし その1 フック

小艇の交換ものさしは、フック先端を爪にあててひっかいて、

・爪上で、止まれば問題なし。
・爪上で、傷をつけながら動く、寿命近し。
・爪上で、滑ったら、交換。

ハリ先の鋭さ、新品は確実に止まります。その差をチェックしてください。

原因は、釣果多数で消耗。歯もの魚の歯で劣化。ジギングで着底の磯に触れ劣化。

ジギングだと意外にこの着底での劣化が多く、ハリ先が鈍くします。寄らば掛けるのアシストフックですからフッキングのエラーを最小限にしたいです。

また、鋭いハリ先で貫通をさせないと、フックアウト ハリ外れが生じる率が上がります。また、貫通しない状態の魚とのやり取りは、フックへの力のかかり方のバランスが崩れ、形状がゆがみ(伸びる)ハリ外れを誘発します。フックアウト ハリ外れをしたら形状のチェックをしてください。

フックの鋭さは、常にチェックが必要

フックの鋭さは、常にチェックが必要

・フック形状が変化したら交換。

ハリ先と形状の変化は、常にチェックしないと悔しい思いをします。

きちっと貫通すると、まともなメーカー品ならばもう安心です。。しかし、あごの骨の部分等は、ハリが貫通できにくく、先端部分で力を受けることになり、いわゆるハリが伸びて外れやすくなります。ハリのフトコロが広がる状態です。こんなフックは、即交換です。ハリ先も鈍くなっているので貫通できなかったかもしれず、消耗品としての寿命です。それだけに、ハリ先の鋭さは重要です。

ミノーなどのトレブルフックは丈夫ですが、先端の鋭さは必要なので、同様なチェックが必要です。

フックは伸びる。これは結びの強度テストしたもの 簡単強力結び

フックは伸びる。これは結びの強度テストしたもの 簡単強力結び

 ものさし その2 ライン

アシストラインの損傷は、目視ではっきりとわかり、交換対象です。

原因は、魚の歯。根魚やマダイもごつい歯を持っていますが、一番はサワラです。サワラの歯に当たれば、リーダーは切れ、丈夫なアシストラインも切られるか、ガチガチの再起不能になります。

また、滅多にないことですが、ラインのすっぽ抜けがあります。違和感があれば、必ずこれも交換対象です。

サワラにやられましたが、フック1本が捕まえてくれてました

サワラにやられましたが、フック1本が捕まえてくれてました

 リサイクル

これをセコイと思うか思わないかですが、無駄なこともしたくないので、フックの再生をしています。ただし、リサイクル品は、限度があり、劣化するまでの短時間使用ですが、意外に使えます。

使用後に真水で塩抜きを忘れないようにしましょう。水につけておけば十分です。ジグもミノーもフックも、塩抜きをしてハリ先チェックして、リフレッシュさせ、次回も頑張ってもらいます。

・再生 その1 研ぐ

フックシャープナーなるヤスリのようなもので、先端を研ぐと一時的に復活します。完全回復のベホマではなく、限定的な復活ですからホイミレベルですが、まだまだ戦えます。形状にゆがみが無く、爪上で止まればリサイクルOKです。ほんの数秒、研ぐことで復活できるので、このひと手間は有効です。

・再生 その2 ライン交換

フックに問題がなく、ラインにサワラの擦れが生じ、自作のフックシステムならアシストラインを交換しますが、とりあえず全交換をして、戦線復帰が先です。

フックが劣化していなければ、それを活用してアシストラインだけを交換します。簡単に結べて、復活です。

自作の大事なフック メンテやリサイクルでしっかり使う

自作の大事なフック メンテやリサイクルでしっかり使う

 PEラインの交換時期のページ

 ジギングアシストフック 強い簡単結びのページ

 アシストフックとラインの大きさ太さの備忘録のページ

 「タックル&リグ」一覧のページ

 あとがき

アシストフックやラインの形状などに問題があれば交換が大前提です。ただし、リサイクル可能な場合もありますので、その場は交換しても釣行後メンテナンスをするとホイミレベルの復活はできます。リーダーやPEラインは復活できなくても、フックシステムはメンテ次第の部分もあります。

最初から最後までルアー交換もあるので、一組のフックではないでしょうから、メンテをして使用すると、何回も何匹も釣れるので使用後のメンテはお忘れなく。